
22卒 インターンES
戦略コンサルタント

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Q.
経営コンサルタントとして成し遂げたいこと
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A.
自身の持つ多様なバックグラウンドを応用して、グローバルにおける発展の一助を担うことです。以下の2点の経験がきっかけでそのように思うようになりました。 1点目は、過去に参加したMITのデータサイエンティスト育成プログラムで、情報科学に対する知見を得るだけでなく、様々なバックグラウンドの参加者やメンターとの交流も行うことができたことです。具体的に上記プログラム中で150ほどのPython文法の習得に繋がるのみならず、所属ゼミでの研究活動においてもデータ分析やビジネス現場の知見に基づいた研究ができるようになりました。この経験から、自身の経験を様々な分野に応用できる業務に携わりたいと思うようになりました。 2点目は、台湾への短期留学において現地の経営者の家庭にホームステイをした経験です。ホストファミリーの会社が日本企業の現地法人と取引していたことから、日本企業のアジア地域における将来性を実感したとともに、自分がその一助を担いたいと思うようになりました。 続きを読む
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Q.
あなたが最も面白いと思っている企業の戦略
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A.
私は対象企業として「任天堂」を選択します。 任天堂社は経営戦略上、ユーザーのTarget設定及びその獲得が非常に効果的であり、特にその開発制作戦略及び価格販売戦略の連携親和性が高いことに興味を惹かれました。 開発・制作戦略においては、上記全ての顧客層に対してカバーできる作品の確立を行なっている点です。開発段階における理念として「低いゲーム参入障壁」「没入感」をあげております。具体的に「ポケットモンスターシリーズ」では単純な操作性とともにストーリーの複雑性を武器にTargetの幅を広げている一方で、コアユーザーにおいては大会などの開催を中心に熱狂ファンの流出防止・囲い込みに成功しています。さらにシリーズ化・リメイク作成により「ゲーム離反世代」に対しても取り込むことで、全ユーザー層の取り込みとそのブランドイメージの確立が非常に効果的に行われていると感じました。 次に価格戦略においても自社のブランド力を鑑みた上で「リピート戦略」を効率的に行なっていると考えられます。ハードウェアの価格を製造コストに対して低価格に設定する一方、ソフトウェアにおいては他社比較した際に相対的に高額な価格設定を行なっております。上記戦略によりユーザーの購入ハードルを下げ、ゲームを行う上での必要条件を満たすことができていると言えます。さらに前者の開発戦略に沿った製品は継続的に購入が見込まれるため、ソフトウェアにおける付加価値を最大限にまで高めていると思われます。この価格販売戦略により上記の開発および制作戦略の効果をさらに増長させることができていると考えられます。 上記における開発戦略・価格販売戦略そのものの効果が高いのもさることながら、それぞれの戦略連携こそが、任天堂におけるゲーム事業の高い収益性に寄与しております。結果として現在は長期的な成長性及び安定性を有していると感じました。 続きを読む