19卒 本選考ES
総合職
19卒 | 大阪市立大学 | 男性
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Q.
あなたは、エースコックの商品企画の担当者として、今までにない新しい即席めんで、お客様に満足していただける新商品を企画することになりました。あなたが提案する新商品を、具体的に教えてください。 800文字以下
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A.
私が提案する新商品の商品名は、「一緒に食べられなくてご麺」です。この商品の最大の特徴は、かまぼこに食べられる特殊インクで「おかえり」「おつかれさま」「がんばって」「だいすき」「おたんじょうびおめでとう」といった文字を印字したかまぼこが入っていることです。 かまぼこ以外の内容物についてですが、愛情たっぷりという印象を前面に押し出したいので、かやくの彩りの良さやパッケージには徹底的にこだわります。麺とスープは健康を考えるという観点から、おいしさそのままに糖質50%オフを実現した麺ごこち糖質50%オフシリーズの麺やスープはだしの旨みで塩分40% オフを実現した中華そばのスープを用いるのがよいのではないかと考えています。「おかえり」「おつかれさま」「がんばって」「だいすき」「おたんじょうびおめでとう」といったメッセージごとにスープやパッケージを変えるのもよいと思います。 この商品の発売は、子どもの貧困について伝える報道に「夕飯はカップ麺を一人で食べる」というフレーズが用いられたり、独身者の生活を伝える報道に「週末はカップ麺を一人で食べる」というフレーズが用いられたりといった、孤食(=食事の際に孤独を感じてしまう「寂しい食事」)という現代特有の社会問題と即席めんが結び付けられがちであることへの挑戦です。 核家族化が進み、女性の社会進出が増え、単身者が増え、独りぼっちの食事スタイルは近年ますます増加しています。さまざまな事情で、一緒に食事をすることができない消費者が本来顔を合わせて伝えたいメッセージの刻まれた商品を購入して、相手に手渡したり、食卓に置いておいたり、送り届けたりすることで、「(本当は一緒に食べたいのだけれども、)一緒に食べられなくてごめんね」という思いを届けることができます。この商品による即席めんのイメージアップ効果で、即席めん業界全体への好影響も期待したいです。 続きを読む