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【未来を拓く材料革命】【16卒】半導体エネルギー研究所の本選考体験記 No.104(慶應義塾大学/)(2017/6/13公開)

株式会社半導体エネルギー研究所の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2016卒株式会社半導体エネルギー研究所のレポート

公開日:2017年6月13日

選考概要

年度
  • 2016年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 不明

投稿者

大学
  • 慶應義塾大学
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定
  • 三菱自動車工業

選考フロー

履歴書+Webテスト(3月) → 1次面接(3月) → 2次面接(4月) → 最終面接(4月)

企業研究

OB訪問。会社主催の説明会ではとその会社の良いところしか教えてくれませんし、座談会では人数が多く、ひとりあたりに与えられている質問時間が短く、有意義な時間を過ごすことができないことが多かったです。OB訪問をすれば会社のマイナス面についても答えてもらえるし、自分が満足いくまで質問することができます。また、自分と似た境遇の人の実体験を聞けるので、実際にその会社に入って自分がどのように働いているかイメージがしやすくなります。

志望動機

私は大学で無機材料の研究を行っていて,自分が学んだことを社会に役立て,「社会に貢献したい」とかねてから考えておりました。合同説明会で貴社のことを知り,私の専門分野である酸化物半導体を扱っているということで大変興味をもちました。また,「研究開発に特化している」「色々なことにチャレンジさせてくれる」という経営方針にも魅力を感じました。貴社であれば自分の能力を活かし,さらに成長することができると思い,応募に至りました。

1次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官2
面接時間
90分
面接官の肩書
人事と技術者
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

質問内容は履歴書に書いたことだけなので,履歴書に書いたことをしっかりと覚え,深くつっこまれても大丈夫なようにしておきましょう.答えたことに対して面接官のかたがひとつひとつコメントするので(長い時は30分以上話していることもあります),それをしっかりと聞いているかも見ているような気がします.また,私の場合,半導体エネルギー研究所の主要な事業内容である「酸化物半導体」を専門にしていたため,研究内容については深く突っ込まれました.自分の専門を人にわかりやすくつたえることも大切です.

面接の雰囲気

面接時間がとにかく長い。質問内容は基本的に履歴書に沿って質問が行われたため、その場でとまどうことはなかったですが,面接官の方が私の回答に対して半分以上は説教をしている印象を受けました。

1次面接で聞かれた質問と回答

志望動機について教えてください

私は大学で無機材料の研究を行っていて,自分が学んだことを社会に役立て,「社会に貢献したい」とかねてから考えておりました。合同説明会で貴社のことを知り,私の専門分野である酸化物半導体を扱っているということで大変興味をもちました。また,「研究開発に特化している」「色々なことにチャレンジさせてくれる」という経営方針にも魅力を感じました。貴社であれば自分の能力を活かし,さらに成長することができると思い,応募に至りました。

研究概要を簡潔に述べてください

機能性無機材料である酸化亜鉛の微細構造を制御し,色素増感太陽電池の電極材料へ応用する研究を行っています。私の研究では,溶液中で前躯体を合成し,熱処理を施すことで前駆体由来の形態をもつ酸化亜鉛を合成する「自己テンプレート法」に着目しました。前駆体には金属有機構造体(MOF)と呼ばれる物質を使用し,MOFの形態を制御することで酸化亜鉛の形態を制御し,電池性能向上を目指しています。

2次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官2
面接時間
60分
面接官の肩書
人事部長,人事課長
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

1次面接と同様,質問内容は履歴書に書いたことだけなので,履歴書に書いたことをしっかりと覚え,深くつっこまれても大丈夫なようにしておきましょう.また,学生時代にどのような困難に直面し、それについてどのように取り組み、困難を克服してきたか、ということを深く質問されました。ただ単に「学生時代頑張ったこと」を説明するのではなく、「それが社会人として世に出るとき、会社にどのように役立てることができるのか」ということまで考えて回答することが必要であると思いました。

面接の雰囲気

1次面接の内容とほとんど同じ.相手が部長クラスになったので評価している点は異なるのかもしれませんが,こちらの面接への臨み方はほとんど変わらなかったため,比較的リラックスして面接することができました.

