- Q. 志望動機
- A.
株式会社URリンケージの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2019卒株式会社URリンケージのレポート
公開日:2018年12月20日
選考概要
- 年度
-
- 2019年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 技術系総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
説明会ではパンフレットは渡されるものの、企業研究にはやや情報が不十分なものとなっています。したがって、自力でWEB等で調べることが必須となります。具体的には会社HPを隅々まで見て、URリンケージという会社がどのような使命を持って、どういった強みを生かして、社会に貢献していくのかを自分なりに整理しておくことをお勧めします。ちなみに会社HP以外の情報収集源はほとんど無いと思うので、会社HPでの綿密な企業研究が内定を貰う近道だと感じました。
また面接では、将来どういった形で活躍していきたいかを、今まで経験してきたことなどを絡めて伝えることがとても大切だと思います。
またURリンケージには様々な資格を持った方々が活躍されています。そのため、資格取得に関しての質問、たとえば「どのような資格を取りたいか」などの質問等に答えられるようにしておくことも大切です。
URリンケージでは、事務系総合職・技術系総合職の2業種で募集があります。技術系総合職に志望する方は、どういった仕事をしたいかを特に良く聞かれると思います。必ず具体的な業務、その理由を自分が行っている研究等を基に答えましょう。
志望動機
私は、まちの環境づくりを通じて、多くの人に愛されるまちづくりを行なっていきたいと考えています。私は現在、河川環境に関連した研究を行っています。対象としている川の近くにお住いの方々は、川や生き物、自然に愛着をもち、生活されていることを、住民の方々のお話を伺う中で実感致しました。この経験から、人々と地域を取り巻く自然環境というものが、生活の質、住まいやまちの価値の向上に、大きく寄与していると考えるようになりました。御社では、UR都市機構のグループ会社として、総合的な住まいづくり・まちづくりを進めていく中で、多くの環境計画や環境対策の立案、策定、またそれに向けた調査に取り組まれています。そしてハードなまちづくりだけでなく、地域のワークショップの運営などの支援、いわゆるソフト面でのまちづくりにより、実際にその地に住んでいる方々の思いを計画に反映するという姿勢が感じられました。こういった理由から、ハード・ソフト両面で技術力・ノウハウを発揮し、まちづくりだけでなく環境づくりでも住まいとまちの価値を高めていける御社を志望しております。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2018年04月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2018年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
ESではなく履歴書(学校指定)の提出だったので、一般的な質問が殆どだった。志望動機、会社に入ってしたい仕事、大学で学んだことを社会でどう活かすか。
ES対策で行ったこと
4月ということもあり、3月に他企業に提出したESを読み直し、より自分の強み、思い、考えが相手に伝えられるような文章に推敲していきました。論理破綻していないことも確認しました。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生6 面接官3
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 人事部の偉い方/人事部の方/不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
正直、自分のしたい仕事を聞かれた時に少し吃ってしまい、うまく答えることができなかった。そういうことを考えると、おそらく前半のGDでかなり評価されたと自分では感じた。特に話づらいような場面で、最初に話し出すことは当然勇気のいることなので、その部分で積極性が評価されたのではないかと思う。
面接の雰囲気
面接官は、全員穏やかな印象であった。自分が話しているときは、顔を見て頷いているのがわかり、すごく話しやすい雰囲気であった。
1次面接で聞かれた質問と回答
あなたの強みを教えてください。
自宅と大学の往復2時間(電車)を利用し、宅建取得に励見ました。大学受験失敗を経験したことを思い出し、基礎・土台の部分を大切にしようと考え、参考書を50周以上読み込みました。そういった中で、基礎力が定着すれば難問にも対応できることが、過去・実践問題集を解く中で実感でき、約10ヶ月後の試験では合格ライン(35点)を大きく上回る42点で合格することができました。私がこの経験で得た能力と強みは2つあると考えています。1つはコツコツと努力できること、もう1つは基礎となる部分を疎かにしないことです。この二つは社会人になっても重要な力だと感じています。御社では様々な有資格者が各分野で活躍されている。私もこの経験で得た能力を活かし、自己研鑽に努め、社会に貢献できる人材になりたいと考えています。
前半のGDで、あなた自身はどのような役割を果たしたか、またどのようにその役割を全うしようと考えたか教えてください。
