【光の力で未来を照らす】【20卒】トプコンの技術職の本選考体験記 No.7486（静岡大学大学院/男性）（2019/7/12公開）

SPIの参考書を繰り返し練習して、問題に慣れておいた。

言語、非言語、性格診断

作文の内容は説明会の時に聞かされていたので、準備していった。準備した内容を試験直前まで読んで暗記した。

数学(60分)、高卒レベルで、接線問題や確立、面積問題など。
作文(50分)、「トプコンに入社して、将来実現したい事」

志望動機/研究内容/長所・短所/人に負けない自信の強み

他の企業と同じような質問内容だったため、志望動機以外は元々書いていたものをそのまま提出した。筆記試験の対策の方が大変だった。

自分の持っている専門知識をしっかりとアピールすることが必要だと思います。様々な部署の人がいるので、どこかで拾ってくれると思います。

雰囲気は真面目で淡々としていた。面接官の人数が多いこともあり緊張してしまうと思うが、雰囲気にのまれず自分の考えを自信をもって話すことが大事だと思う。

研究で培った技術を弊社でどのように活かせると考えていますか。

私の研究室では生体内に800nm付近の近赤外線を照射し、生体組織の光吸収を明らかにする研究を行っています。この一連の実験手法は高い光学技術をもつ御社で大きく活かせると考えています。
生体内に光が入ったときにどのような経路を通るかということを2次元的に解析するために、C言語を用いてシミュレーションソフトを作りました。モンテカルロ法によって解析を行い、光がとおる様子を動画で確認することもできます。そのため、C言語やArduinoなどの言語を扱うことができます。
実測では、回路やアンプ、オシロを用いて計測しており、非常に小さな光の変化を計測していたため、フィルタを用いて外乱光ノイズを除去したり、電流電圧変換回路を作ることで微小な電流の変化を見やすくする工夫をして実測していました。そのため、アナログ回路設計技術で貢献することができます。また、デジタル回路については研究では扱いませんでしたが、授業では得意科目でしたので、扱うことが可能です。

海外経験はありますか。

学部2年時にカナダのアルバータ大学に1ヶ月間短期留学に行きました。私は英語に対して苦手意識を持っていたため、その苦手意識を取り払うために留学に行きました。留学中は老夫婦の家にホームステイさせていただき、休日にはお孫さんたちと遊んだり、出かけたりして貴重な経験をすることができました。平日は午前中に大学で授業を受け、午後には大学の学生に周辺を案内してもらうなどの交流活動を行いました。大学の留学プログラムで参加したので、しっかりと英語力を向上させるためのプログラムが組まれており、とても忙しかったですが、英語力を大きく向上させることができました。この自身の英語力を生かし、御社では積極的に海外に挑戦したいと考えています。

最初に人事の方から何点かテンプレの質問をされ、そのあと技術職の方から研究の深掘りを雑談に近い形でされます。自分の専門性の高さが重要になってくると感じました。

1次面接の時よりも雰囲気は固かった。専門性の高い質問をされるので、自分の研究をどれだけ理解できているかが重要だと思う。

志望動機と会社でやりたいことを教えてください。

学生時代にボランティア活動の一環で様々な病気を持つ子供たちとの交流活動を行った経験から、将来は医療機器開発を通じて社会に貢献したいと考えています。特に自分の研究テーマの一つでもある早期発見につながる診断機器の開発に興味があります。眼科向け医療機器の目の血管情報を計測する技術を応用すれば、脳や心臓などの異常も発見することが可能であると考えており、御社の診断機器の開発を行うことで多くの方の病変の早期発見に貢献できると考えたため、志望いたします。
もし入射できた場合、アイケア事業分野で、病気の早期発見に繋げる診断機器の開発を実現したいと考えています。研究で身につけた生体計測技術を生かして、眼底カメラや3DOCTなどの病変の早期発見につながる技術の開発をしたいです。

自己PRをしてください

私は自身の忍耐力と責任感の高さに自信を持っています。高校時代にハンドボール部に所属していたのですが、先生の指導がとても厳しく、一緒に入った同期がほとんど練習に来ないということがありました。同じ代で私しか練習に来ていないという日もあったのですが、ハンドボールがうまくなりたい一心で厳しい練習に耐え、ほぼ毎日欠かさず練習に行っていました。また、練習に人が来ないと先生や先輩たちが困ってしまうため、私は同期に練習に来るように熱心に声をかけ、同期の半分ほどは練習に復帰させることができ、残りの人たちも週に3日程度は練習に顔を出してくれるようになりました。引退試合ではいい成績を残すことができませんでしたが、同期が一人も欠けず全員で試合に出れたことはとてもうれしく思っています。