18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 学習院大学 | 男性
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Q.
当社を志望する理由をお書きください
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A.
三国志大戦というアーケードゲームの大ファンである私は目の届く限りありとあらゆる関連グッズを集めていた。そこで手に入れた『三国志大戦 ステップアップガイド』。上位プレイヤーによるカードレビュー、デッキ紹介、描き下ろしイラスト。その全てを食い入るように見た。他社からも関連本は出ていたが、このムック本にはキャラの台詞から小ネタまでどんな小さな情報でも載せてやろうという気概が伝わり、これは自分のために作られた本だ、と読む意義を感じた。だから何回も読み返した。サービス停止に合わせて刊行された『メモリアルガイド』は目に涙を浮かべながら読んだ。好きなものを通してつい感情が出てしまう、興奮して鼻息を荒くしてしまう、そんな行為を自分が制作に関わった本で多くの人にしてもらえたらどれだけ幸せかと思った。 大学入学時、風邪を引いてあまり学校に来られず気付けば周りを見渡すと交友関係は出来上がっていた。疎外感の中、カフェテラスで名前も知らぬ学生に半ば巻き込まれる形でプレイした『花火』は僥倖だった。会話を伴わない『花火』での意思疎通は困難、初対面同士でプレイするには難しい。つまり顔を見合わせてお互いの反応を観察することが必要となり、それは次第に彼らとの精神的な距離を縮ませていった。勝ち負けがなく協力して目標を達成するゲーム性も後押しした。今先輩となった私は、まだ大学に馴染めない新入生を見つけると真っ先にアナログゲームを持ちかけている。多くの人間がルールを覚える段階で向き合うアナログゲームは初めましての関係性で行うのにぴったりだ。コミュニケーションツールとしてのホビーを世に届け人々がもっと繋がるきっかけづくりをしたいと考えた。 幅広い事業領域でユーザーにサービスを届ける手段が豊富な貴社でなら2つの思いを達成し本やホビーによって趣味に熱中する心と交友関係の広がりを後押し出来ると確信したことが志望の理由だ。 続きを読む
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Q.
当社に入社してやってみたいこと、あなたが当社に貢献できると思うことをお書きください(800)
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A.
その日も部室から追い出される22:30まで編集作業をしていた。私は雑誌制作に誇りを持っていた。だから夜遅くまで作業が続いても休日が潰れても構わなかった。ある時、部員の都合で企画の一つが没になり急遽穴埋めが必要となった。既に企画長であった私だが新たに教育に関する企画進行の兼任を申し出た。日程に余裕がない中、先方である教授へ取材の依頼。そんな時間はないと断られた。いくらでも頭を下げた。このままでは雑誌が出せないと考えると必死だった。記事にどんな需要があるか、企画書とラフを持っていき説明した。1万部発行する雑誌に相応しい企画であると納得して貰いたかった。「教育学部で生徒から信頼のある先生だからお願いしたいんです!」3回目に会いに行った時、先方が首を縦に振った。その後班員と連携を取り、急ピッチで作業を進めた。刊行後、メンバーから貰った「この号が出せたのはお前のおかげだ」の一言は何よりも嬉しかった。このように自身の執着心を武器にして人を説得し、信頼を得られるよう努力してきた。その精神性を貴社の書籍編集事業、特にムック本や実用書制作の場で活かしたい。市場が縮小している出版業界で貴社の強みである包括的且つ多方面の販売体系を活かし書籍と他のコンテンツを融合し読者が好きなものをトコトン突き詰めること出来るようにコンテンツを届けていきたい。具体的にはイラストのテクニック本では購入者に講師が直接絵の添削をしてくれる有料のサービスを紹介する、手元をアップにした作図の動画を配信することも出来る。ドールや模型など自分の作った制作物を人に見せびらかしたい!という気持ちを持つ読者のため制作を指南する書籍とwebを連動し、ネット個展を開くサービスを行うなどユーザー参加型の企画を進めたい。そのために私はこれまで関わりのない他の業界に協力をお願いする、交渉をするというチームづくりの点で貢献したい。 続きを読む