【アセット活用の新提案】【23卒】伊藤忠エネクスの冬インターン体験記（理系/3daysインターンシップ）No.26703（非公開/非公開）（2022/6/2公開）

エントリー時は就職活動序盤ということもあり、業界や業種を絞らずに幅広い企業にエントリーしていた。伊藤忠エネクスには、エネルギー業界と商社の双方の業界理解を深めることができる機会であると期待し参加を決意した。

この企業のために特別に行った対策は存在しないが、日頃から他企業のインターンも含め多数応募し選考に参加していたので、通過するであろうESを把握しており、また、面接にも慣れておいた。

面接時間は短く、深掘りもない。その中でも人間性を問う質問が複数あり、重視しているように感じた。

伊藤忠エネクスのアセットを活用した新規事業立案型のワーク

企業説明→ワーク説明①→ワーク発表①→ワーク発表②→ワーク説明②→最終発表→評価・振り返り→模擬面接講座→座談会

伊藤忠エネクスのアセットを用いた事業立案の手法。納得させられるような提案の仕方。

伊藤忠エネクスのアセットを活用した新規事業立案型のワーク 面接講座

1日目にやったこと

半日程かけて企業説明を行った。この中で伊藤忠エネクスの商材や部署について詳しく知る機会が設けられていた。その後、ワークの進め方について説明があり、チームごとに分かれどのような方向性で新規事業を考えていくかを議論した。

2日目にやったこと

前日に提出した方向性で、新規事業の中身を具体化させていく作業を行なった。現状の課題を再度正しく把握するために、配布された資料のリサーチに時間をかけた。その後、新規アイデアをブレスト的に発散させ議論し、最終的にアイデアを一つに絞ることで提案の方向性を定めた。

3日目にやったこと

前日に決定した提案内容と、その提案に至るまでの過程を示す資料を作成した。最終発表を行い、投票によって優勝チームを決めた。その後、学生同士で模擬面接を行い、その様子を見てくださっていた社員さんから模擬面接のFBを受けた。その流れで座談会が行われた。

人事部

あり（詳細は分かりません）

新規事業提案のワークの中では特に関わりがなかったが、最終発表の際には、提案が非常に良く出来ていると褒めていただけた。固定概念にとらわれず広い視野で物事を捉えられた結果、非常に面白い提案になっているとFBを受けた。

今まで参加したインターンシップの中では最も少人数であったので、1人に与えられる役割が大きく、苦労した。また我々のチームは、2日目の議論の結果、1日目に定めた方針が一度白紙に戻ってしまい、時間に追われた中での作業だったので、その点も苦労した。

3-4人の少人数のグループ構成であったので、静観しているだけでは議論が進まず自然と主体的にならざるを得ない。少人数だからこそ意思の疎通がしやすく建設的に議論を進めることができた。

様々な物事が目まぐるしく変化する時代の中で、他業界よりも素早い転換が求められるエネルギー商社にて、新規の事業を構想しその具体策までもを考え抜く大変さとそのやりがいを実感することができた。
またこれまで数多くのインターンシップに参加したが、模擬面接で面接官役を経験する機会があったのはこのインターンだけであり、このような側面からも非常に特異で有意義なインターンであった。

エネルギー業界が現在直面している直近の課題であったり、商社のビジネスモデル等を事前に頭に入れておくと、ワークを先導できるのではないか。

ワークで取り扱った内容である新規事業の提案は、責任感も重くその分やりがいもあり、非常に魅力的であると感じた。一方、インターンの最後に企画された座談会にて、社員の方々の実際の業務のお話を聞くと、ワークでおこなっていたような業務とは程遠い内容であり、この会社で私自身が実際に働いている様子をイメージすることはできなかった。

伊藤忠エネクスのインターンは面接が設けられた選考経路となっているため、インターン参加がある程度のアドバンテージになり得ると感じた。しかしインターンが複数回開催されていることと、採用人数が少ないことを考慮すると、インターンへの参加が直接内定に直結するとは思えない。更なる業界研究やOBOG訪問を通じた企業理解を通じ、他のインターンシップ参加者との差別化を図る必要があると感じると同時に、私自身のここまでの熱意はなかったので内定は難しいと感じた。

ワークで扱ったような新規事業立案を、実際の業務で扱うのであれば企業に対する志望度は上がっていたと感じる。しかし、座談会で知り得た社員の方々の実際の業務内容とは大きく異なっていたため、志望度は上がらなかった。むしろ、学生を評価しているわけでもなく、実際の業務を体験できるわけでもないとなると、どのような目的で企画されたインターンシップなのかわからずあまりいい印象は受けなかった。

インターンシップへの参加で直接的な優遇措置が与えられるわけではないが、インターンシップでのワークの経験やインターンでしか知り得ない情報をもとに志望動機を述べることができれば、本選考で優位に立てるのではないかと感じた。

インターンシップ応募当時は就職活動の序盤ということもあり、業界業種を絞らずに幅広い企業を対象としていた。その中でも、社会的な貢献度が高く海外も視野に入れた働き方ができるような職に就きたいという曖昧な思いはあった。理由としては、私の大学での専攻分野も含めこれまでの経験や知見が生かされるような場であると感じたからである。

企業説明の内容が非常に丁寧であり、エネルギー業界や商社の理解を深めることができた。しかし、ワークの内容と実際の業務内容に乖離があるように感じたため、このインターンシップに参加するのみでは具体的な働き方をイメージすることはできない。一方で、社員の方々は非常に温厚で、穏やかな社風であることが感じ取れた。学生同士のFBの時間が長いため、自分自身を客観視できる非常に良い機会であったと感じた。