編集をやりたい理由は2つあります。1つめは本が好きで、好きなことを仕事にしたいと思っているからです。2つめは人のためになり人の心を動かす新しいものを生み出したいからです。
その中でも実用書をやりたいと思った理由は、貴社の実用書は多岐に渡っているため、様々なことができると思ったからです。私は色々なことに興味を持つ性格で、ガールスカウトをやったり、陸上競技をやったり、生徒会をやったり、小説を書いたり、家庭教師をやったり、泊まり込みでホテルで働いたり、ハンググライダーをやったり、ヨーロッパへ1か月間ひとり旅に行ったり、留学に行ったりと多くのことに関心を持って取り組んできました。そのため幅広いテーマを扱う実用書づくりにも意欲的に取り組めるという点と、何かしらの経験が活かせる可能性があるという点で貢献できると思いました。
児童書をやりたいと思った理由は、2つあります。1つめは子どもにとってためになる本づくりをしたいと思ったからです。子どもの頃に出会う本が成長に与える影響は大きいと思うので、それに貢献できる本づくりをしたいと思いました。2つめは本嫌いの子どもたちに本の面白さを伝えたいと思ったからです。私自身、小学校低学年の頃は本が嫌いでした。ずらりと並んだ文字を見るだけでも嫌な気分になりました。しかし、他社作品で恐縮なのですが『夢水清志郎事件ノート』に出会って本て面白いと思うようになりました。本が嫌いな子は面白いと思える本に出会えていないだけなのだと思います。その出会いに貢献できるような本を作りたいと思いました。本が嫌いだった自身の経験から、本が嫌いな子の気持ちも分かるところが児童書を作るにあたって役に立つのではないかと思います。他にはアルバイトで家庭教師をやっていたり、留学中に5歳の子の面倒を見ていたように、子どもと接する機会が多かった経験もいかせるのではないかと思います。子どもと接していく中で気付いたのは、自分が楽しんでいなければ子どもを楽しますことはできないという事です。この気持ちを持って児童書づくりをすることによって、子どもたちにとって面白い本を作ることに貢献できると感じています。
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