【未知の業界への挑戦】【22卒】りそな銀行の夏インターン体験記（文系/総合職）No.16124（立教大学/女性）（2021/7/8公開）

いろんな業界のインターンシップに行こうと思って、なんとなくりそな銀行のインターンシップを見つけました。たまたま締め切り前日だったのと、調べたら選考がES・性格検査と面接1回だけで他の銀行より緩そうだったので受けてみました。

ESはunistyleの投稿を参考にしました。web性格検査は、時間制限が厳しくなかったのでその場で模範回答を検索しました。面接については、Twitter検索したらみんな10分間の雑談だったとつぶやいていたので、ESの内容を覚えておくくらいで特に対策はしませんでした。

性格検査(TALテスト)でサイコパス判定されるような回答をしなければ通ると思います。

1日目：最適な事業承継・相続を提案する(グループワーク)／2日目：社会課題を解決する新規事業提案(グループワーク)、社員の方への質問会

オンライン(zoom)で1日4時間×2日間

グループワークの進め方、顧客のニーズに合わせつつきちんと顧客の利益になるような相続・経営施策の考え方

1日目：最適な事業承継・相続を提案する／2日目：社会課題を解決する新規事業提案

1日目にやったこと

架空の中小企業経営者に対して適切な事業承継・相続の提案をグループワークで考える(社員の方が社長・副社長・社長の息子たちに扮して、私達が質問してニーズを探り、提案に反映する)／各班、提案をプレゼンし、最後に模範解答の解説あり

2日目にやったこと

1日目と同じ架空の中小企業に対して、新規事業の提案・プレゼン。事業内容、収益性、成長性、公共性、その事業を通してりそなはどう関われるか。1日目の最後にテーマが発表され、明日までに考えてきてくださいという感じでした。

人事、質問会では営業の社員さんもいました

優勝特典あり(優勝してないので詳細は知りません)

1日目でのグループワークでは班別に役を演じている(？)社員の方に話を聞きます。少しヒントやアドバイスももらいました。プレゼン後には各班フィードバックをもらえます。2日目はグループワークの後に、質問会があり、3名くらいの社員の方のお話が聞けました。

1日目：株式保有割合や相続方法、どの不動産に投資するのか、息子に財産をどのくらいどのように分配するのかなど、情報はあっても知識がない状態で話し合うのは難しいし、そこに複数人の思惑が絡んでくるとより難しい。2日目：前日にテーマ発表、当日に班の人たちがそれぞれ考えてきたものを持ち寄りそこからプレゼンまで持っていくには時間が足りない

同じ班の人とは2日間同じ班です。zoomのブレイクアウトルームに分かれているので、班が違う人とはプレゼンの時と質問会の時しか顔を合わせません。

学べたこと：顧客のニーズを汲み取った提案をするには、どうしたいのか向こうから話してもらうのを待つのではなく、こちらから潜在的なニーズを引き出す質問をする必要があること／参加してよかったこと：社員の方々の雰囲気を知れたこと、志望業界を定められたこと

不動産評価の計算方法、事業承継方法として信託か株式相続かの違い、相続方法として株式か不動産かの違い等

特にインターンシップ1日目に行った承継・相続方法の提案、そしてそのためのニーズの引き出し方は、ソリューション・カスタマーフィールド問わず、実際の入社後の業務に近いと思います。また、質問会で社員の方々の人柄や雰囲気も分かったので想像できました。

りそな銀行のインターンシップは選考があまり厳しくなく、参加人数も多い(開催日も複数あったみたいです)ため、多少目立った動きをしてもそれで早期選考ルートに乗ったり、内定に直結することはないように感じました。ただ、インターンシップに参加すると本選考ESで落とされない＆GD免除という利点はあります。

なんとなく数ある銀行の中からたまたま参加したけれど、インターンシップで詳しく事業内容を聞いて、メガバンクでも地方銀行でも専業信託銀行でもない、唯一のビジネスモデルであることを面白いと思いました。また、お話してくださった社員の方々にも好印象を持ちました。

前述しましたが、本選考のESでは落とされない＆GDが免除になるので、参加しないよりは多少有利な点があります。でも参加したからといって内定が出やすくなるわけではないみたいです。

夏のインターンシップに参加した時点では、知識がなく業界を絞っていなかったので、名前を知っている企業を適当に応募して選考がたまたま通った、食品メーカー・銀行・小売・玩具メーカーと幅広く参加しました。でも、個人的にこのインターンシップが一番よかったと感じたので、その後は銀行をメインで考えるようになりました。

このインターンシップに参加してみて、自分のアイデアベースの仕事よりも、お客様の話を聞いて、それに柔軟に合わせた提案ができる仕事がしたいと思うようになり、銀行や保険などの金融業界をメインで志望するようになりました。イメージの変化については、金融業界はお堅い印象がありましたが、インターンシップでは穏やかな雰囲気を感じました。