【未知への挑戦、薬の未来へ】【19卒】ヴィアトリス製薬合同会社の冬インターン体験記（理系/開発職）No.3407（名古屋大学大学院/男性）（2018/9/13公開）

臨床開発職がどのような職業なのか、具体的なイメージを持つことができず職種理解を深めたかったから。外資系の企業であり、世界的に規模の大きな製薬企業がどのような取り組みをして、その地位を得ているのかを見たかったため。

夏季のインターンシップでどのようなことが行われているかを調べて、どのようなインターンシップが行われるのか具体的にイメージした。

インターンシップを通して、職種理解を深める。 また、個人目標とチーム目標を一つずつ設定し、インターン中に達成する。

1日目にやったこと

それぞれのインターン中での目標を発表した後、職種理解のための講義があった。その後、班ごとのワークとして治験実施計画の策定を行った。夜は若手社員を交えた懇談会が行われた。

2日目にやったこと

一日目に行われた治験実施計画を代表の班が発表した。次のワークとして、治験実施施設の選定を行った。二つのワークを通して、開発職の実際の仕事を模擬的に体験する形となった。

開発職各部門の代表

なし

ワークが終わるたびにどのように動けばよかったのかアドバイスを頂けた。また、各班に担当の社員さんが一人ずつついており、インターンシップ終了後二日間の総評をしてくださった。

インターンシップでは、実際に社員の方が行っている仕事に近い内容をワークとして実践したが、仕事の厳しさを感じた。何を取得するために治験を行うか考え、どのようにしたら目標を達成できるのか、かなり先を見据えて動かなければいけないところが大変に感じた。

働いている社員の方がどういう意識、思いを持って仕事をしているかを知ることができた。二日間とにかく多くの社員の方と交流する機会があるので、一人ひとりの仕事に対する考え方など面白い話をたくさん聞くことができた。とても実のあるインターンシップであった。

社員の方と直接お話しできる機会が多くあるので、自分の中で質問したいことをまとめておくともれなく質問できると思った。

インターンシップ中のワークで実際の仕事に近い内容を体験することができたので、もしこの会社で働くことになったらどのような仕事をするのか、という具体的なイメージを持てた。社員の方とお話ししてキャリアについても聞くことができたので、自分のキャリアプランもイメージしやすかった。

参加すれば必ず内定が出るというわけではないが、ここ数年の動向として本選考で採用されている方は、インターンシップに参加された方が大半を占めているという話を聞いた。なので、インターンに参加して印象に残ることが本選考の内定への近道ではないかと思う。

開発職のやりがいは、今後どれだけ新しい薬を継続していけるかというところに大きく関わってくるので、世界的に規模の大きなファイザーはとてもやりがいを感じられると思った。また、海外に大きな基盤を持っている方が国際共同治験などやれることの幅も広がる。

本選考において、インターンシップ参加者はwebテストが免除される。その他の優遇はないが、内定者にインターン参加者が多いため、参加しておくと面接官の印象に残りやすいと思う。

製薬業界の研究職を中心に考えていたが、製薬企業における他の職種も検討したいと考えいろいろ調べていた。製薬企業の規模は大手から中小まで幅広く見ていたが、多くは内資の企業であった。そこで、内資と外資の企業では医薬品開発のスピードにどのくらい差があるのか知りたいと感じていた。また、内資でも海外に基盤を持つ企業に興味を持つようになっていた。

今まで職種としては研究職を中心に考えていたが、インターンシップを通して開発職のやりがいを知ることができ、開発職の選考も受けてみようと思うようになった。また、開発職は医薬品のパイプラインを多く抱え、海外に大きな基盤を持つ企業の方が働く幅が広がるため、内資系の製薬企業だけでなく、外資系の製薬企業にも目を向けるようになった。