【駅構内の秘密解明】【20卒】西日本旅客鉄道（JR西日本）の冬インターン体験記（理系/総合職技術）No.8332（同志社大学/女性）（2020/1/29公開）

ホームページだけでは仕事内容が具体的にわからなかったし、何より就活の面接時の材料になればと思い参加した。また技術系で入ろうとしていたため、どんな技術が使われているとか、JRのすべてのシステム、メカニズムを見たかった。

ESが選考の材料になるので、参加理由を具体的に書いた。添削などはしてもらっていないが、自分の専攻している分野、興味のある技術、実現したいこと、この３つを書き、インターンの有用性をアピールした。

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駅構内のシステム紹介

1日目にやったこと

会社説明、職種説明が講義形式で行われたあと、質問会が行われた。数人の社員がおり、様々な質問に答えてくれた。そのあと高槻駅へ向かい、実際に駅構内をすべてまわり、一通りのシステムについて説明。

特になし

個人へ向けてのフィードバックはなかったが、社員の一人から電車が好きだからこの仕事をしているわけではない、と最後に言われたことが印象的だった。電車愛を伝えていても内定は勝ち取れないなと思った。ここで働きたいのなら会社とのマッチングが重要だと思った。

フィールドワークの駅構内の見学が大変だった。寒さもあったが、かなり歩き回った。もちろん休憩などはなく説明時も立ちっぱなしで構内全てを歩き回るので、女性、男性とも歩きやすい靴を指定される。女性の中でパンプスの方もいたが、かなりつらそうだった。服装はスーツだが、足元はヒールのないパンプスやローファーをお勧めする。

学べたことはJRの現在の技術的取り組みと、将来の目指している姿。どんな駅にして、どんな鉄道を目指しているのかが分かった。例えば、イノベーションをもちろん考えてはいるし、これからの課題でもある。しかしJRは元国鉄とだけあって、今でも自由な予算ではなく、かなり厳しいと言っていた。

逆質問は必須なので用意しておくべき。またweb上にある誰でも思いつきそうな逆質問でなく、自分で考えた一歩踏み込んだ内容を５つぐらいは用意しておくべき。web上に挙がっている逆質問の例はすべて先に回答される。

ある程度は想像できた。技術職の部門によって仕事内容はかなり違うようだが、私が参加したところは、夜勤はなく、現場でも重労働はなさそうだった。しかし、現場では作業服を着て保守、点検の司令塔になるため、少々男社会な面が感じられた。その点では、自分が働く姿はあまり会社が求めていることに合っていない気がした。

やはり実際には院卒者が多かったこと。社員のほとんどが男性だったこと。インターンに参加して複数人の社員を見たり話したりしていると、JRや電車が好きかどうかというより、学があって、会社に忠実、まじめな人を選ぶだろうと思ったから。人柄や、知識も会社が提示することを私は満たしていないと感じた。

インターンに参加して難関企業であることは分かったが、やはりここで内定を勝ち取れば有数な人材であると思った。また仕事内容自体は、しんどくなさそう。他企業と比べるとはるかに業務内容は少ないと思ったから。最終的には自分をためす、運試しのような気持ちで受けてみようと、改めて思った。

インターンシップに参加しているからといって直接有利にはならないと思う。やる気があると認知される程度で、参加者を特別扱いしたり、高評価につながるわけでもない。そもそもインターンを始めたのもつい最近と言っていた。（今までインターン自体なかった）

参加後、特に個人へ向けたフォローなどはないが、その後の説明会や、座談会ではインターンに参加した趣旨を伝えたら、関心が高まっていた。

インフラに絞って参加していた。インフラを受けることは決めていたので、他社との違いや、それぞれの企業の強みなど、面接で使えそうな素材集めをするため参加していた。インフラは社会基盤であり、安心安全はどこも提示していることなのでどこで差別化をはかっているのかも知りたいと思い参加に志望した。それぞれの社風を見たかったのも志望した理由の一つ。

志望する業界が変わることはなかったが、本当にこの業界は自分と合っているのか、最後まで考え続けた。仕事内容的には好むものだったが、人柄、思想などがそもそもあまりこの業界とマッチしていないのではないか、と思っていた。またどのように企業に合わせて自分をアピールしようかかなり悩んだ。就職活動時でも企業側から見抜かれていたと思う。