【チーム力×正直さ×コミュニケーション】【21卒】三井住友海上火災保険のテックビジネスの内定者のアドバイス詳細 体験記No.9006（東京工業大学大学院/男性）（2020/7/22公開）

私の場合は、他に受けているところの選考が終わるまで待っていただけました。定期的に電話で就活状況を問われます。

志望動機やガクチカについてですが、サークルやゼミ、研究の具体的な成果はそこまで重要視されない印象です。それよりも、その時々にどうしてその決断をしたか、苦労した際にどうやって突破したか、その際に仲間とどのように接したか、など、取り組み方やチームワークが見られているなという感じがしました。面接中、人事の方が組織を動かすのはチームの力だ、チームなら一人ではできない大きなことができる、社会人になったら是非それを意識してほしい、というお話を頂きました。このお話からもチームワークを重視しているのは明らかですので、部活やサークル、バイトでのチームプレイの経験は大きなアピールポイントになると思います。この辺りは同業他社のマリンとのカラーの違いが出ているなと感じました。
加えて、コース別採用に応募している場合はコースの志望理由を固めることも大事かと思います。三井住友海上はテックビジネス（データサイエンティスト）の他にも、自然災害リスクや金融工学、アクチュアリー、ITといった理系向けの専門コースがあります。特に、なぜアクチュアリーではないのかは軽く質問されたので、自分が何をやりたいかをベースに、違いとその理由を答えられるようにしておくといいと思います。私は保険数理の計算だけでなく広範な領域をターゲットにしていきたい、色んな人と仕事がしたい、というような話をしました。特に飾らず正直に語ればよいです。それぞれのコースは歩むキャリアもかなり異なるので、自分が何をやりたいのか、どのようなキャリアを歩んでいきたいかをしっかり考えて決めるといいと思います。

チームで行動できるか、謙虚さはあるか、その時々の決断に正直さがあるか、だと思います。あと、理系セミナーに参加されている方、人事の方、現場社員の方は皆さんもれなく社交的な方々でしたので、合否に関係するかは謎ですが、職人肌の方よりも人とのコミュニケーションを楽しめる人の方が合う職場な気がします。

面談という体で連絡が来ますが、蓋を開けてみるとがっつり面接でしたので注意した方がよいです。面接の時期が早いので、面接慣れしていないと緊張しがちです。不安な方は、より早く選考が始まる企業を何社か受けて場慣れしておくとよいと思います。

内々定後に他社と迷っていることを伝えると、現場のデータサイエンティストの方との座談会の機会を設けてくださいました。また、私から何度か質問させていただいた際、人事の方がとても親切に対応してくださいました。