- Q. 志望動機
- A.
東洋製罐株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2016卒東洋製罐株式会社のレポート
公開日:2017年6月13日
選考概要
- 年度
-
- 2016年度
- 結果
-
- 2次面接
- 職種
-
- 不明
投稿者
選考フロー
企業研究
企業研究として、12月に行われた「エコプロダクツ展」でこの企業のブースに行った。ホールディングス全体での出展であったため、このグループ全体がやっている事業を見ることが出来た。グループも含めると様々な事業を手がけている会社なので、そういった展示会には行かなくても、会社のHPなどでこのグループが何をやっているのか把握しておくと、志望動機などが話しやすくなると思う。なお、自分の時は面接では自分の経験や研究について聞かれることが多かった(もちろん志望動機も聞かれたが)。
志望動機
私が会社選びにおいて重視しているのは「事業内容」と「社風」です。私はこれまで社会の支援があったお陰で、好きな化学を学んでこられました。そのため、受けた恩を社会に還元したいと考えています。それに最も適した職は、これまでの知識を活かせ、様々なモノを作り出す化学メーカーだと思います。特に御社は総合容器メーカーとして、広い範囲で人々の暮らしを豊かにされており、社会貢献度が高いと考えました。また、昨年末にエコプロダクツ展のブースを訪れた際、技術の多様さはもとより、社員の方々の懇切丁寧な説明に触れました。そのような方々がいる会社で働きたいと感じ、御社を志望しました。
1次面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事1/他技術系3~4
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
技術についての質問が多く、研究データについての深い質問もされた。そのため、自分の頭でちゃんと考えて研究をしているのか、ということを見られているように思う。また、自分の専門分野についての知識量も問われる。少し強めの言葉も使われたので、それに臆せず毅然とした、もしくは柔軟な対応ができるかどうかも見られているように思う。
面接の雰囲気
狭い部屋で多めの人数と話すため緊張感はあるが、出迎えに来てくれる人事の方がとても柔和な方で、入室する前にどのようにすれば良いか伝えてくれた。ただし、研究に関する質問では「○○じゃなくて、△△じゃないの?」というような聞き方もされたため、人によっては圧迫感を感じると思う。
1次面接で聞かれた質問と回答
(研究概要を話した後に)あなたがオリジナリティを発揮したところ、工夫したところはどこですか。
この研究において私が一番工夫したところは分析手法です。私が着目している反応をただ行うと、生成物の量が最大になった後、時間経過によってだんだん生成物が少なくなるにも関わらず、副生成物が何も出てこないという問題が生じてしまいました。これについて、私は副生成物の持つ構造の特徴から、溶媒に溶けず沈殿してしまい、検出されなくなってしまったのだと予想しました。そこで、副生成物を溶かせるような溶媒を新たに加えることで、可溶化し、分析することに成功しました。相手がほぼ技術の人だったため、多少の専門用語を使うことで分かりやすく伝えるようにした。
入社後やりたいことはなんですか。
入社後携わりたい仕事は、総合研究です。私はこれまで学んできた化学をできるだけ活かして働きたいと考えております。御社に入社した新入社員の多くはテクニカル本部で設計などの仕事を行うと聞いており、もちろんそれに興味はありますし、面白そうな仕事だと思います。しかし、自分はこれまでの学びを活かせ、更に御社の将来に繋がるような新素材の研究ができるのは総合研究部門であると感じています。そのため、御社に入社できた際には総合研究部門を志望したいと考えています。自分が希望しない部門についても触れ、頭の固い人間だと思われないような回答を心がけた。
2次面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官6
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事/部長(技術込)
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
一番聞かれたのは一次面接の時同様、研究についてであった。また、他の会社ではあまり無かったが、成績や取っている教科について聞かれることもあった。そのため、どれだけ勉強に取り組んできたのかを重視しているようにも感じた。特に、様々な分野への勉強は(本当は専攻のカリキュラムではなく、自主的にやったほうが望ましいのだろうが)受けが良いように感じた。
面接の雰囲気
少し誤った発言もしてしまったが、特にそれをこちらに突っ込むこと無く、面接官同士で解消してくれるような空気であった。また、会場に案内してくれる人事の方が懇切丁寧に対応してくれた。
2次面接で聞かれた質問と回答
(工場見学後の面接だったので)工場見学の中で、何か気になったことはありましたか。
包装系の工場に入ったのは初めてだったので、何もかもが初めて見るものばかりで単純に楽しかったです。中でも、ペットボトルの生産ラインには驚かされました。エコ缶の生産では廃棄がそれなりの数出ていたのに対し、ペットボトルの生産ラインではほとんど廃棄が出ておらず、それだけ製造の技術が高いのだと感じました。技術職で工場研修もあるため、工場についてプラスのイメージを持っていることを伝えるべきだと思い、初めに工場全体についての良い感想を言うようにした。
勉学について、頑張ったことを教えて下さい。
私は大学一年の時から、目的の研究室を定め、その研究室に所属するために全ての教科でA評価を取ることを目標にがんばりました。日々のレポートや課題を出されたその日に行うことで、時間にゆとりを持ち、友人と議論しあう時間を確保しました。その結果、A評価をおよそ9割の教科で取得し、目的の研究室に所属することができました。(渡してあった成績証明書を見て、電磁気や固体物理学もやっているのは珍しいね、と言われ)はい、私の専攻は広い基礎を応用に役立てるという立ち位置を取っているため、様々な教科の基礎を勉強する機会がありました。この会社の事業内容から、様々な分野の勉強をしていることはプラスになると考え、質問されたことには上記のように答えた。
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東洋製罐の 会社情報
会社名 | 東洋製罐株式会社 |
---|---|
フリガナ | トウヨウセイカン |
設立日 | 2012年6月 |
資本金 | 10億円 |
従業員数 | 2,554人 |
売上高 | 2676億1500万円 |
代表者 | 本多正憲 |
本社所在地 | 〒141-0022 東京都品川区東五反田2丁目18番1号 |
電話番号 | 03-4514-2300 |
URL | https://www.toyo-seikan.co.jp/ |
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