【プラント建設の舞台裏】【23卒】帝人の夏インターン体験記（理系/設備製品エンジニア）No.25245（非公開/非公開）（2022/5/27公開）

素材メーカーの中で大手であったため。プラントエンジニアの職種に興味があり、帝人の設備・製品エンジニアのインターンは、プラント建設計画に関するグループディスカッションを通して業務の理解を深められると思った。

ESでは志望動機やガクチカ、研究内容、長所・短所等一般的な内容が問われており、論理的で簡潔な文章を書くよう心掛けた。

面接がなくESとWEBテストのみだったため、ESのみで相手に伝わるように書けていれば通過できるのではないかと思う。

「プラント建設計画」に関するグループディスカッション

時間になったら接続し、最初に説明を聞いた後グループディスカッションを行った。

プラントの建設までに、設備技術、立地、工期、設備投資額、安全・衛星に関して考える必要があることと、各項目で考慮すべきこと。

「プラント建設計画」に関するグループディスカッション

1日目にやったこと

初めにメーカーのプラントエンジニアについて説明をされた。そして、実際にプラントを建設する流れについて説明を受けた後、各工程でどのようなことを考えるのか、グループディスカッションを行った。そして、最後に社員の方との座談会があった。

プラントエンジニア職の社員の方

なし

グループディスカッションでは、1グループにつき一人社員の方が付き、適宜説明やアドバイスをして頂いた。また、座談会の際は業務のことだけでなく、私生活のことや自身が就活していた際のお話もしてくれた。

立地と工期の二つの工程についてディスカッションを行い、発表資料の用意をしたため、時間的に厳しかった。ただ、グループのメンバーは大体は積極的に会話に参加する人だったため、進みが悪かったということはなかった。座談会は少し時間が短かったように感じ、質問したいことを聞ききることはできなかった。

グループディスカッションでは、よく自分の意見を言う人とそうでない人がいた。主体的に意見を言っていくことが大切だと学んだ。

専業エンジニアリング会社とメーカーのエンジニアリング部門の違いを詳しく説明して頂けたのがよかった。専業エンジニアリング会社は詳細設計しかしないのに対し、メーカーのエンジニアリング部門は自社の工場を作るため、基本設計から担当できると知り、やりがいがありそうだと感じた。

プラントエンジニアについてもっと調べておけば、インターンの内容に入りやすかったと感じた。とはいえ、インターン内で説明していただけるため、ついていけないということはなかった。

実際にプラントを設計する際にどのようなことを考えるのか体験するワークだったため、自分が働くイメージが持てた。グループワーク中はグループに社員の方もおり、その人がどのようなことを考えるのか、どういった点を気にするのかも聞くことができたので、実際の業務の一端を知ることのできるインターンだったと思う。

周りの学生のレベルは正直あまり高いと感じなかったので、本選考を受けたら内定はもらえるのではないか、と思った。また、化学・素材メーカーは研究職が化学系の人に人気だとは思うが、機電系はあまり人気なイメージがなく、企業側も機電系の人材を求めているように感じるので、そこも選考に有利に働くと思う。

インターンシップに参加したことで業務に関して理解が深まり、またその業務に対してやりがいや面白みを感じることはできた。しかし、他のインターン参加者のレベルや、座談会で伺った社員の方の私生活や待遇の話を考えると、そこまで志望動機が上がることはなかった。

インターンに参加したことによって業務を理解できていたり、面接の話のタネにできたりとプラスはあると思うが、早期選考等、目に見える形での優遇はなかったため、そこまで有利になることはないように思う。

化学・素材メーカーを考えており、帝人以外にも同じ業界の企業のインターンに多く参加をした。身の回りの製品の材料を作っているのは化学・素材メーカーであり、身近に感じる部分で社会に貢献できると感じて志望するようになった。私は化学系の人間ではないため、素材を開発する側でなく、素材を生産する技術や設備の開発に携わりたいと考え、プラントエンジニアを見るようになった。

インターン中のワークや座談会で実際に働いている社員の方と接してみて、穏やかで優しい方が多いと感じた。また、その方達のキャリアを伺ったが、自分が元々イメージしていたキャリアパスとあまり相違ないものだった。そのため、参加前と参加後で、そこまでイメージの変化はなかった。また志望業界や志望職種に関しても、ワークで行った内容に興味を持てたため、変化はなかった。