- Q. 志望動機
- A.
日鉄テックスエンジ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒日鉄テックスエンジ株式会社のレポート
公開日:2018年11月13日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 技術職
投稿者
選考フロー
企業研究
ホームページを使い、日鉄住金テックスエンジのPRポイントと事業内容を細かく確認しておくことが大事です。特に、親会社である新日鉄住金との違いや同業他社との相違を理解して、志望動機につなげられるようにしておく事が有効です。一次面接後にパンフレットが貰えるので、それも読み込むと良い。
最終面接では、卒業研究についても質問されたので、人事の方にも分かりやすく平易に簡潔に説明できるように練習しておきたい。
業界についてですが、鉄鋼事業はプロジェクトの息が長く、特に自動車産業との関わり合いが密接なので、鉄鋼業界と並行して自動車業界の動向も調べておくと、逆質問の時に好印象を与えられる。
全体的に、なぜ親会社でなく子会社の日鉄住金テックスエンジなのか?あなたの専攻は他の業界にも活かせるのに、鉄鋼事業でないとダメなのか?を重点的に抑えておく事が必要だと思います。
志望動機
私が御社を志望いたしました理由は、企画からメンテナンスに至るまで一貫して携わる事ができるので、私の粘り強さと挑戦力が活かせると考えたからです。御社では機械や建築など多彩な部門と連携して、一つのものを作っていく事に魅力を感じました。
私は自ら創意工夫し実行する機会の多い御社で、幅広く技術やノウハウを身につけ、成長したいと考えております。
以下は、志望理由から続けて聞かれた質問です。
⚫︎俗に言う3Kと言われる鉄鋼事業だが、そこはどのように考えているのか?
たしかに、無きにしも非ずなところはあります。しかし御社では、鉄工所の巨大な設備類に直接携われることができるので、スケールも大きく、自分が鉄鋼所を支えているというやりがいを実感できると考えております。
◎人事の方に、日鉄住金テックスエンジの強みである「複合力」「総合力」「現場力」と絡めて志望理由は述べない方が良いと言われました。そんな事は当社はよく分かっているので、それとは別に自分ならではのアピールポイントで志望理由を答えるようにしてください、というアドバイスを頂きました。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2018年09月
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年09月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事(近畿担当)
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
粉飾せずに、自分らしさを大切に表現することが大切です。緊張しないように配慮して頂いたのでその分、しっかりと自分を出す事を求められていましたし、そうするように努めることがポイントだと思います。
面接の雰囲気
「緊張してますか?」といった雑談から始まった。終始和やかな雰囲気であり、敬語で話しかけて頂いたので、学生に対する丁寧さが感じられる面接でした。応答の内容よりかは、人柄を見ている印象を受けました。
1次面接で聞かれた質問と回答
ご自身の、例えばゼミでは、どんな立ち位置にいますか?
私は、ゼミのメンバー同士でムードメーカー的な立ち位置にいます。先輩方と初交流での同窓会では、同期が先輩と話しかけるのを物怖じしていたので、私が率先して先輩方とお声掛けして、繋ぎの役割を果たしました。ゼミ活動でも、分け隔てなく接する事で、先輩だけでなく同期からも信頼されています。
(他にも聞かれたので高校時代の話もしました)
高校時代のテニス部では、私は同期の中では唯一の普通科で終業時刻が早かったため、誰よりも早くコートに集合してネットを張り、後輩たちに教えていました。
コートの張り方やラケットの振り方から、試合の流れ・ポイントを自身でやって見せて要所要所を教えていました。そのため、後輩からも人気があり、先輩からもとても可愛がって頂けました。また、自身から面白い事を言ったりとムードメーカー的な立ち位置にいました。
休日の過ごし方を教えてください。
私は高校3年に硬式テニスをやめて、大学に入ってからは運動を全くしていなかったので、階段を駆け上がると息が切れるほどになっていました。そのため、朝が苦手だったこともあり、それを克服するために毎朝5時くらいに早く起きる習慣をつけ、その時間に町内をランニングするようにしました。その結果、体力も上がって、健康になっていると感じています。
大学がない休みの日は、趣味である絵を描いています。最近は油絵にも挑戦しています。自身で画材を一式揃えて、河川敷や近所の神社に行き、風景を描いています。
(賞に応募とかしないのか?と聞かれたので)
応募はしていませんが、小学校の頃は入賞経験があり、近所の文化センターに展示された事があります。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2018年09月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
ESの内容・テーマ
1.学生時代に力を入れたことは?そこから学んだことは?
2.あなたの能力や専門知識をどのように活かせるか?
3.過去の挫折とその克服方法、そこから学んだことは?
