【未知の電子世界へ】【20卒】双葉電子工業の冬インターン体験記（理系/技術職）No.4777（同志社大学/女性）（2019/4/10公開）

電子工業の部品の職業について知りたかったから。もともとラジコンに興味があったため、ラジコン関係かつ電子工業の部品についての基礎の説明も含まれるということで、遠方ではあったが交通費が全額支給だったため、行くことにした。

会社に基礎知識を調べたうえで、職種についての詳細な違いなど、現場の方にしかわからないような疑問をリストにして臨んだ。

業界・会社説明の後、現場社員との座談会

1日目にやったこと

会社・業界説明の後、会社ツアーのようなものも行った。最後に双葉電子工業で扱われている部品を使って新しいものを考えるという議題でグループディスカッションが行われた。

現場社員

なし

グループワークの発表の際、考えたものについての「色を付けた方がいい」、「ユーザーだったらこの方が見やすいのではないかな」、などのフィードバックだけではなく、発表の仕方についての「話のこの部分に抑揚つければわかりやすかった」などのアドバイスもしていただけた。

電子部品について、最初に説明はあるものの、やはり知識がないと新しい実用的なものを考えるという事について、難易度が高かったように思う。私のグループは私以外全員電子工学専攻の院生であったため、非常に助かった。また、他のグループの作品もかなりレベルの高いものばかりで焦った。

やはり、現場で実際に働く社員の方に具体的な業務内容を聞く時間が設けられていたことで、職種の違いを明確化できたことである。また、新型のラジコンの操作機やこのインターンシップで初めて知った金型の実物など、普段目にすることのできないものも見せていただけたのもよかった。

説明で詳しく紹介されていた金型について、基礎知識がなかったために、質問内容が思いつかないという事態に陥ってしまったので、金型について学んでおけばよかったと思った。

実際の具体的な業務内容を説明を通じても、社員の方との座談会を通じても聞くことが出来たため、非常に自分の働いている姿を想像しやすかった。さらに、グループディスカッションに対する社員の方のフィードバックについて、業務においても通ずるものがあったため、社風も想像しやすかった。

インターンシップ参加者をグループディスカッションを通じて観察していると、電子部品に強く興味をもっていて、知識豊富な方が多い学生がほとんどであり、かつ現場の社員も院卒と仰っている方が１００％であったため、情報系の学生が入る隙はないように感じたから。

まず、インターンにいた学生にも現場職員の方の中にも、自分と同じ情報専攻学科所属の人が一人もおらずほとんどが電子工学専門の大学院生であり、入社時の知識不足が大きすぎるのではないかと感じたため。次に、現場社員の方の話のなかで、部署間の移動はあまりできないという事が含まれていたため。

インターンシップ参加の特典として、選考フローの初期段階の必須説明会の免除があったが、それは誰でも参加できるものであり、そのほかに有利になる要素はなにもなかったため。

情報系を専攻しているため、IT業界であるNTTデータ、IBMを志望していたが、ITを支えている部品についても興味をもち、京セラ、村田製作所、デンソーも志望群の中に入れていた。また、日立製作所やパナソニックのようなメーカーにも興味を持っていたが、自社でハードウェアを持っている企業は柔軟性に欠けると考え志望から外した。

部品について知りたいと考え参加したこのインターンシップであったが、自分が今まで情報系を専攻していただけあって正直魅力を理解しきれない部分があった。また、部品は目に見えて力を発揮するというより、円の下の力持ちというような印象だったため今回のインターンシップで、部品メーカーへの志望度は若干下がってしまった。