【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】12年目【面接の雰囲気】面接室に入ると、女性の部長から役員クラスと思われる方が座っていた。その女性の面接官の方との距離は、案外遠く、置かれている椅子に座り、面接が始まった。特に、緊張をほぐすような質問はなく、1分程度で自己紹介をさせられた。その後、面接官の手元にあるESに沿って、質問がなされていった。ES以外の事も聞かれ、面接対策は不要に感じた。【JR西日本が抱えている課題について、あなたはどのような考えを持っていますか?】「JR西日本が抱えている課題について、あなたはどのような考えを持っていますか」という質問に対し、「私は、JR西日本が抱えている課題は西日本地域における人口減少とそうした地域にある路線とをどのように共生させていくかだと思います」と答えました。そして、面接官の方から、「どのように共生していくことが必要だと思いますか」と聞かれ、「私は、JR西日本が提供している価値観が、快適な移動空間を提供することで地域のお客さんの旅行や通勤等に対して役に立つことだと考えます。したがって、鉄道に限らず、不採算路線となることが予想される西日本地域の路線は、バス等の他の手段を検討し、地域の行政や住民の方々と合意形成を図っていくことが肝要だと思います」と述べました。【JR西日本でどのような仕事をしてみたいですか?】「JR西日本でどのような仕事をしてみたいですか」という質問に対し、「私は、インバウンドの旅行者を西日本各地へと輸送することで、各地域の都市を活性化させていきたいです」と答えました。そして、面接官の方から、「各都市をインバウンドで地域活性化させるために必要なことなんだと思いますか」という質問に対し、「私は、インバウンドの旅行客を鉄道会社でかかわることが出来る仕事として、周遊パス等のチケットを海外で販売していくことだと思います。その上で申し上げさせていただきますと、そうした周遊パスのようなものを契機として、西日本各地の地域にインバウンドの旅行客が言ってくださることにより、人の流れが作り出せるのではないかと考えます。そうした人の流れを一過性のものとするのではなく、恒常的なものとするため、他の仕事等と連携しながら継続的な西日本の各地域への人との流れの作り出すことに貢献していきたいと思います」と答えました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】ESに沿った質問では、なぜJR西日本を志望しているのかを問われることが多かったように思う。例えば、鉄道業界を見ているのであれば、航空業界は見ていないのか、といった質問や鉄道業界と航空業界の違いは何だと思う、といったものがあった。こうした質問を通して、鉄道業界への志望同を図っていたように思う。こうした質問に対し、自分自身の原体験から来る志望動機をぶつけることが出来れば、面接官も評価し、納得していただけるのではないかと感じた。
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