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【21卒】三菱UFJインフォメーションテクノロジーのSEの面接の質問がわかる本選考体験記 No.9082(東京工業大学大学院/男性)(2020/7/22公開)

三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

2021卒三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社のレポート

公開日:2020年7月22日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • SE

投稿者

選考フロー

企業研究

SIer業界の研究が十分に進んでいるのであれば、会社説明会(私の年はweb開催でした)を視聴してMUITの強みと業務内容を押さえれば十分だと思います。同業他社と比較しても、銀行国内トップであるMUFGグループのITを支えているという規模の大きさ、海外への強み、システム100%内製など、差別化ポイントは結構あります。こうした特徴を何かしら自分の経験や行動原理と結びつけることができれば、説得力のある志望動機が立つのではないでしょうか。また、一般的な金融SIerが上流工程メインですが、ここは内販100%ということもあって技術も重視している印象です。コーディングと上流工程、ITコンサルの中でどの分野に携わりたいのか、自分の適性をどのように生かすのか、二次~最終面接でその辺りを突っ込まれるので、準備しておくとよいと思います。面接対策については、ここやonecareerの就活体験記が参考になりました。例年微妙にフローは変わるようですが、問われる内容自体はほぼ同じなので、体験記を信じて一問一答対策していけば間違いないと思います。その他、夏~冬にかけて社員の方との座談会があります。私は日程が合わず参加することができませんでしたが、具体的な業務内容や会社の雰囲気が知りたい方は、参加を検討されることをおすすめします。

志望動機

SEの立場から金融業に貢献したいと考え、貴社を志望いたしました。私は「技術を用いて世の中をより便利にする」事業に携わりたいと考えております。また、就職活動を進める中で、多くの企業活動を資金面から支援できる金融業に興味を持ちました。現在、金融機関では低金利による収益の低下や、Fintechやデータ分析を活用した業務の自動化・効率化の取り組みが行われております。こうした業務に対して、「技術的素養」と「粘り強さ」が求められるSEの立場から貢献していきたいと考えております。中でも、貴社は日本最大の金融グループのシステムを担っており、証券のネットトレードシステムや海外系のインフラを手掛けるなど、同業他社と比較しても特に高い技術力を持っている点に魅力を感じております。内販100%で技術的部分と課題解決の両方に携わることができるという点も、技術の面から金融業を支えるという軸に合っていると考えています。

エントリーシート 通過

実施時期
2020年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

志望動機、および入社5年後・10年後当社でどんな分野でどのように活躍したいか教えてください。/自覚しているご自身の性格と、周囲から言われる性格について教えてください。/あえてあげるなら、今のあなたの弱みはなんですか。社会人になってどのように克服したいか教えてください。

ES対策で行ったこと

粘り強さや協調性といった、システムエンジニアへの適性をアピールするようなエピソードを選んでアピールできるよう心掛けました。

WEBテスト 通過

実施時期
2020年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

WEBテスト対策で行ったこと

SPIと玉手箱の対策本を一周して、間違えた問題を解き直しました。

WEBテストの内容・科目

SPI(言語、非言語、性格診断)
TAL(性格検査)

1次面接 通過

実施時期
2020年04月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
現場社員1人
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

この段階では志望度よりも、人柄を見ていると感じました。SEに必要なコミュニケーション能力があること、またチームプレイを行うことができることを示せるかがポイントだと思います。

面接の雰囲気

割と固い雰囲気でした。面接官は落ち着いた方でしたが、やや反応が薄かったので、ペースを乱さず笑顔で自己PRを行うことを心がけました。

1次面接で聞かれた質問と回答

苦手な人はどんな人か、またその人とどのように接しますか。

私は押しの強い人が苦手です。苦手な人に対しては、二つのことを意識して接するようにしています。一つ目は、相手のいい面に目を向けることです。押しの強い人はエネルギーに満ちあふれている場合が多く、積極性や行動力で困難な場面を突破することのできる人が多いです。時としては、おとなしい人ばかりでは不可能なことも達成してくれます。自分にはない強みや能力に目を向けて、尊敬できる相手として意識するよう心がけています。二つ目は、相手の興味関心を把握することです。笑いのツボがわかり、お互いに楽しく接することができるようになれば、苦手な面も気にならなくなります。そこで、相手がどんな話に興味があるのかに関心を持つよう心がけています。

