【金融業界の挑戦、成長への第一歩】【20卒】三井住友信託銀行の夏インターン体験記（文系/夏季3daysインターンシップ）No.6799（早稲田大学/男性）（2019/7/8公開）

金融業界や信託銀行業界に興味があったため、目に付いたインターンシップは一通り参加した。
理解を深めて本選考に向けての材料にしたかっただけでなく、内定に向けてなにか有利になることが少しでもあればと期待して参加した。

ESは金融機関に就職した先輩に添削してもらってよく練ってから提出した。
ＧＤに向けては参考書を読んだ。

小さなグループワークを多数行うインターンシップ

1日目にやったこと

・リテール業務
→個人営業の提案を体感するグループワーク
・内定者座談会
→１９卒の方に就活時のお話をお聞きする。
三井住友信託銀行というよりも就活全般の質問をする学生が多かった。

2日目にやったこと

・不動産業務
→クライアントの所有する不動産の開発を行うワーク。
どう区画を分けて何の施設を作るかを決める。
・証券業務
テーマを決め、与えられた会社一覧からいくつか選びファンドを作るワーク。

3日目にやったこと

・ホールセール業務
→架空の企業を想定し、コンサルティング営業をプレゼン形式で行うワーク。
・人事部座談会
→実際の働き方等への理解を深める。お菓子や飲み物が出される。

現場中堅社員

なし

証券業務のワークで煮詰まっていた時にいただいたアドバイス。近年はＳＤＧ投資がトレンドであるから、ファンドを考えるときは社会貢献性の高いようなテーマで考えるとよいというお話をいただいた。

グループワークのボリュームが大きくハードなものであったこと。
一つ一つのワークはそこまで過酷ではないが、３日間、次から次へとインプット、アウトプットをくりかえすため、精神的な疲労を感じるプログラムだった。
グループワークの難易度自体は特別高くはない。

金融リテラシーが身についたこと。
証券、相続、不動産という多様な分野でインプットとアウトプットを繰り返したことで、一般常識としての知識が身についた。
またレベルの高い学生の中で多数のワークをこなしたことで、グループワークに慣れるよい練習になった。

特に準備しておくことはない。
入門にぴったりなインターンシップであるので、むしろ事前知識が不足しているくらいの方が学びが多くあって有意義になるのではないだろうか。

社員の方とお話しする時間が短く、普段の働き方やキャリアパスについての理解を深めることがあまりできなかったから。
座談会の機会はあったが、相手が人事社員であったため少し遠慮した質問が多かったイメージ。
人事以外の社員の方とお話ししたかった。

自分の性格と仕事内容にミスマッチがあるような印象を受けたから。
自分は個人競争が苦手でチームで働く仕事がしたいと思っているが、金融の営業職は激しい出世競争があるため、がつがつした人間性の方が向いているのかなと感じた。
参加学生もそのような性格の人が多かった。

自分の提案でクライアントの将来を良い方向に導くことができる仕事に魅力を感じたから。
また昨今、資産形成の必要性が叫ばれている中で、様々な信託の分野に関する金融知識を身に付けることができる点で、仕事がプライベートにも役立つものだと感じたから。

インターンシップ参加者限定のイベントが多く行われるため。
実際に自分は参加しなかったが、「金融機関はスタンプラリー」とよく言われるため、それらに通い続ければ本選考で有利になるだろうと感じた。

インフラ(電力・ガス・鉄道)、金融(信託銀行・生命保険)などを見ていた。
生活になくてはならないような、公共性の高いサービスを提供している業界に興味があった。
また自己分析をした結果、働き方として、営業の数字で個人競争をするというよりは、チームで働いて目標を目指す仕事をしたいという思いがあった。

志望業界に特に変化はなかった。
ただ自分にはチームで働く仕事が合うかなという想いはあったため、その思いが以前よりも強まることとなったインターンシップであった。
また、やはり中小企業よりも大企業や大手グループの方が関わる会社のレベルも高く、新卒で入るには大企業の方がいいなと再確認することとなった。