【未経験者も安心、実践的な演習】【20卒】大阪エヌデーエスの冬インターン体験記（理系/エンジニア　エンベデッド部門）No.5172（大阪大学大学院/男性）（2019/4/9公開）

IT業界を志望していたがどのような環境でどのような仕事を行なっているのか具体的なビジョンがわかなかったため、IT企業でインターンを探していたところマイナビ新卒紹介から実戦的なインターンを行なっているとこの企業を紹介された。
最初は胡散臭い会社かと疑っていたが、調べてみるとIT企業では老舗で知る人ぞ知る優良企業だという事で参加を決意した。

マイナビ新卒紹介を介してだったので特に選考等は無かった。参加する前にはHPなどでこの会社の事業内容などを予習した。

応募

簡易的な自動車に見立てた基盤を使って、自動車に必要な機能などを組み込む

1日目にやったこと

午前中にIT業界全体の説明やその中での大阪エヌデーエスの立ち位置、具体的な事業内容などを部長クラスの方から説明があった。午後には実際に基盤を使って組み込みの演習を行った。未経験者にも対応しておりプログラミングの基礎から丁寧に教えてもらった。また最後にはスピーチの練習としてその場でお題を与えられ一人３分ずつスピーチを行い、その評価を社員さん、学生含めて行った。

2日目にやったこと

午前中に再び役員の方からコンプライアンスなどの講義を受けたのち、90分程度社長と直々に面談を行った。午後には前日の作業を引き続き行った。各自与えられた課題をこなす形だったのでプログラミング経験者の二人は三日分の課題をこの日には終えてしまった。また最後には再びスピーチの練習を行った。

3日目にやったこと

午前中に前日までの課題の残りを行った。終わらせていた人は自分の好きなように課題以外の機能を組み込んだり、より効率的なコードに書き直したりしていた。午後には入社一年目の若手社員の方２名と人事の社員２名とでグループワークを行い、インターンを通してのフィードバックを頂いたりした。その後打ち上げとして社員さんたちと飲み会を行った。

なし

3分スピーチの中で相手に伝わりやすいよう論理立てて話すことはもちろん言われたが、その上で身振りだったり、自分の口癖だったり内容以外での自分では気付かなかったフィードバックも頂き、すごくためになった。

インターンとしては当たり前だが、実際の社会人生活をたった3日とはいえ体験したことは大変だった。朝から満員電車に乗り9時１８時で働くということは、だらけた学生生活を送っていた自分にはこたえた。また毎日最後の終礼で行われる3分スピーチは、普段そういう経験をしてこなかった分大変だったがとてもいい練習となった。

実際の組み込み開発を行っている社員さんらと演習を行ったため、その開発の空気感も学べた上、チームで開発を行うための注意点、デバックのコツなどより実戦的な技術面で学ぶことも多かった。システム開発の下流側（の中でもこの会社は上流の方だが）の現場を学べてよかったと思う。

特になし。IT業界に興味のある人なら全くの未経験者でも経験者でも楽しくIT業界について学べると思う。BtoB企業のため知名度はあまりないがIT業界の老舗として色んなことを学べる。

想像できた。実際に社員さんたちが働いているのと同じフロアで作業を行ったこと、新入社員の人らとグループワークを行ったこと、昼食の時間などに世間話をしたこと、最後の打ち上げで色んな社員さんらと素に近い状態でお話できたことなどが要因で想像できた。

どうやら最近新卒採用に力を入れ出したようだが、やはりBtoB企業ということもあり知名度が低くあまり学生は集まっていないように感じた。新入社員の方の中にも6月以降に内定が決まったという方もいらっしゃった。新卒にはスキル等も求めていないようなので、やる気さえあれば受け入れてくれると感じた。

実際の組み込み開発も楽しかったが、やはりシステム開発の下流側ということもあり、あまり自分のやりたい事ができないように感じた。それよりも自分は上流側で自分のアイディアだったり問題解決能力を生かした仕事がしたいという風に感じた。しかしこういう風に感じれたのも参加したおかげだと思っている。

上で答えた通り、インターンシップ参加後お世話になった人事の方から直接メールは来たが、特別選考に有利になるようなことは書かれていなかった。しかし人事の方と仲良くなれたことは多少有利に働くかもしれない。

インターン最終日に行ったアンケートで本採用の情報を希望するにすると、人事の方から直接本選考に関するメールがくる。しかしインターンに参加したから何か有利になるなどはなさそう。

インターンに参加する前は、漠然とSI系、IT企業もしくはメーカー系としか考えていなかった。メーカー系は何となく仕事内容などが想像できたため、これから企業を絞っていこうと考えていた。またSI系の企業のインターンは漠然とした内容、テーマの物が多く具体的な仕事環境などは想像しづらかったため、より実戦的な仕事も体験してみたいと考えていた。

実際の開発環境に触れた上で、自分は実際に手を動かしてシステムを作る下流側も楽しいが、やはり自分のアイディアや様々な能力を生かしたシステムを構築し、より顧客側に寄り添って仕事がしたいと感じた。また行っている業務も上流側企業の方が多種多様に渡り、仕事に飽きるということもなく、自分自身も成長できるのではと感じた。