【驚きと興味、挑戦の融合】【22卒】ハリマ化成の技術系職種研究開発の本選考体験記 No.19203（新潟大学大学院/男性）（2021/10/19公開）

研究職対象会社説明会

研究職志望の方を対象にした会社説明会。

化学系の知識は専門外であるため、話を飲み込みやすくするためにある程度企業研究を行い情報を手元にまとめておいた。

説明会を受けた後ESの提出と1次面接の予約の連絡が来たため、必須である。

ハリマ化成を志望する理由をお書きください。/1）所属ゼミ・研究室、2）指導教官、3）専攻分野、4）研究テーマ＜題名＞および＜概要＞を箇条書きで記入してください。/大学生活で「自分で考え、自分の力で成し遂げた」ことは何ですか？詳しくお書きください。

リクナビのOpenESで提出

OpenES

化学系の知識は深く持ち合わせていないため、興味に焦点をあてて書いた。

化学系の企業として化粧品会社も同時進行で受けていたため、その内容をある程度流用して内容を決めていった。

なし

オンライン

基本的な質問が主であったので、作り込んできたエピソードトークと自分の持つ熱意を上手く伝えるように注意した。また、ここでは志望動機は聞かれなかった。

面接時間が20分というかなり短い時間であったため、基本的な事柄について事務的に聞かれたかのような印象を受けた。

なし

なし

自己PRをお願いします。

自己PRとして、私は自分が経験したことのない新しい物事に、好奇心を持って飛び込んでいくことができます。私は大学1年次から高校の延長としてバドミントンサークルに所属していましたが、その中で充実はしているが受け身に生きている自分の人生に疑問を持ち、自分の行動で人生をもっと充実させていきたいという思いが強くなりました。そこで、3年次に漫画研究部に、4年次に軽音楽部に所属し、自分のやってみたいことにとことん取り組むという経験をしました。高学年での入部という事で上手く団体に馴染むことができるのかといった不安はありましたが、好奇心を持って飛び込んでいく事でその問題を解決する事ができました。この経験と能力を活かし、貴社に入社した際は初めて取り組む業務であっても失敗を恐れず積極的に知識を吸収し、仕事を進める事ができると考えています。

大学で力を入れた事を教えてください。

アルバイト先の労働環境を改善する事に力を注ぎました。私はビュッフェ形式の飲食店において、3年次から約2年間厨房のアルバイトをしていました。ビュッフェ形式ということもあり来店されるお客様の数が多く、元々あまり会話のない職場であった事もあり、300席という広い店内において統率が取れなくなる事態が多々生じました。その際に自分の中で優先順位の高い行動は何か、周りの従業員が今何をしてもらえれば一番助かるのかといった点を、視野を広く持つことで見極め、最適な指示・補助を行えるように努めました。また、適切な補助のためには相手の考えを理解する必要があると考え、自ら進んで多くの従業員とコミュニケーションを取ることで良好な関係性を築きました。

計算問題や国語の問題はもとより得意であり、他の企業でも受けていたため特に対策はしなかった。

SPI

通常のSPI

なし

オンラインにて実施。

1次面接よりも企業研究を深く行い面接に臨んだのだが、あまり踏み込んだ話はされず面接も時間より早く終了した。どこが評価点なのか分からなかった。

質問は基本的に技術系の職員が行っていた。面接は淡々と質問をしていく形であり、あまりこちらに興味がなさそうなしぐさも見られ案の定落選であった。

なし

なし

アルバイト先の労働環境を改善する事に力を注いだとあるが、注意していたことなどはあるか。

人によって考え方や動き方、一番最初に手を付ける作業などが異なってくるため、それを把握しないと周囲に指示を出したり効率的に動いたりすることはできないと思っていました。そのため、仕事中に相手を観察することで動きを覚えたり気になったことや得たい情報は本人に聞くようにしていました。
深堀：自分の中で優先順位の高い行動は何かを考え行動するという話があったが、それが伝わる具体的なエピソードなどはあるか。
自分はアルバイト中は主に揚げ物の調理をしていたのですが、商品によって上げる時間が違うため同じ時間に揚がるように計算して複数の商品を油に入れたり、上がるまでの手が空く時間で他の調理場の様子を見て次に使いたいお皿を先回りして準備したりといった形で時間を有効活用して効率的に動いていました。

大学ではどのような研究をしていますか。

私は光エネルギー工学研究室に所属しており、現在は誘電体と金属の薄膜構造を用いた太陽光吸収材料の開発に取り組んでいます。現在地球は人口爆発によるエネルギー問題に直面しており、この解決のため太陽光を熱に変換するデバイスである太陽光吸収材料に着目しました。理想的な吸収材料は可視・近赤外光域で高い吸収率、赤外光域で低い放射率を示す「波長選択性」を有し、これは基板上に薄膜を堆積させた構造で実現可能です。吸収材の構造の決定を遺伝的アルゴリズムという手法を用いた最適化によって行い、性能の測定実験などを行ってきました。課題として高温下で組織が崩壊してしまうため、崩壊した材料の表面組織の分析や新たな薄膜構造の提案により耐熱性の改善を図っています。