【19卒】Ｍｅｉｊｉ　Ｓｅｉｋａファルマの夏インターン体験記（理系/MR）No.3587（東北大学大学院/男性）（2018/9/12公開）

MRという仕事がとても勉強が必要な仕事であると学べた。薬は人の健康を守るためのものですが、容量や用法を守らないと薬が毒になってしまいます。それを患者に正しく使ってもらうにはMRが薬についてのプロフェッショナルとして医者に情報を正しく伝えることが必要であり、MRは新しく世の中に出回る薬について勉強を続けていく必要があると感じました。

相手にものごとを伝えるコミュニケーション能力を普段から鍛えておけばよかったと思いました。特に大人としゃべり慣れていないと、敬語などでつまづいて説明がたどたどしくなってしまうと思います。

MRという仕事は薬について勉強し続ける仕事で、仕事内容自体は面白そうに感じました。しかし、毎日車で病院まで行き、クライアントである医者とのコミュニケーションを取って自社の製品をPRしなければならず、かなり大変な仕事であると感じました。そのため、落ち着いた仕事が好きな私には合っていないと感じました。

インターンシップは本当に体験というだけで、参加する学生を絞っていないように感じました。そのため、たとえこのインターンシップでMRを上手く演じられても、選考に直接の影響がないと感じました。しかし、このインターンシップの体験から得られたMRの印象を面接の際に話すことができるので、全くの無駄ではないと思います。

私は研究や開発など、一つのことに打ち込み、何かを作り上げる仕事をしたいと考えていました。しかし、MRの仕事は自分が開発したものではなく、会社が開発したものを紹介する仕事であるので、自社の商品に愛着を持てなければつらいと感じました。そのため、志望度は下がりました。

インターンシップ参加が直接評価に影響するわけではありませんが、MRという仕事を実際に体験してみることで、自分の適性が分かると思います。そのため、本選考には多少有利に働くと思います。

インターンシップの内容で評価されているとは感じませんでした。しかし、インターンシップ参加者には選考開始のメールが送られてくるので、エントリーを忘れることはないと思います。

大学院ではタンパク質などの生命科学系の研究をしているため、研究内容を直接生かせる食品業界や製薬業界の企業を志望していました。しかし、インターンシップの段階では、どの業界が自分に向いているかわからないため、化学業界やIT業界なども広く見ていました。業界は知っていても、何の仕事をしているかの知識がなかったので、ほとんど手当たり次第に応募していました。

業界については変化はありませんでしたが、MRなどのいわゆる営業職には向いていないと感じました。クライアントとのコミュニケーション自体が仕事であるため、調子が良くないときは精神をすり減らしそうだと感じたからです。そのため、このインターンシップを終えた後は、研究職や開発職などの技術職向けインターンシップに限定して応募することにしました。