19卒 インターンES
コンサルタント
19卒 | 東京大学大学院 | 男性
- Q. あなたが10年後に目指す姿とファーストキャリアとして経営コンサルタントを選択する意義を教えてください。800文字以下
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A.
ファーストキャリアとして経営コンサルタントを選択する理由は2つあります。1つ目は私自身の理想像である【自立したビジネスパーソン】に近づけるフィールドだからです。これは変化の激しい現代社会においては会社に依存せず、自身にしか発揮できない価値を追求・醸成する生き方が必要という私の考えに基づいています。この理想像を10年後には体現したいと考えています。その中で経営コンサルタントは (1)若手から経営層を相手にできるハイレベルな環境である点、(2)彼らに論理的な筋道を提示し、行動に移させる説得力を磨ける点、(3)多様な事業領域に携わることで広い視野を培える点に惹かれています。これらの要素を最短距離で身につけられることからファーストキャリアでは経営コンサルタントの道に進むことを望んでいます。 2つ目は顧客の課題解決に向き合い続けることにやりがいを感じてきたからです。私は現在、飲食店経営コンサルティングのインターンにて、顧客との商談を担当しています。働く中で顧客のニーズを瞬時に汲み取り、その解決に貢献した瞬間に最もやりがいを感じています。そのやりがいを社会でも感じ取ることができ、且つ規模の大きい案件に携わることができる環境は経営コンサルティングファームしかないと確信しています。 実際のキャリアでは入社後、貪欲にプロジェクトに取り組むことで仮説思考力や課題解決力を磨きたいです。その中で自身にしか発揮できない価値や得意とする事業領域を明確化していきます。その後はプロジェクトを牽引する立場になることで社内外から信頼されるコンサルタントになりたいです。最終的にはキャリアを通じて培ったネットワークや多様な業界での課題解決の経験を活かし、誰も成し遂げたことがないフィールドを切り拓く経営者になることを目標としています。 続きを読む
- Q. あなたが考える日本の課題を1つ挙げ、それに対してどのような対策を講じるべきか あなたの考えを教えてください。1000文字以下
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A.
ニートの減少に対する施策が明確化していないことです。ニートとは、十五歳から三十四歳までの家事・通学・就業をせず、職業訓練も受けていない人を指します。ニートを減らすためには(1)現在いるニートの人数を減らす、(2)今後、新しくニートになり得る人数を減らす、の2つのアプローチが考えられます。まず(1)について考えます。ニートを社会復帰させるためにはインセンティブが必要です。彼らは働くことの必要性は理解していますが、実際の行動に移すまでには至らないと考えるからです。インセンティブとして挙げられる対策を、保護者と共に暮らしている場合と、一人で暮らしている場合に分けて考えます。前者については、a)ニートである子供の相談ができる相談所を整備し、保護者と相談所の協力で子供の社会復帰を支援することが挙げられます。後者については、b) 働くことの楽しさを伝えるために、ニートを対象としたワークショップを実施することが挙げられます。仕事に対する報酬を支払うことはもちろん、人気俳優などのゲストを呼ぶことで参加者の増大を見込むことができます。社会復帰を諦めてしまった方も周囲から褒められることで、承認欲求が満たされます。そのため彼らが働くことを「楽しい」と感じるようになると推察します。次に(2)について考えます。通学・就業している人をニートにしないためには、現在の通学・就業環境をサポートしていくことが重要です。つまり悩みを一人で抱え込む前に救いの手を差し伸べることが求められます。具体的な施策としては、c)電話相談所やサポートセンターを設立し、悩みを相談できる環境を整備することや、d)学校内のいじめや労働環境の改善によって間接的にニートになる原因を減らしていくことが挙げられます。以上a)~d)の施策から1つ選ぶとすると、ニートに対して直接的にアプローチするa)が最も効果的だと考えます。すなわち、「ニートを対象としたワークショップを頻繁に実施する。インセンティブとして仕事に対する報酬を支払い、豪華なゲストを呼ぶことで承認欲求を刺激する。」を施策として提案致します。この施策を各都道府県で実施した場合、病気やけがなどの身体的理由と家事や介護などの家庭的理由を除いた6割が参加すると仮定します。すると、約70万人のニート人口は1年間で約30万人まで減らすことができると考えます。 続きを読む