【未来を創る技術】【23卒】ソフトバンクの夏インターン体験記（理系/BeyondBorderWeekChallenge/ハッカソン）No.24694（大阪大学大学院/男性）（2022/4/25公開）

3大通信キャリアと入れる大手の通信業界であり、研究室の先輩もインターンの選考を受けていたたため、本インターンに興味を持ち、選考に参加することを決めた。大手の中でも早めの選考〆切だったため、ESや面接の練習をするいい機会だと思った。

昨年度のインターンに参加した人のESや面接の内容を調べて、どのような質問が来るのかを想定して、回答を作成した。また、ホームページで企業の理念や事例を調べて質問された際に、簡単に回答できるように準備していた。

自身の経験を整理して端的に説明できる準備と能力があるかを重視していると感じた。

5日間のハッカソン/注目する課題について検討するグループワーク/課題解決するサービスを実装するためのコーディング

１．ワークシートを用いたアイデアの洗い出し
２．ソリューションを具体的に作るための必要機能の洗い出し
３．システムを構成するアプリケーションの検討
４．実装

SEの全体的な工程

SDGsをテーマに注目する課題をチームで検討し、それを解決するためのサービスの開発

前半にやったこと

前半は、どのような課題に着手して、どのようなシステムを設計するかを検討するグループワークがメインであり、そのために必要な知識を講義を通して学ぶ時間が設けられた。

後半にやったこと

後半は、実際に検討したシステムを実装していく作業だった。実装作業中は社員の方にアドバイスをもらうことができ、またクラウド上で共同開発が体験できる貴重な機会であった。最終日の前日は発表のための資料作成を行った。

人事/技術職

特になし

作業中の社員とのインタラクションは少なく、アドバイスをこちらが必要としない限り基本的に独自で作業を進めていく形であった。懇親会も基本的にチームメンバーやインターンに参加した他学生との交流がメインであり、昼休み中や始業前の隙間時間で少し話すくらいしかなかった。

話し合いだけのグループワークではなく、実際に手を動かしてシステムを実装するインターンシップであったため、就業時間を過ぎても残業というのが当たり前であった。とくに発表前日は夜通し作業したため、少ない睡眠時間で翌日就業しており、肉体的な大変さがあった。

5名で常に作業をしており、グループワークを毎日行ったので活発に交流する機会が十分に設けられていた。ひとつのサービスを作るというインターンだったため、協調性の部分が養われた。

一つの成果物を作り上げる際の議論や協力を実際に体感する事ができ、将来働く姿を明確にイメージすることができた。また、実際にサービスを作り上げる際に着目している課題を解決するために必要な機能が何か、どのように普及させて、どのようなビジネスモデルを想定するかなど、具体的なビジネスの考え方を学ぶことができた。

SDGsを掲げている現在で、実際にどのような課題が身近に潜んでいるのかという事例を複数個用意して臨めば、よりよいサービスを開発できたと感じた。また、実装する上で自身が使用したことのないプログラミング言語で開発したため、その言語の勉強をしておけばより効率的に作業できた。

5日間という短い時間の中で、課題を抽出し、ソリューションを企画し、検討したソリューションを実際に実装するという工程を全てこなし、複数の業務体験をできたことで、実際に働く際にこのような業務をしていくのかという具体的なイメージを持つことができた。

インターンに参加したことで、周囲の学生の雰囲気が分かり、技術力はあるが発言力が少し乏しい学生が多く、技術開発職志望の人材が多いという印象を受けた。そのため、どちらかというと顧客に近い立場で仕事をしたいと考えていた自分の職種では、インターン経由のジョブマッチング選考では倍率もそこまで高くなることはなく、有利に立ち回れると感じたため。

志望度が上がった理由としては、通信会社というイメージが強く理系であれば通信系の開発・研究の仕事がメインと考えていたが、実際に介入している業界・分野は非常に広く、職種も幅広くあったため。また、若手から挑戦できる風土が非常に魅力的に感じたため。

インターンシップに参加することで、参加した学生全員に特別選考ルートが用意されていた。そのため、早期でESの選考を免除してもらい、2回の面接だけで選考が終了することが確約された。

IT業界を強く志望していた。その中でも特に日系大手といわれる企業を中心に見ていた。IT業界を志望していた理由としては、自身がAIやロボティクスといった情報系の学部に所属していたため、仕事をする上でもその専門性を活かして働きたいと考えていたためである。また、転職を将来すると考えた際に新卒として大手に入社する方が転職しやすいのではないかと考えたため。

基本的な考え方に変化はなく、変わらずIT業界で日系大手に入社することを目標に就職活動をつづけた。ソフトバンクに対するイメージの変化としては、通信系の会社といいつつ実際には法人に対するSIerのような業種や、通信業界以外の部分にも注力しているということを知った。また、大手であるが、若手から裁量権を持って働ける風土が非常に魅力的に感じた。