【学生の人数】1人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】人事部長クラス【面接の雰囲気】人事部長は穏やかな雰囲気の方で、役員の方はピリッとした雰囲気の方でした。自然体を引き出そうとしつつも、自立した意見を求められているように感じました。【吹奏楽部時代に最も苦労したことは何ですか。】部員120名の意見をまとめることと、顧問の先生の間に立って調整をするという、多様な意見を持つ人々をコーディネートしたことです。そのなかで一人一人の意見を吸収するという力を身につけることができました。はじめのころは、皆がそれぞれの意見を持っており、その意見を採用すべきか、どの意見を切り捨てるべきか悩んでしまい、白黒をはっきりつけようとしていました。しかし、一見全く異なる主張のように感じても、その考えに至ったプロセスに目を向けると意外にも共通点が多いということに気づくことができました。それからは、スピードにとらわれずまずは全員の意見を丁寧に聞くことを意識するようにしました。そしてそれぞれの意見を体系化して一つの方向にまとめる力が付きました。【人生で一番落ち込んだとき、どう乗り越えたか教えてください。】身近な人に自分の悩みを聞いてもらって乗り越えました。自らの考えを口に出して客観的な観点から話をきいてもらうことで、冷静な判断を取り戻せるからです。例えば、高校時代の部活で顧問の先生と意見の対立があったときに、どうすればよいかわからなくなってしまい悩んだことがあります。その時に支えになったのが、同期の仲間です。自分一人で抱え込んでしまうと、考え方が偏ってしまい適切な解決策を見失ってしまうと思い、困ったときには積極的に自己開示をするように心がけてきました。自分の気持ちが楽になるだけでなく、自分にはなかった視点からのアドバイスを得ることもでき、一石二鳥だと感じています。この手の質問には就活用に作り上げたものではなく、素直に答えたほうが深く聞かれたときに対応しやすくなります。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】第一志望であると伝えなくても合格になったことから、パーソナリティを重要視している企業だと感じました。自分の意見を臆することなく素直に答えることが高い評価につながったのではないでしょうか。
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