組織の中で問題を発見した時、解決のために模範となって一番に行動し、変化の引き金となることができる。それは、組織のために行動をすることで組織の変化という大きな成果が現れることに達成感を得るからだ。具体的に以下の経験で活躍した。私は米軍基地内の飲食店でホール責任者であった。その際スタッフの助け合い精神の欠如に苦労した。皆自分の仕事のみこなせば良いと考え、他人を全く手伝おうとしなかった。そこで2つのことをした。①日本人流の助け合いの模範となった。自分から手伝うだけではなく、少しでも手伝ってくれた同僚に「I owed you !」と声をかけ手伝うことで、助け合うやりがいを感じさせた。それが広がり「I owed you!」と声をかけ、協力し合う習慣ができた。②同僚を誘い業務外での交流の場を作った。友人同士では協力し合うのを見て、助け合いの欠如はお互い無関心なことも根底にあると気付いたからだ。基地外をよく知らない同僚達を観光に連れ出し、お互いを知る機会を作った。後に私がいなくても開催されるようになり、スタッフの結束が急速に強まった。このように、助け合いがなかった職場で私の行動が変化を起こし、文化として定着させることが出来た。
続きを読む