【未来を拓くマーケティング】【21卒】キヤノンマーケティングジャパンの夏インターン体験記（文系/営業職）No.7809（青山学院大学/女性）（2019/10/18公開）

将来自分が何をしたいのか定まっていませんでしたが、マーケティングに興味があり、「キヤノン」という言葉が目に留まり応募しました。職種についてほとんど理解しておらず、市場調査のようなものを想像していました。

「志望動機」、「学生時代取り組んだこと」をエントリーシートに書く欄があったので、ホームページやインターンシップ概要をよく読んで書きました。なんとなく参加したいと思っていると感じられないように気をつけました。

「顧客主語」を体感する

1日目にやったこと

企業説明の後、BtoB領域における営業体感ワークをグループで行いました。企業側の情報を見て、ヒアリングをし、企業の課題解決のための方法を考え、顧客役の社員の方に提案しに行きました。

2日目にやったこと

BtoC領域における営業体感ワークを前日とは別のグループで行いました。店舗の課題を解決すべく、店舗情報や店舗スタッフ、客、他メーカーの声などヒアリング情報を見て考え、別のグループの学生3人に向けて発表しました。

1日目は社員の方ですが、肩書きはわかりませんでした。2日目は学生でした。

なし

「ただの御用聞きではなく、仮説・検証をし顧客と信頼関係を築くことが大事」というフィードバックをいただきました。「目先の利益に囚われず、中長期的に考えることが大事」というお話に惹かれました。

社員の方(顧客役)にヒアリングをしに行くとき、まずどのようなことを尋ねればよいのか全くわかりませんでした。結果、何に困っているのかと直接聞いてしまい、それは誰でもできることだとフェードバックをいただきました。顧客の潜在ニーズを考えることがとても難しかったです。

他のインターンシップでも学ぶことが多いと思うのですが、「潜在ニーズを引き出す」ということはどの企業に行っても役に立つことだと思うので、ワークを通して学べて良かったと思いました。「求められる以上のことをするのはおせっかい」だという考えが以前まであったので、ビジネスの上で大事なことを知ることができて良かったです。

特に事前知識がなくても問題なかったと思います。他のインターンシップで同じような課題解決型のワークに取り組んでいるとやりやすいと思いました。

短い時間制限がある中で社員の方を顧客に見立てヒアリングや提案をしに行ったり、緊張感のある中で取り組むことができたからです。顧客情報やソリューションカードなど、多くの情報を渡されるので実際の課題解決を考える上での複雑さも体感することができました。

他の参加学生のワーク中の様子を見て、社交的で話の進め方も上手いなど、企業で活躍しそうな人物イメージを感じたからです。そういう方たちが大勢いる中で、自分がより活躍できるというイメージを企業の方に抱いてもらうのは難しいのではないかと思いました。

「目先の利益に囚われず、それが顧客の課題解決に繋がるのなら自社商品の購買数が減ることになっても、顧客にとって1番良い方法を提案する」という点に何より惹かれ、共感しました。営業は顧客の都合に関わらず物を売るというイメージが昔からあったので、この企業でなら相手のことを考える気持ちを失わず働けると思いました。

参加学生が大勢いたので、1人1人がどのような活躍をしていたかは見ることはできなかったのではないかと思います。また、インターンシップ後も特に案内はなかったので有利にならないと思いました。

自分がどの業界で、何をして働きたいのかまだちゃんと定まっていなかったため、様々な業界を見ていました。営業はノルマなど大変だという話を聞いており、避けていましたが、最初から全く見ないのは良くないと思い、インターンシップには応募していました。様々なインターンシップに参加するうち、自分の仕事の楽しさだけでなく社会や人の役に立つことがしてみたいという気持ちが強くなってきました。

営業職について以前よりも前向きに考えるようになりました。企業によって考え方は異なると思うので、数を売っていくやり方なのか、顧客のことを考えているのか、またその方針が言葉だけでなく現実になっているのかを今後他社の研究でも確かめたいと思いました。また、今後も営業職だけでなく他の職種も体験し、自分の適性を探したいと思いました。