18卒 本選考ES
技術職
18卒 | 長岡技術科学大学大学院 | 男性
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Q.
自己PR
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A.
私は根気強く行動できます。研究室に非破壊で内部計測を行いたいと企業から依頼があり、ある試料の計測を行いました。その試料は複雑な構造であり、さらに内部構造の図面がなかったため、どのような測定方法がよいか、またどのような測定結果が出るかわかりませんでした。さらにその依頼した企業が近日中に来校するため、指導教員から頻繁に結果報告を求められました。しかし、その結果が理論と異なる結果であり、その原因が私の不勉強や不適切な実験であったため、結果を報告するたびに指導教員から叱咤され落ち込みました。それでも、その理論と異なる結果を根気よく見直すことにより、改善すべき点がわかってきました。その改善を続けることにより、指導教員に納得してもらえる結果を得ることができました。そして、企業の方が来校されたときに興味深い結果を示すことができ、企業の方と有意義な意見交換ができました。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと
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A.
私が学生時代に最も打ち込んだことは、大学の長期インターンシップ制度を利用した、ス ペインの工作機械メーカで半年間の実務訓練です。実務訓練では、金属薄板の曲げ加工に おける加工力の解析について取り組みました。解析には欧州内外から来ていた実習生と共 同で取り組みました。異方性材料の評価などは初めて取り組む内容が多く、更に資料が英 語であったため、理解するまでに時間がかかりました。しかし、積極的に担当者に質問し たり、ミーティングやゼミを開いて実習生と議論したりすることで材料の評価方法などに ついて理解を深めました。この経験を通じて得たのは、相手の立場に立って先を考えるこ とが重要であるということです。また、他者に伝える際には論理的な道筋を立て、図や表 を用いてわかりやすく伝えることも学びました。最終的に当初の目的の材料の加工力解析 についても、研究報告書にまとめ、実りあるインターンシップにすることができました。 続きを読む
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Q.
説明会を聴いて、関心をもった点とその理由をお書きください
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A.
学内で催された説明会で貴社のブースを拝見しました。説明会では、貴社が鋳物から産業用機械まで幅広い製品群を持っていることに驚きました。多くの産業装置メーカでは一般に製造コスト抑えるために鋳物を外製していますが、そのために急な仕様変更に対応できません。しかし、貴社は日本最大級の鋳物工場を持ち、高い加工技術を持つために、装置の最も基礎となるフレームを始めとしてほとんどすべてを内製することができると聞きました。他社に類を見ない一貫生産を行える体制を持つ産業用機械メーカであることに対してとても驚くと同時に興味を持ちました。また、利用量が逓増しているCFRPの混合成形生産を始めとして様々な製造が可能な射出成形機の開発もしていると聞きました。CFRPは今後も航空機や自動車産業での利用が拡大するのは確実だと思います。加工機だけではなく成形機もあり様々な業界と取引があるため、安定した企業だと思いました。 続きを読む
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Q.
志望動機について、そう考えるに至った経緯を中心にお書きください。
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A.
貴社が高い加工技術を持っていることです。学部時代、金型製造会社で加工や製品評価について共同研究をしていました。主に研削加工時の面粗さの評価を行いました。研削加工は微小量加工であるため品質を目視で確認しづらく、測定機器を様々用いてかろうじて定量評価が可能となります。微小領域の測定や球面などの複雑な形状であればさらに測定が難しくなります。貴社のインターンシップに参加した際、ナノレベルの加工ができる超精密加工機で製造された加工物を実際に拝見させて頂きました。その加工物には機械加工で当たり前だと思っていた加工痕が見られませんでした。これは0.1nmの位置決め精度により実現できます。この技術により光学レンズなどの高精度・高信頼性製品を加工できるため、世界中の光学機器業界で使用されていると聞きました。このように評価するだけでも難しい製品を作ることができる貴社の高い加工技術に魅力を感じ、志望しました。 続きを読む