18卒 インターンES
デザイン職
18卒 | 多摩美術大学 | 女性
-
Q.
あなたが学生時代に一番力を入れたことを教えてください
-
A.
私は好きなことをとことん追い求めることができる性格です。 なので、やりがいがあると思ったことはどんどん突き詰めて自分のエネルギーを注ぎ込んで制作をしてきました。 特に自分の大学生生活をここにかけようと思った活動は情報誌を制作することでした。 私はさがまち学生クラブという相模原市と町田市の大学生が有志で集まり、地域の活性化や地域ならではの特色を伝える団体に所属しています。そこでの私の役目が地域の魅力ある場所を学生目線で伝えるフリーペーパー制作でした。 制作は情報誌全体のコンセプト決めの段階から担当企画のアイデア出し、企画書制作、取材、記事の推敲まで一から手がけました。 より面白い情報を伝えたいという思いから、紙面制作班のメンバーの中でリーダーとして会議をまとめたり、本来なら学生は行わないデザイン作業をラフを書くことからデータで制作するまでデザイナーさんと一緒に考えたりしました。 情報誌の制作は、完成させるまではハードなスケジュールです。ですが、自分の企画が面白そうだと言ってもらえたり、企画の取材で美味しいパンケーキが食べられたり、アイデアが実現したりと刺激的な作業工程を重ねるにつれ、思い描いていたイメージがどんどんと視覚化されていく過程が自分にとってのやりがいにつながりました。 例えば私は初めて企画した記事でダチョウ牧場の特集を行いました。普通の雑誌では紹介されない場所であることと、地域にしかない特別な場所という観点で面白い企画を立てたいと思いダチョウを飼育しダチョウが食べられる牧場の取材企画を提案しました。するとたくさんのメンバーから実際に紙面で読んでみたいという感想をもらいました。そして実際に牧場に取材をし、ダチョウと触れ合い、ダチョウ肉のカレーを試食し、満足のいく記事を書くことができました。さらに私の企画した記事はインパクトがあるということでその号の表紙として私が撮影したダチョウの写真が使用されることにもなりました。その冊子が自分の大学構内に置かれている様子を見た時は感慨深い気持ちになりました。 もちろん楽しいことばかりではなく、アクシデントや壁もありました。 文章を考えていくうちに本来伝えたかった内容とぶれてしまった時もありましたし、記事の確認をして頂いた際に、伝えた内容と異なるので取材した記事は掲載しないで欲しいと取材先の方から命じられた時もありました。デザインのレイアウトも最初は何を伝えたいか明確に伝わらないデザインでした。 ですがもう一度根本から立ち返って企画を見直すことで、何を優先すべき情報なのか考えることができました。また、取材先の方から厳しい指摘を頂いた際も綿密に連絡を重ねることにより双方も読み手も満足する記事の完成へと近づかせることができました。 デザイン作業もデザイナーさんの作業内容を拝見したり、雑誌のレイアウトを観察したり、様々なデザインを模写してみたりすることで少しずついいレイアウトを考えることができました。 私は今でも情報誌の制作は続けています。就職活動の時期へと入っていますが、制作が楽しいことと大学生の今しか作れない記事があると思い春に発行する冊子を作っています。 私の制作意欲の根本にあるものは人に楽しんでもらいたいという思いと、人が楽しいと思うものを自分で作ることで楽しみたいという二つの思いがあります。 今回のインターンシップではその自分の制作意欲が十分に発揮できると感じました。また10日間という長い期間集中して一つのものを制作することができるということで、自分が情報誌制作で養った企画力や、最後まで追求して完成させる力を持ち味に密なサービスを作り上げたいと思いました。 続きを読む