【21卒】西日本旅客鉄道（JR西日本）の冬インターン体験記（理系/総合職）No.9330（岡山大学/男性）（2020/7/14公開）

鉄道の工事の仕事は夜間など普段目にすることが少ないが、その裏側を初めて見ることができ、プロの技術を見学することができたので良かった。また、MaaSという今注目されている概念をここで初めて知ることができ、その後興味を持っていろいろ調べたので知見が広がった。

座談会で社員の方とたくさん交流ができる。ここで社員を質問責めにすることで自身の企業理解が深まり、さらには企業に対する熱意を伝えることができる。そのために、事前に質問をたくさん用意しておくべき。50個くらい用意しておいても、全て質問する時間はある。

今回のインターンシップの最後にあった座談会では、多くの社員の方から今までどのように働いてきたのかを具体的に教えてもらうことができた。一人だけではなく、たくさんの社員の方から教えてもらうことができたので、とても具体的に想像することができた。また、私生活も教えてくださり、将来の自分の生活も想像することができた。

参加学生のレベル、学歴が高く、とても自分は受かるとは思わなかった。学歴の高い、東大、京大、阪大、名大、九大などの受験者が多く、しかも、そこの学生は院卒の割合が高いので、自分とは比べ物にならないくらい優秀だった。基礎学力も高く、さらには研究を多くしているから問題解決能力も高く、壁を感じた。

座談会でたくさんの社員の方と話す機会があったが、ここで素晴らしい社員の方がたくさんいることを知ることができ、どうしてもこの会社で働いてみたいと思うようになった。「自分はこうしていきたい」、「未来はこういう会社でありた」など、一人一人の社員の方から未来に挑戦する姿勢を見ることができ、本当に素晴らしい社員の方がたくさんおられるということを知れた。

インターンシップを取りまとめている社員の方は人事の方だった（インターンシップ参加時には知らなかったが）。ここで、たくさん質問をすることができ、業界、企業に対する理解が深まり、何より熱意をアピールすることに成功したと思う。実際に、本選考の時にお会いした際も、顔と名前を覚えてくださっていたので、インターンシップは重要であった。

直接、本選考に関係することはないと言っていたが、一次面接への参加者はほとんどがインターンシップ参加者であったので、少しは関係があるかも知れない。

私はずっと土木業界を目指していた。私が所属する大学の学科では公務員やゼネコンや建設コンサルタントが主な進路としてあったので、この3つの職種を主に考えていた。この中でも、JR西日本のインターンシップの前に建設コンサルタントのインターンシップに参加して、プロの技術者、エンジニアに憧れ、さらには社会人になってから技術士という資格習得に励みたいと考えていため、建設コンサルタント会社への就職を考えていた。

インフラ業界、特に鉄道業界への就職を考えるようになり、このインターンシップの後はJR各社、私鉄など鉄道業界の企業研究ばかりをするようになった。そのまま、本選考の時期を迎えたため、結局、公務員やゼネコン、建設コンサルタントは受けず、本選考でエントリーしたのは鉄道業界だけだった。その中でも、特にインターンシップの影響でJR西日本で働きたいという気持ちが強かったのでJR西日本のみ選考を進めた。