【面接タイプ】オンライン面接【実施場所】オンライン【会場到着から選考終了までの流れ】開始予定時間よりも少し早くから説明が始まる。接続に問題がないか確認するためにも、早めに接続する方がいいと思う。面接前の説明の時間に、人事の女性から、初めにイギリス人の社員さんから2,3英語の質問が来ると言われた。面接が始まると、説明された通り、イギリス人の女性から英語質問が来た(計4つ)。その後、HRの男性から質問が来たが、それも英語で質問された。結局45分面接の30分間を英語で面接され、その後の10分間をHRの方から日本語で質問され、最後5分間が逆質問の時間となった。これはあくまで私の憶測だが、私がある程度英語で受け答えできていたから英語面接の時間が長くなったようにも感じており、実際、イギリス人の女性も日本語が分かるようだったので、英語が苦手であれば、ここまで英語面接が長くならなかったかもしれない。【学生の人数】1人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】・HRの部長の50代男性 ・マーケティング部門の本社から日本支社に来ている40代後半イギリス人女性 【面接の雰囲気】・イギリス人の女性は、大変楽しそうに私の話を聞いて下さり、リアクションも良かった。意見を述べた後に、褒め言葉をかけて下さるのでリラックスできた。・HRの男性は、イギリス人の女性とは反対にあまり表情が顔には出ず、淡々とお話される方だった。質問に的確に答えていないと思うとツッコんで聞かれたりもした。しかし、私が意見を伝えた後に、「私は○○と思っているんだけど、君はそれについて理解できるかな」「(Growth Mindの質問の際)君がGrowth Mindを体現できているのは、まさにその話の中でこの部分だと思う」など学生に寄り添った会話をして下さった。最後には、私の面接のフィードバックも下さった。【ダイソンのマーケティング部でやりたいこと(英語面接)】私は、御社で、今のブランドイメージに加え、顧客の幸福度を上げる、というイメージを高めていきたいと考えています。なぜなら、既に認知されている、高品質で革新的な製品を生んでいる、というイメージに加え、顧客の生活に幸福を届ける製品を生んでいるよ、というイメージを強めることで、より顧客に魅力的な企業になるのではないかと考えたからです。このイメージ強化のために、具体的に、3つの方法を考えました。1つ目は、技術力の可視化です。技術に詳しくない方にも製品の技術のすごさを明確に伝えることができれば、その製品を持っている優越感や幸福度が高まると考えます。そこで、例えば、デジタルマーケティングの一種としてAR(拡張現実)技術を使い、扇風機の風の流れを顧客自身の使用環境を模した仮想空間の中で可視化するなどして、技術の凄さをわかりやすく顧客に伝えていきたいと思っています。2つ目は、ブランドイメージの認知をより広めることです。今よりもっと多くの人がダイソンは凄い!とのイメージを持てば、製品を持っている価値が上がり、幸福度が高まると考えました。このためには、テレビコマーシャルや街中の広告、ショーケースなどでのイメージ戦略が効果的ではないかと私は考えています。3つ目は、日本市場の特徴を正確にイギリス本社に届けることです。ダイソンの日本の掃除機は、日本人に合わせて背が引く、軽くなっていると聞きました。このように、製品が使用者の特徴や生活環境に適応しているからこそ、使った時の幸せ感を得られると考えます。以上3つの方法を考えたのですが、その中でも私は特に、インサイトチームで、国内外から見た日本市場に密着した仕事をやっていきたいと考えています。【あなたが考えるデジタルマーケティングの未来とは(英語面接)】社会のデジタル化の加速に合わせて、デジタルマーケティングもより発展していくと思います。それに伴い、先ほども述べたように、人は、より自分に合った買い物をするようになり、SNSなど企業と顧客がつながる場所もより増えていくと思います。なので、企業は、今まで以上にデジタルマーケティングに力を入れていく必要が出てくると思います。ただその一方で、商品購入の過程で、顧客が人のつながりを感じる機会は減ってしまうかもしれない考えます。どういうことかと具体的に申しますと、私は、良い商品を店員さんなどから勧められて購入すると、その商品を使うたびに、心のどこかで、○○さんが勧めてくれたからこんなに良いモノに出会えたんだ、と人とのつながりを感じて嬉しくなるんですね。この喜びは、企業と顧客のつながりの中でも大切なものだと考えます。なので、将来のデジタルマーケティングは、デジタルの良さと、従来のアナログ的な人のつながりを融合させたものに深化していくのではないか、そうする必要があるのではないかと考えます。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】質問に的確に答えることと、結論ファーストが大変重要だと言われた。選考を通し、計6人の社員さんに「将来的になりたい自分の未来像」についての質問をしたのだが、全ての方が、目の前の仕事を丁寧にこなしていきたい旨を仰っていた。イギリス本社が培ってきた大切な信念があり、それに沿って真面目に働いていく事が大切であると伝えて下さった社員さんもいた。このような意向を持っていることが、選考を受かるポイントではないかと個人的に感じた。
続きを読む