【選択の軸、未来へ】【20卒】日本IBMの夏インターン体験記（理系/全般）No.5092（同志社大学/女性）（2019/4/10公開）

外資と日系が融合されているような企業であるという事を教授から聞き、興味を持ったから。またこのインターンは女性のキャリアを考えるという観点のインターンシップであったため、女性の選択をテーマに自分の軸を就活が始まるこの段階で決めておきたかったから。

この会社の過去のインターンシップ体験を就活会議などで調べた。学生同士のコミュニケーションが活発に行われるようであったため、グループディスカッションの仕方の勉強をしたり、女性のキャリアに対する自分の意見をまとめたりした。

応募

自分のキャリアを形成していく上で何を大事にしたいか

1日目にやったこと

会社についての方針と女性の人事のキャリアの説明、現場社員・人事との座談会、キャリアについてのポストイットを用いたグループディスカッション、最後に立候補した数人が各自自分の軸について考え、他の人はその中から興味のある軸を挙げた人のところへ行き、出来たグループでその軸について話し合う

なし

Think　Choiceという題名なだけあって、特に向こう側がフィードバックをするというような時間も設けられなかったが、現場社員との座談会のときにの社員さんの「IBNはITの会社ではなく、いまITが必要とされているからITをしているだけであって、必要とされるものが変わればすぐに変わる準備はできている」という言葉が印象的だった。

発表というレベルではないが、高頻度で挙手からの意見発表が行われたり、グループディスカッションをする時間があったりとインターンのほとんどの時間、常に自分の意見を考え、アウトプットを繰り返すという事をスピード感をもって繰り返しており、慣れなかったため、とても疲れた。また、外国人留学生のレベルが高く、グループディスカッションの際に自分の意見の浅さを実感した。

１Dayのインターンシップであるにもかかわらず、１２人ほどの人事や現場社員とゆっくり話す時間があったのがとてもよかった、また、あえてあまりフィードバックを行わずスピード感をもって学生の意見を出せるようにすることで、より学生自身の本当の軸を見つけてもらおうとしてくれていた。

軸を考えるというテーマであったため、明確な軸を決めずに自分は参加したのだが、周りはもう軸がはっきり決まっており、その人たちはより深い議論が出来ていたので、もう少し自分の意見を固めておけばよかった。

このインターンシップは自分の軸を見つけるというテーマであったためか、まだ就活が本格化していない時期に開催されたからか、企業自体の説明はほとんどなかった、そのため業種についてははっきりわからなかったため、働いている姿を想像できなかった。しかし、会社の社員の雰囲気は話す機会があるためよく分かった。

自分は本選考では内定が出ないと感じた。まず第一の理由は社風が合わないと感じたからだ。この説明会に来る学生も、人事を含めた社員も、仕事が大好きでワークライフバランスよりも仕事というような人が多くいたように感じた。第二の理由は参加学生のレベルの高さだ。日本人の坂学生を含め、日本語以外に話せる言語があったり、発言も積極的で的を得ていたりとレベルの高さを痛感した。

社風が合わないことと、参加学生のレベルが高すぎたことから内定が出ないと感じたことが理由の一つでもあるが、大きな理由としては人事や座談会に出ていた社員と会社見学の時にオフィスを回らせてもらったのだがそこで働く社員とのイキイキ度合いのギャップを感じたという事がある。

自分は本線校に有利になるといったセミナーなどには招待されなかった。しかし、今回のインターンシップ自体抽選で参加が決まると言っていたが、医学部生や外国人留学生などレベルの高い人が集まっていたため、インターンシップで良い動きをしていれば何か特典はあるのかもしれない。

インターンシップ後の会社からのフォローはなかった。あるとすれば、冬季インターンシップの参加への促しくらい（もちろん選考が免除になるということはない）だった。

外資系に少し憧れを持っていた。しかし安定感やワークライフバランスの欲しさから、日系のIT大企業である日立製作所や富士通、NTTデータなどを視野に入れていた。また広く社会貢献ができるといったことから、ITも支える部品メーカーであるデンソーや村田製作所、ロームなども見ていた。さらには自分の好きなものであるという単純な理由から、お菓子メーカーも視野に入れていた。

憧れていた外資要素のあるこの会社の全体の社風から、思い描いていたキラキラ感はなかったように思う。しかし、外資を志望するような学生は高確率で積極的かつスピード感があり有能な人が多く、成長のスピード感を軸とする人にはとても合っていると感じた。自分はじっくり考え徐々に成長していきたいタイプであるからやはり日系があっていると思った。