学生時代頑張ったこと

塾講師のアルバイトに力を入れて取り組みました。生徒が思い通りの進路を実現できるよう、定期試験や入試を突破するための個別指導を行いました。私はその中でも、「講師陣の協力」と「勉強がつらいと思わせないこと」を意識しました。講師陣で連携して生徒の学力と性格の把握に努め、生徒の情報をお互いの授業に活用いたしました。さらに、状況に応じて担当授業の交換を行うことで、講師側が得意分野で最大限の力を発揮できるよう工夫いたしました。また、問題演習や休み時間にも生徒とのコミュニケーションを欠かさずに行い、何をすれば生徒が興味関心を持ってくれるのかを常に探ることを心がけました。授業がわかりやすかったと言ってくれる時や、教えた問題が試験に出て点数が伸びた際など、自分の思考錯誤が生徒たちのプラスに結びついたときに、やりがいを感じました。

2次面接 通過

実施時期
2020年04月
形式
学生1 面接官1
面接時間
40分
面接官の肩書
現場社員1人
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

志望動機ややりたい仕事について、自分の性格と適性に紐づけて答えられたことが評価に繋がったと考えています。また、プログラミングの経験を問われたため、コーディングスキルの有無も評価対象のようです。逆質問では金融ITの特徴を理解していることをアピールできるような質問を行いました。「新しい金融ITの仕組みを提案してください」といったような、その場の機転を見るような質問も受けましたが、どう答えるのが正解なのかは不明です。(私はうまく答えられませんでしたが…)

面接の雰囲気

基本的に穏やかで、志望動機やガクチカを淡々と答えていくスタイルでした。絶えず笑顔でいることを心掛けました。

2次面接で聞かれた質問と回答

納期が迫っている際など、スピードが求められているときにシステムの品質を落とさず仕上げる工夫はありますか。(逆質問)

仕事内容に優先順位をつけ、人員の配置や仕事量のバランスをとることで対応しています。金融系のIT企業では、お金のやり取りのインフラを担うためため、他の製造業のIT分野以上にシステムを正確に稼働させることが求められます。一方で、銀行業のサービスは期日が厳しく守られているため、不具合による導入の延期などは基本的に許されません。そのため、バランスを取りつつスピードとクオリティを両立することが不可欠です。部署としては、金銭の授受が発生するような重要度の高いフロント業務に、人員を優先的に配置するようにし、エラーがないかを入念にチェックする仕組みを整えています。一方で、部署任せではなく個人で作業量を工夫することも必要であり、何が重要な仕事なのか、どの程度時間を割くべきなのかを日ごろから意識することが求められます。

プログラミングや機械学習の経験について教えてください。

研究データの整理と、CADデータの作成のためにpythonによるコーディング作業を行いました。数値解析の結果から必要なデータのみを抜き出すために、フィルター処理を行うコードを用いました。また、設計した構造をCADに出力する際にもプログラムを組むことで、自動でCADの配列を行うようにコードを組むことで、作業を効率化いたしました。機械学習については大学院で開講されたデータサイエンスの講義を履修することで、その基礎を学びました。確率統計を用いたデータサイエンスの基礎を学ぶとともに、pythonのライブラリを用いたデータ分析の演習まで行いました。具体的には、細胞の形状データから乳がんであるかどうかを判定するモデルを作りました。モデルには決定木を用い、過学習を防ぐために交差検証法を用いました。

最終面接 通過

実施時期
2020年04月
形式
学生1 面接官1
面接時間
40分
面接官の肩書
取締役1人
通知方法
直接
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

希望する業務内容やキャリアについて主に聞かれました。この会社で実際に働くイメージがついているかどうかが見られているようです。業界の現状を鑑み、その中で自分が果たしていける役割が何なのかを端的に述べられた点が決め手になったと思います。

