21卒 本選考ES
総合職
21卒 | 香川大学大学院 | 男性
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Q.
入社後にやってみたい仕事を(正直に)教えてください(400)
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A.
「他社との差別化を図る独自性の食品フィルムの開発」 私は食品に使用される新たな多機能性フィルムの開発に取り組みたいです。現在、肉や魚などの食品に使われる酸素の出入りを遮断したガスバリア性フィルムやその反対に酸素の出入りを促し野菜の鮮度を保つフィルムの開発は業界内でも行われております。 私は包装する商材に合わせた各機能を持つフィルムに、食品包装以外の目的の機能を付け加えたフィルムの開発を行い新たな需要を創り出したいです。膜厚が薄いながらも強度を担保し使用原料を抑えたフィルムや環境負荷低減を目的に自然由来の原料を組み込んだフィルムはこれからの未来、求められてくるのではないかと考えます。これらのように商材を包装するだけでなく別の機能を持たせ他社と差別化を図り、独自性のあるフィルムの開発を大学で学んだ有機化学の知識を活かして行いたいです。 続きを読む
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Q.
研究テーマ(400)
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A.
私は液晶性n型有機半導体の開発を目的に研究を行っています。 有機半導体は無機半導体と同様に正孔をキャリアとするp型と電子をキャリアとするn型の2種類があります。有機半導体が無機半導体と比べ優れている点として軽量である事と加工が容易である事などが挙げられます。その中でも液晶性を有するものは結晶性のものと異なり薄膜状態でも分子配向制御することができるという利点を持ちます。 これまでp型の特性を示す分子の報告は多くされてきましたがn型の特性を示す分子の報告例は多くはありません。 そこで私たちの研究室ではp型の分子であるベンゼン環が並んだOligoacene誘導体の炭素原子を窒素原子に置き換えたN-Heteroacen誘導体を基幹骨格とした分子で液晶性n型有機半導体へアプローチをしています。窒素原子を入れることで窒素の電子吸引性により共役骨格中心の電子密度が低下するためn型有機半導体特性を示すと考えています。 続きを読む