私は、ファシリテーター的な役割を果たしたと思っています。話し合う話題もグループで受験者たちで考えるということもあり、やや沈黙が続きましたので、話しやすい雰囲気づくりを作るという意味で先陣をきって受験者の皆様に話題提供を致しました。結果的に提供させていただいた話題を採用され、最終的には面接官の皆様に話し合いの成果を報告できたことは、役割を全うできたと感じました。話し合いの中でも、話題についていけない方へ話を振るなど、ファシリテーターとしての役割を果たすことができたことは、大学での講義(ファシリテーションの演習)などを十分に活かすことができたと思っておりますし、社会に出て住民の方々との意見交換の際にも役立つものだと思います。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
一つの参考書を何回もやる。解けなかった部分には、印をつけるなどして解けるまで復習する。
WEBテストの内容・科目
玉手箱
2次面接 通過
- 実施時期
- 2018年06月
- 形式
- 学生1 面接官6
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 各部署の本部長等
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
いろんなものに興味を示すことが伝わり評価されたと思う。URリンケージは技術のスペシャリストよりも「ジェネラリスト」を好む傾向にあるので、そういう「ジェネラリスト」になる要素がある(伸び代がある)という意味で評価されたと感じた。
面接の雰囲気
面接官の人数が多く、かなり圧倒された。基本的には自分の話を真剣に聞いてくれる方々だったので、途中からは落ち着いて受け答えできるようになった。
2次面接で聞かれた質問と回答
アルバイトの内容、アルバイト経験から得たもの。
私は、スーパーマーケットの青果部門で夜間のアルバイトをしております。業務内容としましては、主にバックヤード・売り場の清掃、野菜の収納・品出し、次の日の準備などをしております。基本的には、一人で部門を管理しています。
私は人前に出ることが苦手で、少し人見知りであることを自覚しており、接客業を通じて克服できればと思い、アルバイトを始めました。アルバイト開始当初は、それらが原因で、お客様を戸惑わせてしまうこともしばしばありました。「お客様に変に思われたくない」と失敗を恐れてしまっていることが、かえって自信なさげな態度に現れていると実感しました。その問題を乗り越える糸口として、従業員との仲を深めることに尽力しました。理由としては、自分がもし失敗しても、協力してもらえるような関係性を創り上げることで、失敗を恐れず挑戦できると考えたからです。結果として、お客様への応対で、自信を持った態度で接することができるようになりました。この経験で得た「自信」や「コミュニケーション力」というのは、企業のインターンシップでのグループワークや発表,卒業論文中間発表などで活かされたと思います。緊張してしまうことは周りの人に比べるとまだまだありますが、それでもこの経験を基に自信を持って何事にも臨み、誰からも信頼してもらえるような人間になりたいと思います。
インターンには参加しましたか。参加したのであれば、どのような業界のインターンに参加したのか、参加理由について教えてください。
様々な業界のインターンシップに参加しました。参加したインターンシップの業界は多岐に渡るのですが、たとえば銀行や不動産(販売)、食品メーカー、経営コンサルタント、人材、教育などの業界です。参加理由は、どういった業界が自分の性格に合うのか、強みを活かせるのかを確認したかったのがまず一つ目の理由です。二つ目の理由は、単純にさまざまな業界に興味があり、仕事を体験してみたいと考えたからです。そういったインターンシップの参加を通じて見つけたのが建設コンサル業界であり、御社です。御社のインターンには参加はできませんでしたが、建設コンサル業界や御社を発見できたのも、さまざまな業界のインターンシップに興味を示した結果だと思います。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2018年06月
- 形式
- 学生1 面接官9
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 社長、各部署の本部長、人事部長
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接では、入社後を見据えたビジョンを明確にし、それを明確に伝えることが大切だと思います。将来したい仕事、取りたい資格、キャリアアップについてなどを自分の考えをきちんと整理して答えることが評価されるために必要だと感じました。
面接の雰囲気
二次面接よりさらに圧倒される感じ。雰囲気も厳かで、上手く話せなかった記憶がある。社長から質問を受ける機会が多く、その度に緊張具合が高まった。
最終面接で聞かれた質問と回答
現在資格の勉強をしているか。会社に入ったらどのような資格を取得したいか。
現在はビオトープ管理士という資格取得を目指して勉強をしています。ビオトープ管理士というのは、自然と共存した美しい地域の創造をめざす技術者のための資格のことです。将来逸早く活躍するために取得を目指しております。また入社後に取得したい資格は、まず最初に技術士補の資格を取得したいと考えています。技術士は建設コンサル業界で最も信頼のある資格であると認識しております。その登竜門としてまず技術士補の資格を得て、実務経験を積んだ後に本命の技術士に挑戦したいと思っています。御社には数多くの技術士が活躍しておられると思いますので、その方々を良い手本にして勉強をします。また、再開発プランナーの資格も取得したいと考えています。御社は、市街地再開発などの事業に取り組まれていることを、御社のHPで拝見しました。再開発プランナーの資格を得ることで、御社での活躍の場を広げることができると考えています。
