【信金中金の魅力を体感】【22卒】信金中央金庫の夏インターン体験記（文系/総合職）No.16977（慶應義塾大学/男性）（2021/8/9公開）

独自の立ち位置を誇る系統中央機関に興味を持ったため。全国の信用金庫に対するコンサルティング業というのがかっこいいと感じ、より具体的に知りたいと思った。金融業界の中では特殊で、ノルマに追われることもなく比較的のんびりしているというのも魅力だった

簡単なesのみだったため、特別な工夫はしていない。esを書くのには、one careerを参考にしていた

そもそも同業他社というのが存在しない。esは簡単で倍率も低かったようなので、夏インターンに関しては特別選考で重視されている点もないと思う

架空の信用金庫に対する経営コンサルティングを考える

1日目に業界や信金中金に関する事前学習があり、2日目にグループワークを行う

信金中金の立ち位置、業務内容。経営コンサルティングの考え方

架空の信用金庫に対する経営コンサルティングを考える

1日目にやったこと

1時間半の事前学習で、信用金庫業界のことや学生にあまりなじみのない信金中金の基礎知識を学んだ。いわゆる説明会であり、学生はZOOMにつないで聞いているだけであった。

2日目にやったこと

4~5人のグループで架空の信用金庫の財務諸表やデータを読み解き、経営コンサルティングを考える。財務諸表の読み方などはワーク前に説明されるがかなり難しかった。しかし、ワーク中にも職員の方に質問ができ快く答えてくれた。また、ワーク前に役割を決めるのだが、誰がどの役割になったかを報告し、向こうがメモっていたようなので後の評価材料になっているかもしれない。ワークの後に信用金庫のお偉いさん役の人事の方に対してプレゼンを行いフィードバックをもらって終了。

人事

なし

グループワーク中にわからない点があり職員の方に質問したところ、快く答えてくださった。ワークの発表に対しても、かなり重役の人事の方が優しくねぎらってくれて人が良い組織だと感じた

架空の信用金庫の財務諸表を読み解くのだが、直前に用語などの説明を受けるとはいえかなり難しい内容だった。とはいえワークを進めるだけなら財務諸表をすべて読み込める必要もなく、きちんと押さえるべきところを押さえる要領の良さも求められていたと思う。私も含め他のメンバーもグループワーク慣れしておらず、最初の方は意見が積極的に出なかったのも大変だった

ワークの役割を最初に決めるのだが、誰も積極的に仕切りたがったりはせずあまり目立たないタイプの人が多かったように思う。

信金中金は学生にはなじみのない特殊な組織であり、インターンに参加して事により業務内容や業界について理解を深められたことが良かった。また、ワークの内容も財務諸表を読み解くというものであり、地味ではあったがかなり現実に即した内容だったのではないかと思うので、仕事に対するイメージを持つことができた

簡単な簿記の知識などあればもっとワークをスムーズに進めたり、グループを引っ張っていけたと思う。また、1日目の事前学習と2日目のワークで日が離れるため、2日目の前に1日目の飼料をもう1度読み直しておくなどしておけばよかったと思う

職員の方も参加している学生も穏やかで真面目層であり、自分に合っていると感じた。また、インターンシップ後にインターン参加学生のみを対象とした職員の座談会が複数開催されるため、そこに参加することでより組織の雰囲気をつかみ自分がそこで働くイメージを持つことができた

インターンの参加学生は、その時点で就活にバリバリ注力しているといった感じではなく、自分でも太刀打ちできると感じた。また、特殊な組織であるため夏時点で信用金庫業界や信金中金に対する理解を深めることで、他学生と差をつけることができていると思う。

地域の方々から必要とされていながらも、将来性が危ぶまれる全国の信用金庫のために、中央機関としてコンサルティングを行う唯一無二の使命に魅力を感じた。また、金融業界にありがちな「数字至上主義」「体育会系」といった感じではなく、自分にとって働きやすそうな雰囲気を感じた。

直接の優遇はないが、面接で「座談会に3回出席してくれていますね！」と人事に言われるなど、イベントの参加はチェックされていることがわかった。また、特殊な組織であるため夏時点で理解を深めていくことは多学生へのリードとなる

経済学部であるという単純な理由から金融業界をみていた。その中でも、メガバンクや証券の体育会系な雰囲気は自分に合っていないと感じ、比較的穏やかな政府系金融や系統中央機関を特に重点的にみていた。そのほか、メーカーやコンサルなどあまり業界は絞らずに興味のわいたところはどこでもインターンシップに応募するようにしていた

インターンシップ参加前からネットでいろいろと情報収集していたため、イメージの変化は特になかった。ただ、インターンシップに参加することでこのような雰囲気が自分に合っていると確信することができたため、全国信用協同組合連合会、全国銀行協会など同系統の組織にも興味がわき、系統中央機関、政府系金融業界が第1志望として固まった