【論理的な研究者との議論】【23卒】田辺三菱製薬の冬インターン体験記（理系/技術研究職 1day仕事体験）No.22088（非公開/男性）（2022/6/3公開）

製薬会社にもともと興味があったから出してみたというのが一番の動機。特に田辺三菱製薬が製薬会社内でもCMCの分野に強く、そんな会社のCMCの業務がインターンを開いていたので業務内容を理解したいと思い、本インターンシップに参加した。

選考の内容は、エントリーシートのみだったので、エントリーシートだけで自分の論理的思考が伝わるようにわかりやすさに気をつけた。

今までの研究内容というよりも、自己PRなどの本人の性格を重視していると感じた。

会社説明
技術研究職体験ワーク・・・これは、研究者の方が、自身が取り組んでいる仕事をポスター発表のような形で説明してくださり、それを聞いて議論しようというものであった。
座談会

会社説明、技術研究職体験ワーク、座談会という流れ。

研究者の方の仕事内容や仕事への取り組み方。

会社説明/座談会/技術研究職体験ワーク

1日目にやったこと

会社説明を聞く。
技術研究職体験ワークをした。これは、研究者の方が、自身が取り組んでいる仕事をポスター発表のような形で説明してくださり、それを聞いて議論しようというものであった。
最後に、座談会が開かれた。

なし

人事の方とは、会社説明の時にかかわりがあり、質疑対応をしてくださった。研究者の方とは、技術研究職体験ワークにおいて、研究者の方の研究発表を聞き、こちらが質問するという形でかかわりがあった。研究者の人々は、非常に論理的な方が多かった。

技術研究職体験ワークにおいての質問が非常に苦労した。真をとらえるような質問をもちろんしたいが、どのレベルがその質問に当たるのかがわからなかった。また質問を伝えるときに、自分の意図とは違う意味で受け取られてしまうこともあり、わかりやすく端的に質問することも重要だと感じた。

他の学生と話すことはなかったが、他の学生の研究者の方の質問を聞いていると、意見が鋭い人もおり、研究者の方も楽しそうだった。つまり、日常的にしっか学業に打ち込むことが重要だと感じた。

実際の研究者の方の研究発表を聞いたことで、大学と異なる企業の研究イメージを持つことができた。企業の研究の特徴としては、基礎研究ではなく特許をとれるような技術の開発が優先されていると感じた。また、技術研究職では、スケールアップを達成するためにAIなどを使っていることも分かった。

日々の研究の中で様々な分野に目を光らせておくことが大事だと感じた。目を光らせておくと、違う分野の話を聞いたときにとっきつきやすいと思われる。

田辺三菱製薬で働いている自分を想像できた。というのも、今回のインターンシップでは、通常の説明会で聞けないような研究員の仕事内容を聞くことができ、企業の研究員のイメージが広がったため。また、研究員の人事評価においても、どのように評価するのかについて聞けた点も想像につながった。

技術研究職体験ワークにおいて、いい質問をすることができなかったこと。また、他の学生の中には、いい質問をする人もいて、そのような人の発言に対しては、研究員の方の反応がよく、今のままでは、内定がでないだろうと思った。よって、これから質問力を高める必要があると感じた。

志望度が上がった理由は、技術研究職の働いているイメージがより具体的になったため。特に、技術研究職では、医薬品のスケールアップが重要であり、この仕事は論理性が求められる仕事だと学び、このような仕事は自分に合っていると感じたので、今回のインターンシップの志望度が上昇した。

インターンシップ参加者限定の選考ルートは伝えられなかったので、インターンシップへの参加が本選考に有利になるとは言えない。ただし、インターンシップの優秀者だけに連絡がある可能性は存在する。

インターンシップ参加前の志望業界は、製薬業界だった。また、志望企業は、第一三共や中外製薬などであった。製薬業界を志望した理由は、自身の病の経験から。また各企業の志望理由は、新薬メーカーでそれぞれが会社独自の強みをもっておりそこが明確なため。田辺三菱製薬は、新薬メーカーだが、あまり強い分野が存在しなかったため志望順位は低かった。

あまり強い分野がないと思っていた田辺三菱製薬だが、インターンシップで実際の研究者の方と触れ合ってみて、研究者の方の熱意を感じた。その熱意があれば、きっと素晴らしい新薬をうみだすことができるのではと私自身感じたので田辺三菱製薬の志望度は上昇した。また、志望業界である製薬業界は、実際にやりがいがある仕事なのだと感じより志望度は上がった。