【ビジョンを大切に、挑戦を楽しむ】【20卒】ニトリの夏インターン体験記（文系/総合職）No.6434（早稲田大学/男性）（2019/6/25公開）

正直ニトリ自体に興味はなかった。
ただ、最初の1dayインターンシップに選考がなく、就活のスタートとして何となく行っておこう、という感じで申し込んだ。
プログラムがよくできていたので、３回足を運んだ。

選考は２回目の1dayインターンシップのみ行われる。
フローはエントリーシートのみで設問がガクチカのみであったため、特に対策は行っていない。

ニトリの企業理解のためのボードゲーム

1日目にやったこと

簡単にニトリのことを理解できるボードゲーム。
時系列に沿ってニトリの歴史等も紹介される。
また従業員が自分のビジョンを大切にしている会社ということで、自己分析ワークも行われる。

2日目にやったこと

ジョブローテーションを体感するボードゲーム。
職種が３つ振り分けられ、１期ごとにそれを移ってゲームを戦う。
最後に最も売り上げた班が優勝となる。
この日も自己分析ワークがある。

3日目にやったこと

ニトリのビジネスモデルを理解するボードゲーム。
他の企業に比べ、後だし方式でニーズに合った商品を世に出すことができる強みを理解できる。
社員座談会も行われる。

なし

ニトリのインターンシップではあったが、自己分析の重要性を多く教えられた。
ビジョンを大切にして、そこにたどり着くための手段としての会社選びをしなさい、とお話をいただいた。

正直あまり苦労したことはない。
あるとすればゲームの状況が目まぐるしく変わること。
ただでさえ時間の短いワークであるにもかかわらず、社会情勢の変化によるルール変更が多い。
その場合は慌てずに、チームで落ち着いて進む方向を決めることが重要。

ニトリについての知識は多く得られる。強みや弱み、これからの方向性など、ゲームを楽しみながら理解することができる。
また、製造部門、物流部門、小売部門のすべてを持ちワンストップに事業を行う会社だからこそ、それらの広い範囲のビジネスについて理解を深められる。

特に必要とされる知識や技能はない。
気楽に参加できる就活のスタートに最適なインターンシップだと感じた。

企業理解は大変深めることができたが、働き方や仕事内容についてはあまり理解を深めることができなかったから。
ボードゲームと自己分析主体であり、そのようなことを理解する場とは考えられていない。
また社員との会話の機会も特に多いわけではない。

リクルーター面談につながるとはいえ、参加した学生の数が非常に多いためインターンシップへの参加がそこまで本選考で有利になるとは感じなかった。
また社員は体育会気質な雰囲気の方が多く、出世競争が激しいイメージがあった。
それが自分の性格に合わないと感じた。

・ジョブローテが激しすぎる(ローテのスパンの短さや職種の多さ)ため、自分がやりたい仕事に熱中できないのではないかと感じたため。
・上記の体育会気質の雰囲気が自分には合わないと感じたため。
・働き方や仕事内容について理解を深められなかったため。

リクルーター面談に呼ばれても、そもそも呼ばれる人数が多すぎるから。
インターンシップで特に社員が学生を評価しているような雰囲気がなく、頑張れば優遇されるということもないため。

インフラ中心、または金融など。
具体的には鉄道、エネルギー、信託銀行などを志望していた。
メーカーへの興味はなかったが、何となく普段の生活を支えていそうな企業のインターンシップに多く参加していた。
３年の夏であったので、あまり志望業界に縛られずに多くの企業を見るのが重要だと感じてたし、その一環でニトリに参加した。

特にニトリやメーカー、小売り業界への志望度が高まることはなかった。
しかし、自己分析ワークを行ってもらえたため、人生にビジョンを持つこと、そのビジョンに達成するための手段としての会社選びをしようという思いが増した。
参加後は人生の軸を定め、それが達成できそうかという条件で会社を見るようになった。