2次面接で聞かれた質問と回答

志望動機について

私は大学で無機材料の研究を行っていて,自分が学んだことを社会に役立て,「社会に貢献したい」とかねてから考えておりました。合同説明会で貴社のことを知り,私の専門分野である酸化物半導体を扱っているということで大変興味をもちました。また,「研究開発に特化している」「色々なことにチャレンジさせてくれる」という経営方針にも魅力を感じました。貴社であれば自分の能力を活かし,さらに成長することができると思い,応募に至りました。

学生時代に取り組んだこと

私は大学3年の時,100名規模のテニスサークルの役員を務めていました。役員は私を含めて全部で12人いましたが,運営開始当初は皆の意見がバラバラでした。この状況を打破したいと考え,私は毎週役員会を開き,皆の意見をぶつける場を設けました。皆の本音を聞くことで互いを理解し,役員が一丸となることができました。そのような関係を築けたからこそ,互いを信頼し,協力し合うことで1年間サークル運営をやり通すことができたと考えています。

最終面接 通過

実施時期
不明
形式
学生3 面接官1
面接時間
40分
面接官の肩書
社長
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最終面接なので,内定を出したら本当にその会社に来てくれるかどうかを念を押されました.うそをついてでも,第一志望であるというべきです.また,半導体エネルギー研究所は社長のワンマン経営で有名な会社なので,社長がその人物を気に入るかどうかがすべてだと思います.社長の機嫌をそこねないよう,気をつけたほうがいいです.

面接の雰囲気

質問内容は奇をてらったものはありませんでしたが,面接官が社長であったため,1次面接,2次面接よりも厳格な雰囲気でした.半導体エネルギー研究所は今の社長が一代で築き上げた会社なので,社長はかなりやり手なイメージがありました.

最終面接で聞かれた質問と回答

どういう仕事をしたいか

私は,御社に入社し,IGZOなど酸化物半導体の研究開発に携わりたいと考えております。私は現在,機能性無機材料である酸化亜鉛の微細構造を制御し,色素増感太陽電池の電極材料へ応用する研究を行っています。将来も自分が学んだことを社会に役立てたいとかねてから考えておりました。御社において私の専門である材料科学に関する知識を活かし,また専門以外の新たな知識も身につけ,自分自身もさらに成長していきたいと考えております。

自己PRについて

私は「自分の意見をしっかり伝える」ことを重視しています。私は現在,産業技術総合研究所の研究員と共同研究をしております。共同研究なので,共同研究者とディスカッションをすることもありますが,ディスカッションにおいて,互いの意見が合わないことも多々あります。しかし,自分がやりたいことをしっかり述べると相手もそれに対するアドバイスをしてくださります。そのようなやりとりを繰り返すことで自身の知識や研究の幅を広げることができると考えております。

他の会社に内定はもらっているか,内定出したらうちにくるのか

ほかの会社はまだ選考が進んでいないので,内定はまだいただいていません.ただ,御社を第一志望にしているので,内定をだしていただけたらぜひ承諾したいと考えております.

内定者のアドバイス

内定に必要なことは何だと思うか

説明会にしっかり参加しましょう.この会社のようにあまり知名度のない会社を受ける場合,その会社についてどれだけ知っているかは重要になってくると思います.逆質問でも質問しやすくなるので,企業研究はやって損はないです.

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

とにかく早い段階で選考に参加することが大切だと思います.自分は説明会に参加し,早期選考で申し込んだため,その後の選考もスムーズに進むことができました.まわりの内定者も早期選考組が多かった印象をうけました.

内定したからこそ分かる選考の注意点

1次面接が鬼門です。研究内容についての質問がメインでした。自身の研究に対してどれくらい真剣に取り組んでいるのか、専門知識はどれくらいあるか、自身の研究をわかりやすく人に説明することはできるか、などを評価しているように感じました。また、面接官の質問に対してしっかりと受け答えすることができるか、ということも重要になってきます。

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半導体エネルギー研究所の 会社情報

基本データ
会社名 株式会社半導体エネルギー研究所
フリガナ ハンドウタイエネルギーケンキュウショ
設立日 1980年7月
資本金 43億4800万円
従業員数 794人
売上高 172億2800万円
決算月 3月
代表者 山﨑舜平
本社所在地 〒243-0036 神奈川県厚木市長谷398番地
電話番号 046-248-1131
URL https://www.sel.co.jp/
NOKIZAL ID: 1131021

半導体エネルギー研究所の 選考対策

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