18卒 本選考ES
研究職
18卒 | 東京大学大学院 | 女性
-
Q.
ご自身の専攻された学科でどのようなことを学ばれたか、研究されたか、自らの専門分野(研究内容)についてわかりやすく説明してください。(研究・開発職志望は必須) 500文字以内
-
A.
大学では応用生物科学科に所属し、分子生物学、発生生物学、植物科学、微生物学など広く生物を学びました。そして次第に、幼いころから興味を持っていた化学と、多様な生物の現象の関係を知りたいと考えるようになり、四年生次には生物有機化学に関する研究を行いました。卒業研究は、「真菌由来の新規天然有機化合物の探索」というテーマの下、真菌の培養液を精製し、単離した化合物をMSやNMRで解析しました。その結果、三つの化合物を単離し、うち一つは新規化合物であることが分かりました。 大学院では、生物有機化学に加えて、大学で学んだ分子生物学の手法を用いた研究がしたいと考え、所属研究室を変えました。現在は、「カイコ卵休眠のためのエクジステロイド生合成制御機構の解明」というテーマで研究を行っています。この研究は、昆虫の休眠という現象を、ステロイドホルモンであるエクジステロイドとその生合成制御の面から解明する目的があり、LC-MS/MSを用いたステロイドの分析や、分子生物学的手法を用いた生合成酵素遺伝子の発現解析を行っています。 続きを読む