【未来のトマトを育てよう】【20卒】タキイ種苗の冬インターン体験記（理系/技術系）No.6339（龍谷大学/女性）（2019/6/24公開）

関西での就職に興味があり、京都に本社があるため興味を持つようになりました。しかし、業務内容は知らない点が多かったため雰囲気や業務内容、特に技術系の社員の方がどのように活躍されているかということについて知りたいと思い応募しました。

大学時代に成し遂げたことなどを記述する必要があったため、どのような点を書くべきか考えました。また、研究概要を分かりやすく伝えるよう意識しました。

10年後にどのような品種のトマトを育種するべきか

1日目にやったこと

初めにアイスブレイクとして、参加者同士が話しやすくなるように簡単なゲームをしました。その後、育種についての説明や圃場の見学を行い、プレゼンのためにディスカッションを行いました。

育種や研究の社員

マスキングテープ／種

育種では、今するべきことと同時に10年後に何が必要かということを考える必要があるというフィードバックを頂き、働くうえで、必要な力について考える機会になりました。

ディスカッションでは社員の方が1グループに1人ついてくださっていたため、少し意識してしまい、緊張することがありました。
プレゼンテーションの準備では、細かく時間が区切られていたたえめ、時間の使い方について工夫する必要がありその点で苦労しました。

圃場の見学を実際に行うことができたため、どのような環境で働いておられるかを知ることができ参加してよかったと感じました。入社2~3年ほどの技術系の社員の方とお昼ご飯を食べる機会もあったため、どのようなきっかけで入社されたかや、どのような点にやりがいを持たれているかをお聞きすることができました。

育種についての知識が少なく、どのような役割であるかや、どのようなことが知識として求められるかについても知っていれば、より質問しやすかったと思います。

社員の方がどのように活躍されているかのビデオを見たり圃場を見て、その広大さであったり種類の多さを知ることで具体的なイメージを持つことができました。
また、若手社員の方に質問をすることを通じて、大変さややりがい、また、暮らしについてお聞きすることができたためです。

インターンの参加学生は、種苗会社に絞って就職活動をする学生も多く、業界や業種、またそこでどのような研究や育種をしていきたいかということを考えている人が多く、本選考を受けるときには、どのようなことを成し遂げたいかまで考える必要があると感じたためです。
一方で、インターンシップでは、そのような、躍の仕方について知ることができたことはプラスになると感じました。

社員の方と話す機会もあり、働くことや、どのような力が求められるかということについて知ることができました。
しかし、勤務地については、職種や自身が担当する野菜や花卉によって異なることから、自身の働きたい働き方とは少しギャップがあるのかなと感じました。

インターンシップの参加者であっても、特に選考のフローが短縮になったり早くなることはないため、特段有利になることはないと感じました。ただ、業務内容について詳しく知ることができるという点ではよいと感じました。

インターンシップの参加前は、漠然と研究職や自身の研究に近い分野に興味がありました。しかし、他の職種や業界について知らなかったため、研究職を志望してよいのかという不安はありました。周囲も研究職に興味がある人が多かったため、自身でインターンシップを探し、他の職種についても知る必要があると考えていました。

種苗業界では、たくさんの職種があることを知ることができました。また、社員の方も、それぞれ志望されていた職種ややりたいことが、様々であることを知りました。そのため、その業界のどの職種でどのようなことをしたいかということを考える必要があると感じました。
自身は、種苗業界よりも他の業界に目を向けようと考えるきっかけにもなりました。