4.最近の時事に関することで関心を持ったテーマと選んだ理由、それに関する自分の意見・考え方を記述してください。
ES対策で行ったこと
郵送で提出でしたので、じっくりネットで調べて回答出来ました。自身の志望理由や履歴書を精査しておいた事が良かったと感じています。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2018年09月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
模擬テストや市販の対策本を繰り返して演習しました。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格検査
独自の選考 通過
- 実施時期
- 2018年10月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
選考形式
工場見学。選考とは関係ありませんが、最終面接に備えて色々と社員さんから現場の状況を聞けたり、アドバイスも頂けます。最終面接へ進むための必須イベントでした。
選考の具体的な内容
作業着(貸出)に着替えて、製鉄所内を見学して回ります。私は時期的に高炉が止まっていましたが、例年は高炉が実際に動いている様子を見学できるそうです。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2018年10月
- 形式
- 学生1 面接官5
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事2人、技術系3人
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接では、穏やかな雰囲気で進みましたが、質問がなかなか現実的でした。
鉄鋼業界の「汚い」「臭い」「暗い」3Kと言われる職場であるが、そこはどう考えているのか聞かれた際に、そんな事はないだとかそれでも良いとか、本心でない粉飾したことを言わず、「たしかに仰る通りの部分はある。」と言い切ったところは良い反応でした。それから、「鉄鋼所を支えているやりがいを実感できると考えております」とフォローもしたので、効果があったように感じました。
やはり仕事をする上で、嫌な事もあるはずなので、仕事内容をしっかり調べて工場見学などで社員さんからも実際の話を聞いておく事が好印象を与えられる有効打になると思います。
面接の雰囲気
穏やかな雰囲気ですが、質問には簡潔に答える事が求められる面接でした。まず始めに、志望理由から聞かれました。全体を通してオーソドックスな質問が多かった感覚です。
最終面接で聞かれた質問と回答
これまで粘り強さをアピールされていますが、一つのことに固執して後悔した事などありますか?
大学1〜2年次に国際文化研究交流部に所属していました。ESにも書かせていただていますが、メンバーが連鎖的に退部し、部の存続が困難になったとき、ポスター展示やパネルを設置してプレゼンしたり、そういったよくある対策を続けることで人数集めになると固執してしまった経験があります。ですが、表面的な方法では事態を回避できないことを実感したため、粘り強さだけでなく柔軟性の大切さに気づくことが出来ました。留学生が多いことに着眼し、礼拝室設置を目標に企画課の職員の方と交渉を続け、それを目標に掲げることで部を存続させる事に成功しました。また、転入後にも一つの方法にとらわれず、幅広い知識を身につけるために多角的に物事を捉える必要性を実感しました。
自身のPRできるところはどこですか?
「粘り強さ」の一言です。私は大学1〜2年次に学んだ材料力学に強い関心を持ち、より深く学んでみたいと考え、現在の大学に転入学を決意しました。しかしながら、試験勉強をするに当たり、難解な問題や講義で習うまでいない分野もあり、思うように勉強が進まず苦労しました。そこで、以前から試験前に友人を誘って開催していた勉強会で、私の分からない問題を教えてもらったり、逆に友人たちの質問にも答え、一年間にわたりお互いに切磋琢磨しました。その結果、私は転入学試験に合格することができ、友人からも定期試験の学科内順位が上がったと喜んでもらえました。
この経験から、積極的に周囲を巻き込み、粘り強く努力を続け、成長する力が身についたと感じています。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定後は一次面接と工場見学の際にお世話になった人事の方から食事に誘われました。他社と迷っている事も最終面接で伝えていましたが、そういった事とは関係無く、内定が出た事に対してお祝いをいたいと仰って頂けました。
本社の人事の方も、内定誓約書も一週間待ってくれるとの事でした。
内定に必要なことは何だと思うか
この企業を志望するなら、幅広い事業内容を確認して理解しておく事と、当然ながら自身の何が活かせるのかを充分に自己分析しておく事が大事です。 自己分析は就活の土台となるため非常に重要です。自己分析の結果が履歴書やES、そして面接のキーとなって来ますので、出来る限り時間をかけて取り組んでください。
面接は間違いなく慣れが必要です。大学のキャリアセンターや就活エージェント等を活用して、1対多対数の面接(特に最終面接)で堂々と言い切れるように、充分練習しておく事が必須です。
日鉄住金テックスエンジの面接を通して、『人柄』をとても重視している印象を随所で受けました。自分を偽ることはダメですが、少し背伸びした自分を出してみるのも良いかもしれません。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自分の考えを平易に簡潔に説明できるか?だと思います。卒業研究もそうですが、面接の相手は人事の方です。人事の方にも、興味を持ってもらえるようになるべく知られた言葉で、一文を短く話す事がポイントだと思います。私の場合、年配の方が面接官でしたので、大きな声ではっきり簡潔に答えることが好印象を与えられ、その結果内定につながったと考えています。
内定したからこそ分かる選考の注意点
新日鉄住金グループの中にある沢山の子会社のうちで、なぜ日鉄住金テックスエンジでなければならないのか?を自身の強みと絡めて、企業のPRと自身のPRをバランスを取って、話せることが出来るかが最大の注意点であり、決定打となり得るはずです。きちんと調べて事実(他社の選考状況等)を話したいないと、割と突っ込まれるので、ボロが出ます。やはり、大企業なりの面接ですので、穏やかながらしっかりと見ていますので、粉飾せずにありのまま話すようにしてください。
内定後、社員や人事からのフォロー
特にありません。ただ、人事の方から食事に誘って頂きました。
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日鉄テックスエンジの 会社情報
会社名 | 日鉄テックスエンジ株式会社 |
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フリガナ | ニッテツテックスエンジ |
設立日 | 1946年9月 |
資本金 | 54億6800万円 |
従業員数 | 12,840人 |
売上高 | 2868億8000万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 小野山修平 |
本社所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2丁目5番2号 |
平均年齢 | 42.7歳 |
平均給与 | 573万円 |
電話番号 | 03-6860-6600 |
URL | https://www.tex.nipponsteel.com/ |