私の夢は「子どもも大人も読んでいて夢中になれるような本」を作ることです。
ボランティアとして小学校の補助教員をしていた際、休み時間に机に向かって読書をしている男子児童がいました。クラスメイトの子ども達はいつもその男児に向かって「外で遊ぼうよ!」「外で遊んだ方が楽しいよ!」と声をかけており、担任の先生までもが「なんで本なんか読んでいるの?お外で遊ぼうよ!」と声をかけていました。私は、 “男子小学生が自分から進んで読書をするはずがない”という考えが当たり前になってしまっている事が悲しいと同時に悔しいと感じました。本は年齢や性別に関係なく楽しむことの出来るコンテンツだと私は強く考えます。しかしそれは本の面白さに気づいている人間の考えで、多くの人は本の力に気づけていないのではないかと思いました。このことから、「老若男女問わず誰でも物語の中に入り込み、時間を忘れて夢中で読んでしまうような本」を作る事で、男子小学生が外で遊ばず、読書をするという行為が当たり前に受け入れられる世界にしたいです。御社は子ども向けの書籍を作っているだけでなく、大人向けのビジネス本や一般書、エッセイなど幅広いジャンルの本を出版しているため、老若男女問わず様々な人達に向けた本を作るためのノウハウを持っていると考えます。また最近は出版不況と言われている中で、売り上げを伸ばす為にインフルエンサーの著書を出版する企業が多いにも関わらず、御社は本のメッセージ性や社会性など、本の持つパワーを第一に考えて本を作っていると感じます。そんな御社でなら、「子どもも大人も読んでいて夢中になれるような本」を作る夢を叶えることが出来ると考えています。
御社から出版されたミリオンセラー作品の中には児童書がありませんでした。御社の一員となれた暁には、自分が児童書初のミリオンセラー作品を作りたいと思っています。 781
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