
23卒 インターンES
総合職
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Q.
(1)当社インターンシップに期待すること、(2)インターンシップで取り組んでみたいテーマをお書きください。
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A.
私が貴社のインターンシップに期待することは、コンサルタントに必要な課題解決のスキルや思考プロセスを学ぶことだ。私は高校時代、バレーボール部のキャプテンとして練習メニューを一新してチーム力の向上に努めた経験があり、自らの行動で他者およびチーム全体を成長させることにやりがいを感じている。この経験から、規模は違うものの根底には同様の性質をもつコンサルティングやシンクタンクという業務に興味を抱いた。中でも私は、貴社の官公庁向けのシステム開発を含めた幅広い事業領域やソリューションの実行支援まで行うといった、社会に対するインパクトの大きさに魅力を感じている。実際のプロジェクトに関するワークを通して、貴社がどのようにして社会に貢献しているのかということを学び取りたい。 また私は、貴社のインターンシップで資源・エネルギーのテーマに取り組みたい。日本政府は2050年度に向けて脱炭素化やエネルギーコストの低減を見据えており、新たなシステムの開発や技術の導入が求められていると考える。その上で私は研究活動を通して、既存のシステムをより環境負荷の少ないものに代替する重要性を学んできた。貴社のインターンシップでは、エネルギー問題に対する理解を深め、質の高いアウトプットを出すことに貢献していきたい。 続きを読む
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Q.
ご自身の専門分野や研究内容についてわかりやすくお書きください。
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A.
私は無機化学系の研究室で、鉄を用いた新規錯体の合成と触媒反応の開発を行なっている。錯体とは金属と配位子からなる分子性の化合物であり、配位子のデザインによって多様な性質や機能を示す。この錯体を触媒として用いてより低エネルギーの経路で反応を行うことで、種々の化学反応を効率良く行うことができる。私は低毒性かつ資源豊富な金属である鉄を用いた錯体合成を行なっている。既存の触媒に用いられてきた貴金属を鉄で代替することは持続的な化学の発展に対して重要であると考えている。鉄自体は低反応性であるため錯体の活性を上げるには配位子設計が重要であり、教授とのディスカッションを重ねて様々な配位子合成に取り組んできた。私はそのなかで、当初の計画だけには固執せず、得られた結果から考えられるネックを導出して逐一軌道修正していくことを重視している。その結果、目的の配位子および十分な反応性をもつ鉄錯体の合成に成功し、この錯体が炭素、窒素間三重結合の変換という比較的不活性な反応の触媒となることを見出した。同反応における鉄触媒はこれまで2例しかなく、本研究の触媒はこれらよりも高活性であった。先日の化学系学会ではこの鉄触媒に関する発表を行い、優秀賞を頂くことができた。今後はさらに活性の低い反応の触媒となるような錯体の設計および合成に取り組みたいと考えている。 続きを読む
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Q.
自己PRや学生時代に力を入れて取り組んだこと・取り組んでいることについてお書きください。
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A.
私はアルバイトする飲食店の調理担当として業務改善に注力した。大学3年次、一通りの業務を習得し後輩の指導にも務めていた頃にお客さんから、料理が期待を超えてはこなかったという声を頂いたことがあった。この飲食店では、サービスで付加価値をつけるというコンセプトがあり、料理に関しても味わう前に見た目から楽しんで頂きたいという考えがあるが、当時私はこの理念がメンバー全員に十分に共有できていないと考えていた。また、キッチン内での指導方法にばらつきがあり提供の仕方にも統一性がないと感じていた。そこで私はまずお店の思いをメンバーで再確認しつつ、”お客さんを考えた提供”を意識してもらうような指導を試みた。規定の調理法だけではなく、お客さんの人数や年齢層をできるだけ考慮した盛り付けなどをしてもらうよう声がけした。またメンバーにヒアリングを行い、既存の詳細なマニュアルとは別に、忘れやすいポイントをメモした一目でわかる完成図を各ポジションに添付することを提案し、社員さんも含めてこの施策を実行した。その結果メンバー間で共通の意識を持ってより時間効率の良い業務を行うことができ、料理についてお客さんから良いコメントを頂くことも増えたと感じている。この経験から、組織で動く際に問題意識をもって主体的に行動する重要性を学んだ。 続きを読む