【未来の教育を創造】【23卒】ベネッセコーポレーションの冬インターン体験記（理系/つくる、教育×DIGITAL）No.24785（大阪大学大学院/男性）（2022/4/25公開）

ベネッセ系列の個別指導塾で働いていることもあって、教育業界に興味をもっていたためインターンシップに応募した。また、理系の情報系の学部であるためEdtechの試みがどのようなものか単純に気になって応募した。

昨年度のインターンに参加した学生のESの内容を参考にして、文章の大まかな構成を把握した。その後、塾講師のアルバイトをした実体験をもとに文章を推敲した。

ベネッセの掲げる理念に沿ってどれだけ自身の経験を説明できるかを重視していると感じた。

半日のアイデアソン

前半でEdtechに関する動画視聴、後半でアイデアソン

業務とは乖離したインターンシップであった

10年先20年先の未来を見通した「未来の教育サービス」の企画

1日目にやったこと

前半でEdtechに関する動画を視聴し、将来性を見据えた考え方の基本や現在のEdtechの事例について学んだ。後半、将来の教育サービスについてのグループワークを行った。

新入社員

なし

来年度から入社する新入社員（22卒）が1グループに1人参加してグループワークの様子を視聴しており、必要に応じて助言をするという形でインタラクションを行っていた。

アイデアベースの立案ワークであったため、根拠や課題設定に論理性が無いままサービスのアイデアを膨らませていきがちだった。そのため、根拠や事実に即していないまま主張する学生の意見が通っていき、それに対して軌道修正していくのが非常に困難を極めていた。

インターンシップ中はグループワークが主な作業だったので、常に議論をしていた。

前半の教育とデジタルを掛け合わせた新しい教育に関する講義は非常に有意義な時間で、Edtechとは何か、将来的に価値のあるサービスを考える、あるいは作り上げる上でどのような点がポイントになってくるのか、何を意識すべきかなどを学ぶことが出来た。

教育というと勉強をイメージしてしまうが、それ以外にも学校の運営側の課題や数値で評価されない授業等の課題について勉強しておくべきであった。

今回のインターンシップでは、将来の教育の姿を考えるということをテーマに教育×デジタルを主軸としたアイデアソンがメインの目的であった。そのため、ベネッセで行われている業務とは乖離している上に、論理性が破綻したアイデアソンであったため、実際に働くイメージはできなかった。

私は、理系学生で情報系を専門していることもあり、本インターンシップに参加した。しかし、期待とは裏腹に全てAIという単語で実装部分を片づけて将来の教育を考えるアイデアソンであったため、自身の発言頻度は多いとは言えず、求められている人材ではないと感じた。

志望度が下がった理由としては、より技術系の知識にも触れつつ論理的に企画を立案していくインターンシップであると認識していたため、上記に記載したようなグループワークでやや拍子抜けしてしまい、それに対して新入社員の方も基本的に口を挟まずに聞いているだけであったため、興味が薄れた。

インターンシップ参加後に早期選考の案内が来たため、本選考と比較するとフローが一部省略されていた。そのため、早期でベネッセを目指すのであれば、インターンシップに参加した方が多少有利になるとは考えられる。

IT業界を強く志望していた。その中でも特に日系大手と言われる企業を中心に就職活動をしていた。IT業界を志望した理由としては、自身がAIや認知ロボティクスといった先進技術を扱う情報系の学部に所属していたため、仕事でもその専門性を活かして働きたいと考えたため。また、転職をする際に、新卒で大手に入社しておけば転職もしやすいのではないかと考えたためである。

IT業界ではないが、教育業界にも興味を持っておりその中でITの専門性を活かせる仕事もしてみたいと考えて教育業界で大手のベネッセの本インターンシップに応募した。しかし、ベネッセが実際にデジタルを導入して提供しているサービスについて詳しく知ることはできなかったため、教育業界のITの介入度が不透明なままインターンシップが終了したため、教育業界の興味が薄れてしまった。