
22卒 本選考ES
M&A戦略コンサルタント職
-
Q.
KPMG FASを志望する理由(
-
A.
私は以下の3点から貴社を志望している。 1点目は、自身の持つ多様なバックグラウンドを様々な分野に応用することができると感じたためだ。実際、短期留学を通じて情報科学に対する知見を得るだけでなく、様々なバックグラウンドの参加者やメンターとの交流も行うことができた。結果的にPythonの習得によるデータ分析能力の獲得に繋がるのみならず、所属ゼミでの研究におけるデータ分析や独自の知見に基づいた研究ができるようになった。 2点目は、他者の意思決定を支援できる業務に携わることができるためだ。高校生に対して進路相談を行うボランティアを通じて他者の意思決定に深くかかわる機会が存在し、その一助を担うことに魅力を感じた。 3点目は貴社のグローバルかつ多様な環境に魅力を感じたためだ。国及び業種におけるボーダーレス化が浸透している現状で、多様なバックグラウンドを持ったメンバーと協働する重要性を実感しており、自身も留学や世界ビジネスコンテストなどの経験を蓄積してきた。貴社は強力なグローバルネットワークを有しており、グローバルでのシナジーを創出することができるという点に魅力を感じた。 続きを読む
-
Q.
これまでの人生で頂点を目指したご経験と、その達成度合い
-
A.
MITのデータサイエンスプログラムにおいて、自主ゼミを開催することでチームメンバーの参加率向上に尽力したことだ。 当初、機械工学の最先端の環境にて、世界の参加者と切磋琢磨し合うことができると感じていた。しかし実際に議論に参加すると、10人のチームメンバーのうち6人が脱落したことによる議論の一面性が課題として浮き彫りとなっていた。 上記の課題の背景には、講義内容がチームメンバーに定着していないこと、チーム内で信頼関係が構築されておらず、参加意欲が低下しやすい環境であったことが原因だと考えた。 そこで、自主ゼミという形でメンバー間の信頼関係を築く場を作った。結果的に各国参加者の知見共有が効率化されたのみならず、自身の知見最大化にも繋がった。特に本プログラムで得たPythonの知識や、多様なバックグラウンドを持つメンバーから得られた知見は、所属ゼミでの研究にも大きく寄与した。 続きを読む
-
Q.
日本の生産性を向上させるためには何をすればよいと思いますか。あなたならではの視点で
-
A.
日本における生産性を向上する上で、食料自給率の向上を担う施策としてアグリテック事業への投資をさらに促進させる必要があると考えられる。 先進国における生産性を定義する上で衣食住の他に情報が大きな構成要素であると言える。特に日本においては「食」における食料自給率や生産性に大きな課題がある一方、情報における優位性は非常に高い。食糧生産において耕地面積が限られている地理的背景より、生産力の向上は日本にとって急務であるといえる。実際に農業生産については一人当たりの生産効率ないしは生産人口の減少に対して大きな問題を抱えている現状も存在する。 かつて、日本では生産効率における機械的・化学的なアプローチのもとで解決が図られたが、欧米諸国におけるIT技術を活用したマーケティングや生産効率の増加の必要性が示唆されている。実際に多くの農業大国においては、すでに機械化・化学的なアプローチがなされており、日本における上記項目での生産性向上施策の優位性は低くなっていると言える。こうした課題の中で、「稼げる農業」と言う新たな目的を農業全体に対して設定することにより、生産効率化・生産者におけるモチベーション向上に寄与することができると考えている。アグリテック事業においてはデータ分析を通して商品生産から商品販売における全てのフローに対して効率的なアプローチができるため、農作物に対してのニーズが多様化している先進国にとっては生産の効率だけでなく労働モチベーションを向上させるこにもつながると言える。日本はITに対して現在優位性を持ち、Webマーケティング等の情報化に専門性を持つ企業は数多く存在するが、ボーダーレスに活用することができているとは言い難い。アグリテックはこうした情報化に対する親和性を有しており、農業生産者・IT事業者それぞれに対するシナジーニーズ・成長性も高いと言える。 こうしたアグリテック事業に対して投資を行う上では、中長期的にはその開発力・資金力の強固さが、日本においてアグリテックを推進する上で重要であると所属ゼミにおける自身の研究結果より言うことができた。故に今後の日本の農業生産性は「日本における資金力を持つ企業」によるアグリテック事業の創出やM&A等のアプローチを取ることで、短期的には開発力に対しての知見向上を推進させ、長期的にはその実装を図る必要性があると考えた。 続きを読む