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オリエンタル酵母工業株式会社 報酬UP

【食と健康の可能性】【18卒】オリエンタル酵母工業の食品化学系の本選考体験記 No.3345(静岡県立大学大学院/女性)(2017/12/14公開)

オリエンタル酵母工業株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2018卒オリエンタル酵母工業株式会社のレポート

公開日:2017年12月14日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 食品化学系

投稿者

大学
  • 静岡県立大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

 面接の際に、「どんな企業研究をしたか」を尋ねられることがありました。その会社を知るために、会社説明会のときの資料であったり、日清製粉グループやオリエンタル酵母工業のホームページは隅から隅までしっかりと読み込んでいきました。また、「前の面接の時よりも深く企業研究したこと」も聞かれました。前の面接のときに、上手く答えられなかった質問であったり、自分自身で足りなかったと思われる点をさらに深く調べていく必要があったので、毎回面接の反省を行い、足りなかったことは、様々な資料を見直して、理解を深めていく必要がありました。
 食品企業の中でも、原料メーカーであり、B to B を中心に行っているため、名前の知られていない会社であるが、なぜ志望したのか問われます。名前の知られている企業の方が志望度が高いのではないかと思われていると思います。そこは確実に、自信をもって伝えられるようにしておくとよいと思います。

志望動機

「食」で人々の健康に貢献したいと考えています。私は、美味しいものを食べるととても幸せな気持ちになることから、食の持つ可能性に期待をし、管理栄養士を目指しました。しかし、大学での勉強を通して、食は人を健康で幸せにする一方で、偏った食事や知識は、不健康にするということを知りました。そこで改めて、管理栄養士の役割は、栄養に関する正しい情報を多くの人に伝えていき、健康の維持・増進に寄与することだと感じました。このことより、私はこの資格を活かして、人々を健康にするような商品を自らの手で生み出したいと考えるようになりました。食品業界の中でも、小麦関連製品はよく食べるものであるため、多くの人の健康に寄与する事が出来る、非常にやり甲斐のある仕事だと思います。また、貴社は食品に限らず、バイオや海外事業にも注力しており、貴社でしたらより多くの人の健康に貢献できるのではないかと思い、志望しました。

エントリーシート 通過

実施時期
2017年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

希望部門/希望職種/力を入れて取り組んだこと(400文字)/志望動機(400文字)/研究概要

ES対策で行ったこと

もともとは、日清製粉株式会社を受ける目的で、マイページ登録をしました。そしたら、日清製粉グループの他の会社も受けることができるみたいだったので、ついでに出そうと思って出したため、特に対策はしてません。ESの質問もありきたりなものばかりであったので、あまり悩まずに提出しました。

WEBテスト 通過

実施時期
2017年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

WEBテスト対策で行ったこと

大学のキャリアセンターで開催している「SPI講座」でもらった資料を見直し、解き方のポイントを確認しました。

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、性格診断

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2017年04月

筆記試験 通過

実施時期
2017年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

筆記試験対策で行ったこと

みん就や就活会議などの口コミを参考にして行きました。しかし、書いてあるものとは全く違うテストであり、毎年違うのではないかと思いました。

筆記試験の内容・科目

オリエンタル酵母工業株式会社独自の筆記テスト

1次面接 通過

実施時期
2017年05月
形式
学生1 面接官4
面接時間
20分
面接官の肩書
人事の方2名と希望している部門の課長2名
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

面接では、私の実家が食品会社を経営しているというところに興味を持たれて、たくさんの質問をされました。私の態度が良かったというより、私の経歴に興味を持ってくれたのかと思います。

面接の雰囲気

面接は、雑談のような感じでした。
決まった質問事項があるわけではなく、面接官がその場でESを見て質問を考えているようでした。

1次面接で聞かれた質問と回答

大学時代に力を入れて取り組んだこと。

大学時代に力を入れて取り組んだことは、管理栄養士国家試験の勉強です。国家試験は正解が6割以上で合格となりますが、管理栄養士として働いていくには、合格点ぎりぎりで合格しても知識不足であると先生方がおっしゃっていました。私は将来、管理栄養士の資格を活かして働きたいと考えていたため、正解が8割での合格を目標にしました。しかし、校外実習や卒業研究などがあって忙しかったため、最初の模擬試験では、正解が6割にも達していませんでした。このままでは目標を達成するどころか、合格も危ういと感じ、どんなに忙しくても毎日最低4時間は勉強する時間を確保しました。また、模擬試験で間違えたところは、そのままにせず、理解できるようになるまで徹底的に復習するようにしました。その結果、成績が伸びだし、正解が8割以上で合格することができました。「継続は力なり」という言葉の通り、継続することで身につくということを実感しました。

