19卒 インターンES
総合職
19卒 | 神戸大学 | 男性
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Q.
※ 1.テクノロジーの発達によって今後無くなる仕事の中で、世の中に対する具体的な影響が大きい仕事を1つ選び、論拠を示しながら、論理的かつ端的に述べよ(1000文字以内)
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A.
■テクノロジーの発達によって今後なくなる仕事の一つ:コンビニ店員 □根拠や事例:amazon goやローソンとパナソニックの共同研究を始めとする事例やテクノロジーの実証は現在進行形で進んでおり、遠くない未来にコンビニ店員はテクノロジーによって代替される可能性が高い。 ■コンビニ店員がテクノロジーに代替される事で生じる世の中に対する具体的な影響の大きさ: □影響1. 労働人口の数 →2017年9月度の店舗数は55,313店(※1)である。1店舗は平均として15~20人のパート・アルバイトを雇用し、店舗運営を行っている(※2)。従って、830000人程度が現在においてコンビニでパート・アルバイトに携わっている可能性がある。そして、この数十万人の店員がテクノロジーによって完全に代替され、仕事を失った時に世の中に与える影響は大きい。つまり、コンビニ店員の代替という点だけで考えると数十万人の労働人口が減少することによって、失業率や失業者の数が増加する。失業者が増加すると、収入が得られなくなる。その結果として、社会全体として余暇時間の増加や自殺率の増加を始めとする、マクロ経済学的な影響が世の中に与えられる。 □影響2. 利用者の数と利便性 →2016年度の年間来店客数は172 億 785 万人となっており(※3)、現在の日本の総人口1億2672万人(※4)で割ると、単純計算で国民一人当たり年間135回来店するという結果が得られる。つまり、現代を生きる人間にとって欠かせないインフラ的な役割をコンビニが担っていると言える。そのため、コンビニ店員がテクノロジーに代替されることによって利便性が高まった時に、世の中の多くの範囲に影響を与えると考えた。 仕事が代替された際に、上記2つの具体的な影響が大きく社会に与えられると考えた。 参考: http://www.jfa-fc.or.jp/particle/320.html ※1…コンビニエンスストア 統計調査月報 2017年 9月度 ※3…コンビニエンスストア統計調査年間集計(2016年1月から12月) http://www.sej.co.jp/owner/study/faq/ ※2…セブン-イレブン・ジャパン 「お店の運営について」 http://www.stat.go.jp/data/jinsui/new.htm ※4…総務省統計局_人口推計(平成29年(2017年)5月確定値,平成29年10月概算値) (2017年10月20日公表) 続きを読む
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Q.
※ 2.一般的に正しいとされているが、自分自身は正しくないと思っていることを、具体例をあげて、論理的かつ端的に述べよ (1000文字以内)
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A.
■一般論で正しいとされている事項:多くの大学の講義で見られる「出席点」という評価指標のみがテストと同列の指標として存在している事 ■議論の前提:大学の多くの講義には出席点という指標が存在する。つまり出席しなければ出席点を得る事が出来ず単位認定の際にテストと同等の重みで評価の一部となる場合が多く存在する(例えば最終テスト50%出席点50% の計100%の内、60%以上で単位取得を認定するという場合) ■主張:大学の講義の本質は『学問という特定の専門知識を生徒が学ぶ事』だと考える。そして学ぶ事が出来たか否か、またその程度をテストというアウトプット指標で評価する。学びの理解度を確認するためのテストと学びを理解するための一つの手段である出席して講義を受けたか否かという指標は同じ水準の指標として存在させるべきではない ■根拠:出席して講義を受けていない状態でも専門知識を得る事が可能だからである 生徒が専門知識を学ぶ手段の一つとして講義を受けるという選択があり、他には読書やネットでの情報収集、教授との対話により専門知識を得る事が可能である。また講義を受ける事と講義に出席する事は必ずしも同義ではない。インターネットが存在する現在においてオンラインでの受講も可能である。従って講義を受けるために出席する必要があるという論理は破綻する。また出席して講義を受ける事と比較してオンライン上で講義を受けるメリットは相対的に存在する。例えば、隙間時間に受講可能である事や理解している点を倍速等する事が可能である事。 つまり大学の講義の本質『学問という特定の専門知識を生徒が学ぶ事』を満たすために多くの手段が存在し、その中の一つである「出席して講義を受けたか否か」という指標のみをテストと並列に並べて評価する事は一部の「出席して講義を受ける事が最も専門知識を得られる」受講者以外にとって最適ではない手段を強要しているのと同義である ■根拠:なぜ出席点という制度が存在しているのかを考えた時「講義を受けなければ生徒は専門知識を理解する事が難しいだろう」という教授側の意図と、学生側の「テストで良い点を取れなかった場合のセーフティネットの役割」を果たしていると考えられる。学生側の観点から考えると出席点が存在する事でテストが相対的に軽視される ■結論:上記より出席点という評価指標のみをテストと同列の指標として並べる事は正しくない 続きを読む