21卒 本選考ES
技術系総合職
21卒 | 関西大学大学院 | 男性
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Q.
あなたの研究テーマ(内容)について教えてください。※学部生は「今までの人生で失敗したこと、そこから学び活かしたことを教えてください(400字)
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A.
「糖を用いた麻酔薬徐放性ゲルの調製」を行っています。目的は、麻酔効果を持続させるために、麻酔薬の放出量を調節できるゲルの開発です。これにより手術後、鎮痛のために打つ麻酔の投与回数を減らせ、治療コストや患者の身体的負担を軽減することができます。糖の中でも、私は○○○から得られる天然多糖である○○に着目しました。理由として、○○は生物に対して有効な性質を示す為、医療分野に応用できると考えたからです。一方で、水に溶けにくく、使用に制限があります。そこで私は、有機合成を用いて○○に水溶性を付与しました。その後、水を添加し、ゲル化させることで麻酔薬を保持できる性質を持たせました。また、添加物を加えたり有機合成の条件を変えたりすることで、麻酔薬の放出時間のコントロールに成功しました。今後は、ゲルをマウスに投与し効果を確認することやより理想的な徐放性を持たせるために架橋剤を加えます。 続きを読む
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Q.
入社後にやってみたい仕事を(正直に)教えてください。(400字)
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A.
ゴミにならないバリアフィルムの開発に挑戦し、食料問題だけでなく、地球環境にも配慮した製品を作りたいです。この理由は、スーパーでアルバイトをしていた時、売れ残った食品がパッケージごと捨てられていることや、研究活動を通して、生分解性を持ちバイオマスとして使えるものがゴミとして扱われていることを知り、これらを解決する為にバイオマスを活かしたいと考えたからです。貴社は食品の鮮度保持のためにバリア性を向上させたりフィルム表面に親水膜を形成させ結露を防止したりする等の新規開発を行っていることから、SeedsとNeedsの両面で製品開発の提案ができる環境に魅力を感じました。この環境で、バイオマスに水溶性を付与する自身の研究を活かし、バイオマスを用いたフィルムの開発や再利用性の高いパッケージの開発に挑戦します。そして、食品ロスを抑制するだけでなく、地球環境にも貢献できるフィルムの開発を成し遂げたいと思いました。 続きを読む