【未来を切り拓く挑戦】【19卒】バローホールディングスの夏インターン体験記（理系/総合職ＳＣＤＰ採用）No.1118（京都大学/男性）（2018/1/31公開）

1番の動機は夏休みよりも早期に短期インターンシップを実施している点だった。また、日給1万円、交通費は大学所在地で一律に十分に支給、宿泊費支給であったので、特に会社規模や事業内容などを何も考えずに応募した。

このインターンの選考はWebテストだけであったが初めてのウェブテストであったので、一般的なウェブテストの対策の本をぱらっと読んだだけだった。

小売業界の現状理解とこれからについての講義/10億円を元手とした新規事業の立案

1日目にやったこと

社員の人から小売業界の現状、これから、その際の当社の戦略に関わる講義を受け、昼ごはんをかねて市場調査、その後ＫＰＩ等新規事業の回収性の講義を受け、夕方にテーマ発表されチームで議論を始めた。1日目の終わりに中間発表があり、フィードバックを受けた。

2日目にやったこと

引き続き案について議論を進め、新規事業をまとめて行き、回収性を示すデータ集めと整理をしていった。メンターの社員には適宜アドバイスを仰ぐことが可能であった。それらをすべてプレゼンにまとめ最終プレゼンで発表し、フィードバックを受けた。

人事社員

なし

「それ君のお母さんなら使う？」とフィードバックされたこと。スーパーに来る主婦層の30％をターゲットにした事業を考えていた際に言われたが、新規事業を考えるときのターゲットはなんだか匿名的で、架空の存在に思えてしまうときがあるけれど、自分が想像できるところまで対象をおろしてみることが大切ということを学ばされた。

課題発表から初日の中間発表までの時間が短い割りに中間発表のフィードバックがとても辛辣で正直もう次の日行きたくないと思った。ただ、そのフィードバックが起こったのも自分たちがやろうと思っていたことをしっかり言語化して伝えられなかったからなのかと今なら思える。

他の企業のサマーインターンよりも早いインターンであったので、インターンの空気感をまず知れてよかった。また、パワーポイント作成能力やプレゼン能力など、サマーインターンに必要な基礎能力が大きく欠けていることに早期に気づく事ができたので他のインターンで恥をかく羽目にならずにすんだ。

まずパワーポイントを作れるようになっておくべきだったと思う。また新規事業を立てる上でマーケット規模の規模感をつかめるためのインプットをしておけばよかったなと思う。市場規模何兆といわれてもすごいのかすごくないのか全く想像がつかなかったので。

新規事業の考案はとても刺激的だったが、実際の業務に目をやれば、小売店での業務、工場での業務と、なかなか革新を起こしづらい環境に配置される。インターンの待遇、募集層から優秀な人材を集めようとする姿勢はよく分かるが、その配置をよく考えないと、その人材が育つかどうかは謎。

高学歴学生層向けに日給を出しながらも何度もインターンシップを実施している理由は、高学歴学生を得るための宣伝としてインターンシップを利用しているからではないかと思う。その理由も通常通りナビサイトに載せてもなかなか高学歴学生へのリーチが望めないからと考えられる。そのため本選考に応募すれば学歴で内定が出ると感じたから。

もともと当社を就職先としては全く見てはなかったため、その点ではインターンシップによって志望度は上がった。しかし、やはり配属先の業務である小売店運営、工場の運営に面白みをあまり感じなさそうなので依然としてそれほど志望度は高くないのが本心である。

インターンシップ参加者に対するアフターフォローが全く感じられなかったため特に有利になるということはないと思う。インターンシップはあくまで本選考応募者を増やすための手段に思える。

食品業界を志望していた。おもに食品大手メーカー。その中でもベバレッジ系が特に良いと思っていた。具体的に言うと、アサヒビール、キリンビール、サントリーといった飲料メーカーでの商品開発に興味を持っていた。また飲料ではないところで言うと、カップヌードルなどの即席めんをつくるメーカー、例えばエースコック、日清も志望していた。

食品業界といっても単一に食品メーカーだけでなく、原料メーカー、食品卸、食品流通、食品小売など、関わっている業者はたくさんあり、自分が志望する可能性のある業界はまだまだ探索の余地があると分かった。また商品開発は食品メーカーだけではなくて、小売店でのプライベート商品の開発をするという方法もあり、もっとしたい業務にフォーカスして先入観に縛られずに企業を探そうと思った。