【資産運用の未来】【19卒】日本生命保険相互会社の夏インターン体験記（文系/職場受入型インターンシップ）No.2911（東京工業大学大学院/男性）（2018/4/11公開）

資産運用業界に少し興味を持っていたのがきっかけ。ゼミ活動において機関投資家の役割が以前と比べて重要な地位を占めていると学び、実際にどのような仕事をしているのか気になったため。また、職場に実際にはいるというのも魅力の一つであった。

この選考のためにやった事はほとんどない。面接も普通のことしか聞かれないので、他の面接で慣れておけばいいのかと思う

特別勘定部門において、資産のアロケーションを変更せよ

前半にやったこと

前半ではブルームバーグの使い方や、資産運用について色々と講義があった。あまり自分達でワークする時間は多くなく。部署の社員と話すことで、業務の理解を深めるという形が多かった。

後半にやったこと

後半も引き続き講義もあったが、主に最終日に発表するための用意をしていた。具体的には日々のニュースなどから、外債、国債、日本株、外株がどのような動きをするか予想し、資産の割合を変えていった。

現場社員（資産運用部門など）

ケーキをもらえた

株価や債権の値段は必ずしもニュースによって動かないという事が印象に残った。私がインターンシップをしている時にちょうど北朝鮮からミサイルが発射された。しかし株価は上がった。このように必ずしも発表されたニュースと株価は相関があるわけではなく、予想の難しさを更に思い知った。

大変だった事は二つある。一つは各商品の動きを予想することである。私はそこまで金融商品を扱っていたわけではないので、それぞれがどのような動きをするのかを予想するのは難しかった。二つはスライドを作ることだ。5時以降は残れないという環境の中で、完成させるのは難しかった。

資産運用の実務を学べたことはとても大きかった。やはり、周りに現場の社員さんがいる中で、インターンをし、実際の業務の一例をやるため、その部分は他のインターンと比べて得るものが多いと思う。また資産運用部門だけでなく、営業部門なども最後同じ会場でやるため、それらの部署でどのような業務をやっていたのか理解でき、とても良かった。

もう少し、国債や株などについて理解を深めてから行けばよかったと思った。その方が必ず社員さんと深い会話になり、より詳細に業務を理解できたと思う。

実際に職場に入って業務をしたからだ。他のインターンではホールや会議室のような所に学生だけ集められ、そこでワークする場合が多い。しかし今回は少人数であり、社員さんもインターン生ではあるが実際の社員と接するように接してくれたので、その分イメージは膨らんだ。

内定がでるとまではいかないと思うが、有利になることは間違えないと思う。なぜなら、多くの社員さんと触れ合うことができるため、他社との違いを人の良さなど、インターンでしか分からない情報で差別化出来るからだ。また別日にフォローアップインターンをやることから、企業が参加した人材を求める事は自然な流れだと思う。

志望度が下がった理由は資産運用業務に魅力をあまり感じなかったからだ。資産運用業務はお金があれば誰でも出来る事であり、もしやりたいならば自分でお金を稼いでやればいいと感じた。また日本経済への貢献の形があまり見えづらいのも志望度が下がった理由の一つである。

選考フローについてはよくわからないが、インターンに参加した事は志望動機を練るうえでは絶対に有利になると思う。また社員さんもあまり評価している様子はないので、参加しておいて損はないと思う。

インターン前は戦略コンサルティングや投資銀行、資産運用業界に行きたいと考えていた。コンサルという職業に憧れて今の学部に入ったこと、また現在勉強している範囲が投資銀行の業務や資産運用業務と親和性があるからだ。また入った直後の成長機会という面でもこの三つはずば抜けており、厳しい環境であるという事は理解しているが、その点も魅力であった。

自分としては資産運用業務に上記の理由から魅力を感じなくなったのでコンサルティングや投資銀行に絞ろうと考えた。また生命保険会社は必ずしも自分が行きたい部署に行けるかわからないという事もやめた理由の一つである。資産運用業界を切り、他の事ができる時間が増えたという点では、このインターンに参加して良かったと考えている。