入社後にしてみたい仕事は何ですか。
私は、御社に入社してまちづくりと環境計画に携わりたいと考えています。私は大学1〜3年で環境全般について幅広く学び、現在も河川環境関連の研究を行っています。そして不動産、まちづくりに興味を持ち、宅地建物取引士試験の勉強を自主的に行ってきました。そういった大学生活の学びの中で、緑や水など、私たちの生活を取り囲む自然環境は“まち”や“すまい”、人びとの生活を健康で豊かなものにするものだと考えるようになった。御社に入社したら、環境に配慮したまちづくりに関する計画、環境共生をめざした計画、緑環境保全計画の立案・策定等に携わりたいと考えています。そして、まちづくり・すまいづくりの価値をより高めるあるための環境づくりに尽力していきたいと思っている。また、御社はスペシャリストよりもジェネラリストの育成に力を入れていると説明会でお伺いしました。なので、自分が学んできた自然環境に係る業務だけでなく、団地再生など今まで触れたことのない分野の業務にも携わってみたいと思います。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定を頂いた後、内定承諾書の提出を求められました。その後入社を決意したか確認の電話がきました。私はこの会社が第一志望だったので、すぐに入社の意をお伝えしましたので、就活をすぐ辞めるような指示等があったかどうかはわかりません。
内定に必要なことは何だと思うか
まず、他の建設コンサル企業との差別化を図ることが大切です。URの関連企業という強みが魅力であることを志望動機などで言うと説得力が増すと思います。また、常日頃からさまざまな方向にアンテナを張って、いろんなものに興味を持つことも大切です。繰り返しになりますが、この会社はジェネラリストの存在を求めています。そのため、さまざまな興味や知見を持ち、それを業務に活かせることを面接官に伝えることができれば、かなり印象に残る学生になると思います。あと、内定後にわかったことなのですが、学歴は全くといって良いほど見られていません。それよりも大学でどんなことを学んできたのかが重要だと思いました。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
まず志望動機、入社後にしたい仕事、学生生活の中で学んだことなど、基本的な質問に答えられることが大切だと思います。内定が出なかった頃を振り返ると、こういった基本的な質問にうまく答えることができなかったと思います。なので、何回も受け答えの練習をすることをお勧めします。また、自分では自己PRに繋がらないと思うエピソードも、就活対策本等を参考にして上手く自己PRや志望動機に昇華できることもあるので、あまり悲観的にならず前を向いて就活に望んで行くことが大切です。
内定したからこそ分かる選考の注意点
いわゆる「売り手市場」と呼ばれる時期に就活をしていたこともあり、少しだけ就活を甘く見ていた部分がありました。しかしいざ始まってみると滑り止めの企業に多数落ちたこともあり、もっと緊迫感を持った就活をすべきだったと思いました。結果的にはこの会社に内定を頂けたので良かったですが、貰えてなかったと思うとゾッとします。この体験談を反面教師にして、悔いのない就活をして頂きたいと思います。
また、面接の苦手な人は是非面接選考付きのインターンに参加して見てください。コツは掴めなくとも、緊張感のある雰囲気は感じることができると思うので、そう考えると就活解禁後は一歩先のスタートラインに立てる感じがします。
あと、会社の説明会は回数がかなり限られています(確か3日間で6回の説明会だった気がします)。マイナビでの情報収集を絶やさずに行い、確実に説明会に参加するようにしましょう。説明会で履歴書を提出するはずなので、参加できないと選考自体に進めません。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定者懇親会が10月、12月、2月にあります。来年度から同期になる方との親交を図ることができ、先輩社員に色々聞ける食事会を開いてくれます。
人事の方からは「質問等あれば、メールで対応できます」と言われており、フォローも充実していると感じました。
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URリンケージの 会社情報
会社名 | 株式会社URリンケージ |
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フリガナ | ユーアールリンケージ |
設立日 | 1974年5月 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 1,848人 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 西村志郎 |
本社所在地 | 〒135-0016 東京都江東区東陽2丁目4番24号 |
電話番号 | 03-6803-6200 |
URL | https://www.urlk.co.jp/ |
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