どんなことに挑戦したいか。

私は、おいしいものを食べると幸せな気持ちになり、身体だけではなく心も健康になることから、御社で「おいしい商品づくり」にチャレンジしたいです。御社は、酵母を中心として食品からバイオ事業まで幅広い事業展開をされていますが、会社説明会の際に「酵母」ではなく「パンの窓」を通して事業活動をされているというのをお聞きしました。御社でなら、常にお客様視点に立ち、おいしくて、心も体も健康にできる製品を多く扱えるのではないかと思い、魅力を感じております。御社に入社しましたら、今まで学んできた知識や管理栄養士の資格であったり、私の強みを活かして、御社の研究成果を「おいしい商品」に生まれ変わらせていきたいと思います。

2次面接 通過

実施時期
2017年05月
形式
学生1 面接官3
面接時間
20分
面接官の肩書
人事1名、希望している部門の部長2名
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

一次面接を通過するまで、志望度が低かったというのもあるのですが、全く企業研究というものをしていませんでした。説明会や一次面接を経て、志望度が上がってきたため、二次面接の前には、本当に資料やネットにある情報を読み込みました。しっかりと企業研究をしたのが評価されたのだと思います。

面接の雰囲気

第一印象は怖いと感じたのですが、話を笑顔でよく聞いてくれていたため、緊張がほぐれました。また、面接の最後に、次にある最終面接を受ける際のアドバイスをくれました。

2次面接で聞かれた質問と回答

前回の面接から今回の面接まででさらに企業研究はしましたか。どんなことをしましたか。

前回の一次面接の時、扱っている食品の中でどれに携わりたいか聞かれたとき、ぼんやりとやりたいことはあったのですが、明確には答えることができず、何個か候補を挙げました。面接後にどの商品の商品開発がしたいのか明確にするために、会社説明会でいただいた資料や聞いたお話、御社のホームページを改めて隅から隅まで読み直しました。たくさんある中で、私は、季節の素材、地域料理、健康素材を取り入れたアイテムを多数扱っている「総菜」の開発をしたいと思いました。
このように答えた後、具体的にどのページの何を見たのか、そこに書いてあったことで印象的なことは何かなど、細かく確認されました。選考が進むに度に、企業研究をしていかなければと思いました。

どんな研究をしていますか。

私は、「災害時における健康維持に関する研究」というテーマで災害栄養に関して研究をしています。大規模災害時にはライフラインの早期復旧が最優先課題となります。しかし、復旧作業にあたる作業員は災害のストレスにより作業効率が悪化し、健康を害する恐れがあります。そこで、作業員の作業効率を確保し、早期復旧に寄与する備蓄食料を活用した災害時対応メニューの立案をしてきました。さらに、栄養マネジメントおよび食事内容の検討のためにヒト介入試験を行い、立案した非常用食事メニュー摂取の効果を検討しています。本研究の結果は、さまざまな施設に対して備蓄する食料の参考となるように情報提供していく予定です。
また、この研究は7月にあります「日本災害食学会」で研究結果を口頭発表させていただきます。

最終面接 通過

実施時期
2017年06月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
人事1名、希望している部門の部長2名
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

よく聞かれる質問ではなく、変わった質問が多かったのですが、その場で考え答えることができました。正解がある質問ではないと思うので、何を評価されたのかわかりませんが、意欲は伝わったのかなと思います。

面接の雰囲気

最終面接のため、緊張感はとてもありましたが、とても穏やかな雰囲気でした。
質問は何を聞きたかったのか未だによくわからないものが多かったです。

最終面接で聞かれた質問と回答

国語と数学だったらどっちが好きですか。なぜですか。

私は、「数学」の方が好きです。どんな問題であっても公式に当てはめていけば、簡単に解くことができるからです。応用問題であっても習ったものをいくつか組み合わせて使うことで解けるので、しっかり身についていると実感することができ、達成感でいっぱいになります。また、国語とは違い、明確な答えが出てくるので好きです。
と答えると、「では、国語のなにが苦手だと感じるのですか?」と聞かれたので、
文章の読解は得意な方なので、国語自体は苦手という意識はないのですが、強いて言えば、文章をうまく書くことが苦手です。就職活動では、最初の難関であるエントリーシートに一番苦労しました。誰が読んでもわかるよう意識しながら書くことで、だんだん文章力がついてきたのではないかと思います。

