22卒 本選考ES
研究開発職
22卒 | 立命館大学大学院 | 男性
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Q.
現在取り組んでいる研究の内容について、詳しく教えてください。
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A.
アディポネクチンという糖尿病を改善するホルモンに関する研究をしています。糖尿病患者は1000万人にのぼり、そのうち約半数が高血圧症を併発していると言われています。本研究では糖尿病合併高血圧症患者の効率的な治療を目指し、高血圧症治療薬の糖尿病に対する効果を調べました。高血圧症治療薬であるテルミサルタンがアディポネクチン分泌を増加させる作用を持つことが報告されています。そこで、テルミサルタンとメカニズムが似た他の薬物も同様に糖尿病改善に寄与するのではないかと考えました。それぞれの薬物についてアディポネクチンの分泌量を測定したところ、テルミサルタン以外の薬物はアディポネクチン分泌量を変化させませんでした。現在、医者はこれらの薬物を区別なく処方することが多いです。しかし本研究結果から、糖尿病と高血圧症を併発している患者に対する薬物治療の選択に有用な情報を提供することができます。 続きを読む
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Q.
当社や上記職種を志望した理由・きっかけを教えてください
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A.
「優れた医薬品をもっと身近に」という企業理念に魅力を感じ、貴社を志望いたします。私はマラソンランナーとして健康に人一倍気を遣ってきました。それをきっかけに自分だけでなく、世界中の人々の健康を守る仕事に携わりたいと考えるようになりました。中でも貴社は若手社員が積極的に活躍しており、貴社でこそ私の「周りの人がしないことに挑戦する」という強みが最大限に活かされると確信しました。また、人々の健康を支える医薬品を自らの力で世に送り出したいと考えたため、分析研究職を志望致します。実際に自分が開発に携わった医薬品を患者に使ってもらう喜びを感じることが私の願いです。分析研究職は医薬品を世に送り出す最後の砦であり業務のミスは許されない職種であると考えています。持ち前の忍耐力で正確に職務を全うしたいと考えています。私の研究は薬物を服用しやすくするために、患者に情報を提供することを目的としており、相手の立場に立って課題を考える必要があります。分析研究は製剤研究よりも患者に近い立場で医薬品を送り出すことができると考えています。そのため、分析研究職において私が研究で得たものがより活かされると思います。 続きを読む