【ITソリューションで輝く】【20卒】大塚商会の冬インターン体験記（文系/営業職）No.5093（長崎大学/男性）（2019/4/12公開）

インターン参加前の応募の段階では、たのめーるのサービスで何となく名前を知っていた程度の企業だった。オフィス用品を販売している会社だと思っていたが、稼いでいる本業はITソリューションということを調べていく段階で知り、興味を持った。営業職を体感できるプログラムが用意されていると聞き、自分の力を試したくて応募した。基礎編に参加し、優秀者のみ応用編に招待されるということだったので、応用編に参加できれば自分にはある程度の力があるのかなと思い、目標にした。

事前の選考はなかったが、基礎編のインターンシップが事実上の応用編の選考になっているので、基礎編に参加する前に、大塚商会が行っているビジネスの内容を調べたり、ITソリューションがどのようなものなのかを少しでも理解しようと勉強した。

応募

たのめーるをきっかけに、大塚商会にITソリューションの契約を考えている企業に対して提案営業を行う

1日目にやったこと

午前に大塚商会の会社説明と事業内容の説明が軽くなされた後、大塚商会の考える営業職とは、といった内容のミニ講義があった。その後ワークが始まり、昼食の時間を挟んだあと、数回のヒアリングを経て提案資料を作成し、数名の競合他社とコンペ形式での発表があった。優秀者の発表とフィードバックが行われ、先輩社員との懇談会やパネルトークなどが最後にあった。

相手先企業（提案先）の社長

大塚商会のロゴが入ったグッズ

最終的には自分が最優秀賞をいただいたが、その時審査員だった社員の方から「提案内容に多少の抜けがあったとしても、提案に至るまでの過程を評価したからあなたを最優秀賞に選んだ。これは今後社会人になってからも評価されると思うから頑張ってね。」と言われ、素直にうれしかった。

基礎編はチームプレーだったが、応用編は個人プレーだったので、基本的にすべてのことをひとりでやらなければならなかったのが大変だった。ヒアリングの時間が細かく決めれれているので、最終提案までの限られた回数で困っていることや要望を聞き出しながら提案内容を固めていくところが難しかった。

大塚商会が行っている提案営業をリアルに体験することができて、勉強になった。1回のインターンに動員している社員数が比較的多く、社員の雰囲気を実際に接してみてつかむことができた。その結果、事前の調査で耳にはしていたが、かなり体育会系の印象を受けた。

特別な準備や勉強は必要ないと感じたが、ITに関する基礎知識があったほうが内容の理解は早いのではないかと感じた。

参加して学んだことの一つである社風が自分には合わないなと感じたため。今の時代、飛び込みでオフィス機器を買ってもらい、そこからITソリューションなどの大型案件につなげていくというやり方が私には非効率的にしか感じられなかったから。ひたすら営業ノルマを追うことになるのかなと感じた。

体育会系気質のザ・営業会社という雰囲気に合わないため、選考の過程でそれが理由で落ちると思ったから。2度のインターンに参加して、この人と働いてみたいという気持ちが特に起こらなかったことを考慮すると、たとえ選考を受けてもその点が見抜かれるのではないかと考えられたので。

志望度が下がった理由は、自分が社風に合わないなと感じたから。営業会社という印象が強く残っており、自分が働く良いイメージが描けなかったから。内定者がサポート役で入っていたが、正直に言うとレベルの低さを感じる場面が多々見られたのも働く環境としていい印象を受けなかった理由の一つだったから。

九州地区に限ってのことなのかもしれないが、19卒の内定者のうち、九州地区からの採用はたったの2人。しかもその2人は両方ともインターン参加者ではないことがわかった。確かにインターン参加者限定の選考ルートは存在するが、特別優遇されているというわけではないから。

大塚商会の営業職インターンの流れは、まずは基礎編に参加し、優秀者のみが応用編に招待される。応用編のインターン参加者には限定のイベントなどの案内が来て、そのままインターン選考につながっていると考えられる。

特に志望業界は決まっていなかったが、大塚商会のインターンに参加する前は地銀や損保などの金融系を中心にインターンに参加していたので、他の業界も見てみようということでITソリューションプロバイダーである大塚商会のインターンに参加した。BtoBのビジネスを行っている企業がいいなと漠然と思っている程度だった。

業界にかかわらず、ひたすら営業ノルマを追いかけるような営業は自分には向いていないなと感じた。むしろ、自分が相手にとって本当に必要なものを自分が納得して売ることができるようなビジネスを行ってる企業を探すようになった。また、社風はゴリゴリの体育会系はいるだけで疲れてしまうことがわかり、穏やかな社風の企業に行きたいと思うようになった。