友達は多い方ですか。思い浮かべてください。その「友達」とはあなたにとってどんな存在ですか。

私のとって、その友達は「ともに切磋琢磨しあった仲間」です。友達というより、戦友に近い感覚です。私が友達と言われて最初に思い浮かんだ友達は、大学時代の友達でした。大学時代は、実験や実習、研究に加え、管理栄養士の国家試験の勉強に追われる毎日でした。国家試験の合格率は、全国的に4割程度と低く、勉強をしていても合格できるのか不安になるばかりでした。しかし、友達がいてくれたことで、話を聞いてもらったり、逆に聞いてあげたりことで助け合いました。また、一緒に勉強をしたり、問題を出し合うことでお互い合格できるように高めあうことができました。一緒にいると楽しいのはもちろんですが、同じ苦労を味わって助け合ったからこそ、離れてしまった今でも定期的に集まって、近況報告をしあえる大切な仲間になったと思います。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

正直に他にも受けているところがあり、受けたいとお話ししたところ、どのくらい猶予が欲しいのか尋ねられ、1週間程度と答えたら、1週間待ってくれました。

内定に必要なことは何だと思うか

食品業界の中でも原料メーカーで、消費者にはあまり名前を知られていないため、どういったことをしている会社なのかを会社説明会でしっかりと説明してくれます。いつ見直しても思い出せるように、しっかりとメモを取っておいた方がいいです。
食品化学系希望の人は、どの商品を扱いたいかで配属が決まってくるため、面接では何回もどの商品に携わりたいのか聞かれます。そこをはっきりとさせ、志望動機に絡めながら説明できるようになるとよいと思います。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

強い信念をもって面接に挑むといいと思います。
私は「心も体も健康になるような商品を開発したい」という信念を持ち、面接で聞かれるたびにそのことを伝えてきました。正直、小麦粉関連製品(特にパン)を扱っている会社なので、健康とは逆の商品を扱うことの方が多いと面接のときに言われ続けました。しかし、そこの信念は買えずに伝え続けた結果、その気持ちを持ち続けたら、将来的にやらせてもらえるかもしれないからその気持ちは大切にしてくださいと言われました。

内定したからこそ分かる選考の注意点

他の内定者の方と話しても、あの面接でなぜ自分が内定もらえたのかわからないとみんな言うほど、雑談の多い面接でした。しかし、みんなに共通するのは、何か夢中になってやったことがあるという点だと思います。本当に好きで夢中になったことがあるのか、雑談の中で探っていたのかなとも思います。

内定後、社員や人事からのフォロー

内定者懇親会や毎月の近況報告メール。
メールには毎回返信をくれます。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 会社のブランド・知名度
  • 社員の魅力・実力
  • 会社の規模
  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
  • 給料・待遇

入社を迷った企業

株式会社武蔵野フーズ

迷った会社と比較してオリエンタル酵母工業株式会社に入社を決めた理由

正直なところ、福利厚生や手当は武蔵野フーズの方がよかったのですが、中食業界は(イメージですが)残業や休日出勤が多く大変そうだったのでやめました。また、面接を通して人事の人が優しかったり、面接官の方がみなさん面白く仲よさそうな感じがとてもつたわってきました。さらに、オリエンタル酵母工業株式会社は、日清製粉グループのグループ会社であるため、将来が安定していると思い、オリエンタル酵母工業株式会社にしました。

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オリエンタル酵母工業の 会社情報

基本データ
会社名 オリエンタル酵母工業株式会社
フリガナ オリエンタルコウボコウギョウ
設立日 1929年6月
資本金 26億1700万円
従業員数 671人
売上高 691億5700万円
決算月 3月
代表者 新井秀夫
本社所在地 〒174-0051 東京都板橋区小豆沢3丁目6番10号
電話番号 03-3968-1111
URL https://www.oyc.co.jp/
NOKIZAL ID: 1569641

オリエンタル酵母工業の 選考対策

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