面接の雰囲気

かなりフランクでした。面接官の方はとても温厚そうで、私が話すと頷いたり相槌を打ったりしてくださりました。

最終面接で聞かれた質問と回答

どのような業務に興味がありますか。

R&Dにおける技術開発の取り組みに興味があります。ここ数年、金融機関は金利低下をはじめとする収益減や、IT企業の参入に対抗するために、IoTやAIを活用した業務効率化の取り組みを進めています。そうした中で、技術開発の現場では、ビジネス課題や業務特性を理解しつつ、新技術にも精通している人材が求められていると考えています。私は大学生活において、物理の理論を光の制御やデバイスの形状にどう落とし込んでいくかを意識して、研究活動に取り組んできました。入社後もこの経験を活かし、ITやデータサイエンスといった最新の技術に精通しつつ、現場にどう応用していくかを考えることのできる、理論と実践の橋渡しを担うことができる人材になりたいと考えています。

どのようなキャリアを歩みたいですか。

入社後数年間は、SEとして下流工程に携わり、プログラミングと金融の基礎をしっかりと身につけたいと考えております。そのうえで、先ほど申し上げたように、R&D組織において最新の技術を現場に活用する方法を考え、実際にシステムを生み出していける人材になりたいと考えております。技術動向や金融知識、現場の意見に関する膨大なインプットとアウトプットが求められる難しい職業だと思いますが、これまで培ってきた思考体力と粘り強さ、あるいはコミュニケーション能力を生かして、難しい業務をこなしていきたいです。最終的には、自分の創意工夫がグループ全体の利益に繋がること、あるいは新しい技術によって世の中がより便利になっていくことを希望しています。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

所謂オワハラ的なものはありませんでした。定期的に人事の方から就活状況を尋ねる連絡が掛かってきました。

内定に必要なことは何だと思いますか?

企業研究については、規模の大きさや内販100%、海外展開の3つを押さえておくことが重要になると思います。また、未経験でもOKとは言いながらも、プログラミング経験は選考で有利に働くのではないかと考えています。コーディング作業を外部に委託している多くのSIerと異なり、MUITでは社内ですべての工程を担っています。そのため、技術的な部分に触れる機会が多くなります。入社後数年間は社員全員がプログラミング関連の仕事を行うため、ミスマッチを防ぐためにも企業側はプログラミング経験のある学生を好むのではないかと私は考えています。独学でも、授業を何個か受ける程度でもよいので、何らかの形でプログラミングに触れることで、自分の適性を確認しておいた方がよいと思います。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思いますか?

企業研究がしっかりとできているか、業務内容とキャリアを明確にイメージできているかどうかが合否の分かれ目だと思います。この学生はSEとしてやっていけそうだ、と面接官に評価されるにはどうすればいいかを考えながら面接対策をするといいと思います。つまるところ、SEに必要なスキルは何か、というところに答えがある気がします。あと、特に上では触れませんでしたが研究内容に関してもしっかり聞かれたので、院生の方は準備しておいた方がいいです。

内定したからこそ分かる選考の注意点はなんですか?

基本的にこのサイトの選考体験記に書かれている通りで、実際に受けて感じた相違は特にありません。選考からは話がそれますが、インターンや説明会の募集はリクナビ経由で登録できるホームページで割とひっそり行われています。興味のある方は、早めにインターンのページを作って情報収集しておくとよさそうです。

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三菱UFJインフォメーションテクノロジーの 会社情報

基本データ
会社名 三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社
フリガナ ミツビシユーエフジェイインフォメーションテクノロジー
設立日 1988年6月
資本金 1億8100万円
従業員数 1,972人
※2019年4月1日現在
売上高 931億3019万円
※2019年3月期
決算月 3月
代表者 亀田 浩樹
本社所在地 〒164-0001 東京都中野区中野4丁目10番2号
電話番号 03-5859-2301
URL https://www.it.mufg.jp/
NOKIZAL ID: 1569446

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