【地域経済を支える粘り強さ】【17卒】広島銀行の本選考体験記 No.2096（法政大学/）（2017/6/13公開）

志望動機や持っている資格はやはりかなり評価していると思った。しかし、第一志望ということは面接の中ではあまり発していないので、多めに人数をかこっていると思います。また、それ以上に学生時代頑張ったことや自己PRを詳しく聞いてきた。おそらく第一志望ではなくても、最低限この企業の求める人材であれば採用するというスタンスだったように思う。その点、自己分析をしっかりし、ある程度面接に慣れてきており、問題なく質問に回答することができたので、評価に値したのだと思います。

事前に提出したOpenESに沿って質問されました。面接官の方の子供さんが私が通っていた中学高校と同じらしく、高校の話が中心でした。

志望動機を教えてください

私は御行で地元広島の経済発展に貢献し、お客様の暮らしや地方経済の根幹となる中小企業を支援する仕事がしたいと考えています。地方銀行は地域経済への貢献度が高く、お客様の思いをそばで形にできると考えたからです。その中で、御行は県内で約4割と圧倒的なシェアを誇り、地域関係と強固な信頼関係で結ばれています。また、最近ではフィンテック事業に乗り出すなど新たな事業に積極的に乗り出すなどお客様を様々な形で支援できると考えたからです。注意した点は、なるべく、ESの志望動機の基本軸をずらさないように注意しました。

FPの資格取っているけどなんで取ったの。

はい、私は法政大学経済学部介在学科なので経済学を学んだという証がほしくて一般的に銀行員の方が持っている経済系の代表的な資格であるFP（ファイナンシャルプランナー）3級をまずとろうと考えました。また、自分や他人の人生設計を考えるうえで持っておいても損はない資格だと考えたからです。注意した点は、質問間の質問意図を理解したうえで答えるようにしたことです。また、面接の冒頭で聞かれたのであまり深く考えないようにしました。

正直、最終面接で50代から60代くらいのおじさん面接官にかなりダメ出しされその場で落ちたと思っていました。実際に「君の考え方はテンプレートで浅いね。駄目だよ。でも一様内定は出すけどね」と言われたのでどこに評価点を置いているのか全く分かりません。しかし、面接中は常に相手の面接官の目を見て話すことを意識していたのでそこかもしれません。

まず、志望動機が浅いといわれた。何を言っても「 本当はそんなこと思ってないでしょ？」といた否定的な質問が多くストレス耐性を見ているのかなと感じた。顔色一つ変えずに「それはなんで？」と聞かれたり「別にうちじゃなくてもいいじゃん」としつこく言われた。

自分の長所は何だと思いますか。

私の強みは「粘り強く」行動できることです。ゼミを代表して学内研究発表会に出ることがありました。事前にゼミで発表すると「歴史に興味がない人には分かりにくい」という評価を受けました。その後、どうすれば内容を分かりやすく伝えることができるか考え、私が以前、資料館で受けた説明が分かりやすかったこと思い出し、歴史説明に携わる学芸員の方に助言を頂こう考えました。しかし、最初は協力を断られてしまいました。ただ、「粘り強く」何度も資料館を訪問し、熱意を持って行動すると学芸員の気持ちを動かし、助言を頂くことに成功しました。その後の発表会では学芸員の方から受けた助言を参考にしつつ、発表を行いました。すると、歴史学に関係ない教授からも「分かりやすく、とてもよかった」と直接言っていただくなど、発表を成功させました。仕事においても「粘り強く行動」することで、困難な問題でも解決していきたいと考えています。と答えました。

ゼミはどういうテーマを勉強していますか。

大学2年次より歴史研究ゼミに所属し、近代日本における財閥の社会的貢献について「公益的」な観点から研究しています。具体的には、財閥創設者が遺した文献や各財閥の寄付金明細表を分析し、その中で利益を追い求めるだけではない「公益的貢献」に対する各財閥の考え方を学びました。また、出資金額の差から財閥ごとに力を入れている公益的な分野の「違い」があることも学びました。卒業論文では、2年次から続けている研究結果をもとに、「公益的」な観点から財閥ごとの社会的貢献についてまとめる予定です。と答えました。